桃太郎の都市伝説の闇が深いとして話題になっています。   子どもたちのおとぎ話としても、同様や絵本としても大人気な桃太郎。 岡山を始め、日本各地に桃太郎伝説があるのも、人気の高さゆえとされています。 &nbsp […]

桃太郎の都市伝説の闇が深いとして話題になっています。

 

子どもたちのおとぎ話としても、同様や絵本としても大人気な桃太郎。

岡山を始め、日本各地に桃太郎伝説があるのも、人気の高さゆえとされています。

 

さて、そんな桃太郎ですが、実は今、怖い都市伝説がいくつも浮上しています。

 

  • 桃太郎の歌に隠された怖い意味
  • 桃太郎と鬼門の関係
  • 家来が犬猿雉でなければならなかった理由

 

など詳しく見ていきます。

 

記事は下に続きます。

桃太郎の都市伝説!

桃太郎を知っていますか?

そう聞いて、知らないと答える人は少ないでしょう。

 

桃太郎・金太郎・浦島太郎の三大太郎は日本ではほとんどの人が知っている昔話です。

 

その中でも桃太郎は、不思議な生まれ方と悪い鬼たちを退治したという事で、特に人気が高いですね。

桃太郎といえば子供にもわかりやすい、まさに

 

正義のヒーロー!

 

そんな印象です。

でも、そんな桃太郎にはあまり知られていない話や、これまでの印象が大きく変わってしまう、そんな話があるのです・・・

 

歌の歌詞が怖いと話題に

まず多くの人が知っている桃太郎の歌から見てみましょう。

 

桃太郎の歌、皆さん聞いた事があると思います。

どんなだっけ?と思った人も、出だしの

 

「も~もたろさん ももたろさん♪」を聞けば。あぁ!と思い出すのではないでしょうか?

出だしがわかればなんとなく歌えてしまう、日本人には馴染んだ歌のひとつです。

 

しかし逆に、この曲が6番まである事を知っている人、そして最後まで歌える人となると少なくなってしまうのです。

 

では、あまり知られていない後半の歌詞は一体どんなものなのか?

ちょっと見てみましょう。

 

まずは多くの人が知っている1番~3番。

 

『桃太郎さん 桃太郎さん

お腰につけたキビダンゴ

一つわたしに 下さいな

 

やりましょう やりましょう

これから鬼の征伐に

ついて行くなら やりましょう

 

行きましょう 行きましょう

あなたについて どこまでも

家来になって 行きましょう』

 

ここまではたくさんの人が知っている歌詞ですね。

鬼退治に出た桃太郎にサルたちがきび団子を求め、一緒に鬼退治をする事になった場面が描かれています。

 

この段階では、

 

「自ら家来になろうと言い出してしまうほどのきび団子とは、一体どれほどの美味しさなのか?」

 

と思う事はありますが、まあ、昔話にある通りの普通の歌詞です。

 

桃太郎の後半の歌詞が怖すぎる…

しかし4番。

ここから先は知らない人が多いのではないでしょうか?

 

4番から、鬼が島に到着してからの内容になります。

そしてここから、桃太郎の印象がちょっと変わってきます。

 

『そりゃ進め そりゃ進め

一度に攻めて攻めやぶり

つぶしてしまえ 鬼が島』

 

自分たちや他の村を襲っていた鬼たちを退治する為に鬼ヶ島に来た桃太郎ですが、『つぶしてしまえ』までくるとちょっと過激ですね。

 

鬼たちにもお年寄りや子供等の、非戦闘員(?)もいるでしょうに、つぶしてしまうのはやり過ぎです。

悪者として描かれている鬼たちですら、村をつぶすまではしていなかったのに・・・

 

そして5番です。

 

『おもしろい おもしろい

のこらず鬼を攻めふせて

分捕物(ぶんどりもの)をえんやらや』

 

桃太郎・・・完全に楽しんでいます。

鬼たちを倒す事に、快楽を覚えています。

 

昔話では桃太郎の主観が描かれていないので、桃太郎がどう考えていたのかわからなかったのですが…

どう考えても正義の為に戦ってはいません。

 

しかも最後、普通に鬼たちから盗みを働いています。

鬼たちに盗られた分だけを返してもらうだけにはとても思えません。

 

そして見るのも恐ろしい6番です。

 

『万万歳 万万歳

お伴の犬や猿キジは

勇んで車を えんやらや』

 

無事に鬼退治を終え、村に帰る桃太郎。とても意気揚々となっているのがわかります。

しかし、どうやらぶんどったお宝が乗った重い車は犬たちにひかせているようです。

 

確かにきび団子を貰う時に自ら家来になります宣言をした犬・猿・雉ですが……

 

こうしてみると、4番以降があまり知られていないのがわかる気がします。

桃太郎に対しての

 

  • 『正義の味方』
  • 『昔話を代表するヒーロー』

 

的イメージが崩れてしまうからですね。

しかしそれにしても、鬼ヶ島で知ってしまった快楽を、村に帰った後完全に封印出来るのでしょうか?

 

快楽連続殺人を犯した多くの犯人は、捕まるまで自分を止める事は出来なかったと言っていますが、桃太郎も、ひょっとしたら……

 

桃太郎と鬼門の関係性

では、次は違う視点から桃太郎を見てみましょう。

桃太郎って、そもそもなぜ桃太郎なのでしょうか?

 

別に柿太郎でも栗太郎でも林檎太郎でも梅太郎でもよかったはずです。

なのになぜ、柔らかくてちょっと強く触っただけで傷んでしまう、イメージ的には脆くて弱い印象の『桃』太郎なのか?

 

それには理由があったのです。

 

皆さんは鬼門という言葉をご存知でしょうか?

 

鬼門とは、陰陽道で鬼が出入りするとされる、不吉な方角の事です。

具体的には北東の方角を指します。

 

鬼が出入りしている所=鬼ヶ島として考えた時、鬼ヶ島が北東の方角にある=桃太郎のいる村は鬼ヶ島から見て南西にあるという事になります。

この桃太郎がいる鬼門とは真逆の方角は裏鬼門と呼ばれ、鬼を封じる事の出来る方位なのです。

 

それぞれの方角を陰陽師五行に当てはめてみると、

 

鬼門は火行

桃太郎のいる裏鬼門は金行

 

になります。

 

金行は秋の象徴で、五果のうち該当する果物は『桃』になるのです。

ですから、鬼を退治する役割を背負ったヒーローは、どうしても『桃』太郎でなければならなかったのです。

 

陰陽道は、桃太郎が語られていたはるか昔の時代には、

 

  • 政治の全てに陰陽師の意見を取り入れていた
  • 建物を立てる際は、陰陽道の考え方(鬼門の位置)をまず考えた

 

等、最も重視されるものでした。

その考え方があったからこそ、桃太郎という物語にも、深く陰陽道の思想が浸透しているのです。

 

家来が犬猿雉でなければならなかった訳

では次に、お供です。

 

鬼ヶ島に連れて行くお供ですから、戦闘力を考えて熊とか狼とか、もっと強い動物の方が良かったのではないかと思いませんか?

 

なんといっても相手は鬼ですから、余程強くなくては勝てないはずです。

あるいは、もっと複数の動物を連れていき、数の暴力で戦う手段もあったでしょう。

 

けれど、桃太郎のお供になったのは犬・猿・雉の2匹と1羽のみでした。

 

なぜ犬猿雉でならなければいけなかったのか?

そうやって考えた時、このお供たち、何か気が付きませんか?

 

猿・雉(鳥)・犬は、

 

 

つまり、干支の一部なんです。

 

干支も五行により分けられます。

 

  • 木行が寅・卯・辰
  • 火行が巳・午・未
  • 土行は干支がありません
  • 金行が申・酉・戌
  • 水行が亥・子・丑

 

とそれぞれ当てはめられています。

 

そして、桃太郎は金行。

そう、申・酉・戌は桃太郎と同じ、鬼を倒す役割を背負った金行の仲間なのです。

 

また、方角で見た時も、裏鬼門は南西、つまり未の方角と申の方角の丁度真ん中になります。

そこから鬼ヶ島のある北東に進む時、出発して時計回りに進むと出会うのが申・酉・戌になるのです。

 

つまり桃太郎のお供が、桃太郎が『桃』太郎でなければならなかったのと同じく、お供も猿・雉・犬でなければならなかったのです。

 

鬼は干支と深い関係が

今度は鬼についてみてみます。

鬼は桃太郎だけに登場する訳ではありませんから、

 

五行の元に登場するのは鬼でならなければならなかった

 

という理由はありません。

けれど、そんな定番の鬼でも干支には関係しているんです。

 

ちょっと鬼の姿を想像してみて下さい。

どんな姿が思い浮かびますか?

 

体が青かったり赤かったり、大きかったり小さかったりしていますが、どの鬼にも必ず角がありませんか?

そして着ているものの柄は必ず虎柄ではないでしょうか?

 

これは実は、鬼門からきているんです。

 

鬼が現れる鬼門の方角は北東。

それは丑と寅の方角なのです。

 

ですから、鬼は鬼門を象徴して、牛のような角を持ち、虎柄のものを身に着けているという訳なのです。

 

桃太郎の都市伝説が怖すぎる…

桃太郎に関する都市伝説を色々みてきました。

 

ただの子供向けの単純明快なおとぎ話、そして悪者退治をする正義のヒーローだとばかり思っていた桃太郎ですが、桃太郎の知らない怖い一面があったり、設定に深い理由があったりしていました。

 

昔は陰陽五行はじめ、色々なしきたりや考えによって動いていました。

 

「ある所に向かうのに方角が悪いから、前日、違う方角に向かい一泊して目的地に向かう」

 

という、現代ならありえないような行動も、今では信じられないかもしれませんが普通に行われていました。

ですから今普通に読んだり聞いたりしても気付かない、色々な事が昔話には隠されているのでしょう。

 

そしてひょっとしたら、他のおとぎ話のヒーローたちも、私たちが知らない顔を持っているかもしれません……

 

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