ドラえもんの怖い話について、まとめてみました。   ドラえもんと言えば、子供から大人まで愛される素晴らしい作品です。 ・・・表向きは、ね。   本当は怖いドラえもんの話・・・詳しく見ていきましょう。 […]

ドラえもんの怖い話について、まとめてみました。

 

ドラえもんと言えば、子供から大人まで愛される素晴らしい作品です。

・・・表向きは、ね。

 

本当は怖いドラえもんの話・・・詳しく見ていきましょう。

 

記事は下に続きます。

ドラえもんの怖い話まとめ

ドラえもんの怖い話をまとめてみましたので、見ていきましょう。

 

今回は全部で8個、ご紹介します。

 

最初に言っておきますね。

いくら怖いからと言ってドラえもんのこと嫌いにならないでください・・・!

 

タレント

雨の降る校庭で、のび太が傘を差しながら「地下世界の商店街へ行きたい」 と、ドラえもんに頼むことからこのお話は始まります。

 

ドラえもんとのび太は、いつもの空き地で通り抜けフープのような道具で地底へ飛び込みます。

着いた先は地底とは思えないような明るい部屋。ですが、照明はありません。

 

そこにベレー帽を被った少女が、近づいてきます。

そして、のび太とドラえもんに赤い封筒、インク、鉛筆を手渡して、どこかへ消えていきました。

 

2人が少女の後を追うと、警官のような妙な人達に

 

「君達は撮影か、撮影ならアチラだ」

 

案内されます。

 

「撮影?なんのことだろう?」

 

と思いながらついていくと、木琴のような板が並べられている通路の先に行き着きました。

 

そしてその先に大きな地球のミニチュアがあったのです。

 

するとその地球のミニチュアはパックリと割れて、中から黒い血のような液体が流れ出したのです。

 

それを2人が見て驚き、震えて抱き合って終了。というお話。

 

震えて抱き合って終わりというなんとも意味深な終わり方だと思いませんか?

 

ミニチュアの地球ではなく、のび太たちが住んでいる本当の地球だったのかもしれませんね・・・。

 

どこでもドアは本当は怖い

どこでもドアというのは、自分の生きたいところへすぐに行ける道具。

 

入口側のドアを通過する物体を原子レベルでスキャンし、その読み取った通りの原子、分子の状態を出口側のドアで再現しているのです。

 

簡単にわかりやすく言うとのび太などのコピー&ペーストということ。

 

どこでもドアを使うと、記憶も感情も性格も意識も・・・何もかもそのままの状態で、コピーされ、出口に瞬間移動すると言うことなのです!

 

が、なんと入り口側にいる者は、真っ暗な異空間へたどり着き、焼かれて死んでしまう言われているのです。

 

どこでもドアの入り口に入っていった者は、出口にたどり着くわけではなく、真っ暗な異空間にたどり着くだけ。

 

どこでもドアに入ると自分のコピーを残し死んでしまう。

それの繰り返しということです。

 

死んだことなんて知らないコピーされたのび太はまたどこでもドアを使う。

 

何回も死んでいるということですよね・・・。

本当にそうだとしたら、ただの殺人アニメのようにも思えてしまいます・・・。

 

無の空間で永遠に

とあるドラえもんのお話で、のび太がトイレに行きたくなり夜中に目を覚まします。

 

目をこすりながら階段を下りていると電話が鳴りました。

出てみるとザァ・・・ザァ・・・というノズルの音が聞こえてきます。

 

さらに耳を澄ますと「二日後・・・使うな!」と聞こえたのです。

 

怖くなったのび太はトイレに行くことも忘れ布団へと戻ります。

そしてその日は終わるのですが、二日後・・・。

 

のび太は友達の家に行くためにドラえもんにどこでもドアを出してもらうことにしました。

 

いつものようにワープして目的地へと向かったのですが・・・。

 

なんとたどり着いた先は周囲に何もない真っ白な空間。

 

部屋に残されたドラえもんが何気なく、どこでもドアを開いたことにより事の重大さに気づきます。

 

どこでもドアは故障してしまっていたのです!

 

そして本来はつながるはずのない「無の空間」へとつながってしまっていたのです。

 

「のび太君を助けなくちゃ!」

 

ドラえもんは慌ててどこでもドアの中に入るのですが・・・

 

助ける手段もなく、ドラえもんも謎の空間に取り残されてしまうのです。

 

そのためドラえもんは最後の手段として「タイム電話」を使います。

 

「タイム電話」というのは、固定電話を使って過去や未来の人間と電話ができる道具。

 

これを使いドラえもんは二日前の野比家に電話をかけ

 

「二日後にどこでもドアを使うな!」

 

と叫ぶのです。

 

ですが、本来存在しない空間から電話をかけたためか、ノイズが発生してしまい肝心な部分が伝わらなかったのです。

 

そのため、ドラえもんとのび太君は永遠に「無の空間」に取り残されてしまうのです。

 

と、いうお話・・・。

なんて恐ろしいんでしょう。

 

何もない空間に取り残される。想像できませんよね。

秘密道具の手入れはしっかりと行っておいてほしいものです・・・。

 

バラバラボタンの話を知っているか

このお話はテストで0点を取ったのび太が泣きながら家に帰るシーンから始まります。

 

そしていつものようにのび太はドラえもんに、「頭がよくなるもの」や、「テストで高い点数が取れるもの」などの道具を要求します。

 

そこでドラえもんは「バラバラボタン」という道具をのび太に渡します。

 

「バラバラボタン」は、自分の体の一部と誰かの体の一部を入れ変えることができる道具。

 

のび太君は、道具を使って頭を出木杉君と変えようとします。

 

もちろん頭脳的な意味なので脳みそだけ。顔はのび太のままです。

 

とにかくのび太は急に頭がとてもよくなりました。

 

テストの問題もさらさらと説くことができて、テストもいい点数を取ることができたのです。

 

調子に乗ったのび太は強くなるためにジャイアンと腕を交換します。

 

そのあとも自分のなりたいものがあると、その人と体の一部をとっかえひっかえしていました。

 

最終的には速く走りたいという思いから犬と足を交換してしまうのです。

どう考えても気持ち悪いですよね・・・。

 

犬の足がついた人間になんて誰も近づきたくないでしょう。

 

次第にのび太の周りには人が来なくなり、誰も相手にしてくれなくなってしまったのです。

 

そして後悔したのび太にドラえもんが「欲張りすぎ。」と突っ込んでこのお話は終わります。

 

のび太のように欲張りすぎるのは、いけないことであるということがわかるお話ですよね・・・。

 

何より足は犬他は人間というのが想像するだけでも不気味すぎます・・・。

 

独裁スイッチで見えたドラえもんの本性…

いつもジャイアンに殴られてばかりののび太。

 

のび太はドラえもんに、

 

「ジャイアンさえいなければ殴られないのに」

 

と言います。

すると、ドラえもんは「どくさいスイッチ」を出してきたのです。

 

この道具は、未来の世界の独裁者が、邪魔な人間を消すのに使う道具

 

あまりの怖すぎる道具のため、のび太は使用をためらうのですが再びジャイアンに殴られ、はずみでスイッチを押してしまったのです。

 

もちろんジャイアンはこの世から消えました。

 

さらに、消された人間は、最初から存在しなかったことになるのでジャイアンは元からいない存在に。

 

いつも一緒にいたスネ夫でさえジャイアンのことを忘れてしまったのです。

 

そのあと、皆にバカにされる夢を見たのび太は、

 

「だれもかれも消えちまえ」

 

と寝言を言ってスイッチを押してしまいます。

 

「だれもかれも。」・・世界から、のび太以外の人間が消えてしまいました。

 

お母さんもお父さんも、もちろんドラえもんも消えてしまいました。

 

この話は、内容的に単行本化するかどうか出版社が悩んだという噂もあるのですが、無事収録されています。

 

人を消してしまう道具・・・ドラえもんの持っている道具の中で1、2を争うくらい怖い道具といってもいいでしょうね。

 

バイバイン

ある日のおやつの栗まんじゅうを食べてもなくならない方法について考えるのび太。

 

ドラえもんは、「増やしたまんじゅうを残さないこと」を条件に、「バイバイン」という道具を貸してくれます。

 

「バイバイン」とは、物にかけると5分ごとに2乗倍、つまり5分で2個、10分で4個、15分で8個…と増やすことができる液体です。

 

それを栗まんじゅうにかけたのび太。

どんどんと栗まんじゅうが増えていきます。

 

最初は食べられていたのび太も、増え続けていくにつれおなかもいっぱいになっていき食べることができなくなってしまいました。

 

しまいには部屋いっぱいに栗まんじゅうが・・・。

 

結局栗まんじゅうは破棄することになったようです。

 

増え続ける栗まんじゅう。

想像しただけでお腹がいっぱいになり、気持ち悪くなってしまいますよね・・・。

 

食べられなくて破棄なんてもったいない・・・。

 

悪魔のパスポートは本当にやばい

悪魔のパスポート・・・

 

このパスポートを提示すれば、小さなことはカンニングから大きなことは殺人、強盗などの凶悪犯罪に至るまで、どんな悪事も免罪されるという恐ろしい道具です。

 

外見はパスポート状で、表紙には悪魔の顔のシルエットが描かれ、「PASSPORT OF SATAN」と表記があります。

 

見た目の恐ろしさ、中身の恐ろしさとにかく恐ろしいものだったため、ドラえもんは焼き捨てようと考えていたのですが、うっかり忘れてしまったようです。

 

そしてのび太がこのパスポートを見つけてしまいます。

 

のび太は、悪魔のパスポートで本屋から漫画を盗んだり・・・。

ゴミ箱を蹴ったり、お金を盗んだりしました。

 

が、次第にのび太は罪悪感に駆られます。

根はやさしいのび太ですからね。

 

最終的には犯した悪事をすべてなかったことにします。

 

が、元に戻すのには人力が必要。

仮に人を殺したらそのままということです。

 

のび太だからこそ人を殺せなかったのでしょうが、他の人が持っていたら殺人事件がいたるところで起こってしまっていたかもしれませんね・・・。

 

そう考えると本当に恐ろしい道具です。

どうかお願いだから忘れずにしっかり焼いてねドラえもん・・・。

 

無人島にて・・・

ある日両親とドラえもんに叱られたのび太は、家出を決意します。

 

家出を止めるドラえもんを気絶させ、ポケットから道具を持ち出して、タケコプターで無人島を見つけました。

 

ですが、何も確認せずに手あたり次第に持ってきた道具は、無人島では役に立たないものばかり。

 

水を飲もうとして「モグラ手ぶくろ」で穴を掘るが、海水しか出てこないし、水が飲めないと生きていけない、と帰ろうとし島を出ようとするが、ミスでタケコプターだけ飛ばしてしまい、島から出られなくなってしまいます。

 

そこで、さすと雨が降る傘があるのに気づいたのび太は、雨が降る傘を使い、実がなる木を地面にめり込ませて、水と食料を確保します。

 

ドラえもんのことだから、すぐ助けに来てくれるだろう。

 

そう思っていたのび太ですが、なんと1ヶ月、1年、3年、5年たってもドラえもんは現れないのです。

 

このコミックスではこのお話の後に、漫画を読んだり昼寝をしたり普通に生活しているのび太のお話が描かれています。

 

と、いうことは同じ時空間に、現在無人島にいる自分と、未来から来た自分が2人いるということ。

 

無人島で助けを待つのび太と普通に生活しているのび太。

 

最後まで読まないと怖さがわからないので是非読んでみてくださいね。

ドラえもんって本当は怖い

ドラえもんの道具ってよくよく考えると本当に恐ろしいものばかりですよね・・・。

 

いや、そんなふうに使える道具を渡す、ドラえもんが一番怖いのかもしれません。

 

子供向けの楽しいアニメですが、大人の私たちからしたら裏の設定まで読み取ってしまうので恐ろしいアニメのようにも思えてしまいます。

 

このように秘密道具の奥深くまで知っていくと、違った視点からドラえもんを見ることができるのではないでしょうか。

 

ぜひ、ご紹介した道具の出ているアニメをもう一度見てみてください。

 

違った面白さがあり、楽しいかもしれません。

または、もっと恐ろしいことに気づいてしまうかもしれませんね・・・。