ジブリの面白い都市伝説の数々を見ていきます。   日本が世界に誇る映画の一つ『ジブリ作品』 人気の作品だけに、様々な憶測や考察を呼び、結果としてそれが多くの都市伝説を生み出すきっかけにもなっているのです。 &n […]

ジブリの面白い都市伝説の数々を見ていきます。

 

日本が世界に誇る映画の一つ『ジブリ作品』

人気の作品だけに、様々な憶測や考察を呼び、結果としてそれが多くの都市伝説を生み出すきっかけにもなっているのです。

 

今回は、そんなジブリ作品に関する面白いと話題の都市伝説の数々について見ていきます。

 

記事は下に続きます。

ジブリの面白い都市伝説6選

ここからは、ジブリの面白い都市伝説の紹介です。

 

  • トトロは死神
  • ナウシカの舞台は火星
  • 千と千尋の神隠しは大人の男の遊び場
  • ポニョは死後の世界
  • もののけ姫は税金対策
  • ラピュタの幻のエンディング

 

いずれ劣らぬビッグネームなジブリ作品。

これらに含まれた、知られざる興味深い都市伝説を見ていきます。

 

この記事を見た後だと、きっと今までとは違う視点で、ジブリ作品が見れるはずですよ。

 

トトロの都市伝説

大人気作品・トトロの都市伝説を2つご紹介します。

実はちっとも心温まらないホラーな作品だった・・・なんてオチ、最高ですよね?

 

サツキとメイは死んでいた

サツキとメイは死んでいたという都市伝説があります。

皆さんご存知の通り、サツキとメイの母親は、病気で入院していますよね。

 

しかもその病気と言うのが結核であり、もう先は長くないという状態です。

そんな母親の入院している病院へ、サツキとメイは近くまでは行っているのですが、実際に母親には会っていないのです。

 

これは、「会いたくても会えない」または、「近くまで迎えに行っている」と捉えることができるのです。

そして、物語の最後の方では、母親がベットに横になりながら

 

「今、あの木の横で、サツキとメイが笑ったような気がした」

 

と話しているのです。

この発言、生きている人に言うには少しおかしな感じがしませんか?

 

さらに、母親の近くにいた父親はその姿、見えなかったのです。

これにより、死んだサツキとメイが見えていた母親という設定が完成します。

 

「結核になってしまった母親は、死期が近くなったため、その時にサツキとメイが見えた。」

 

ということなのです。

母親のおかしな発言と言うのは、自分に死期が近いということを悟ったゆえの言葉だったのです。

 

トトロは、死神だった

題名にもなっているトトロ。

このトトロは死神だったという都市伝説があります。

 

まず、トトロは伝説の存在として囁かれている「トロール」を参考にしていると言われています。

トロール

北欧に伝わる伝説の生き物。子供にしか見ることができず、日本で言う死神のような存在として恐れられている。

子供以外にトロールを見ることが出来るのは、

 

  • 死期が近い人間
  • もう既に命を落としている人間

 

のみである

 

トトロは不思議なことに、サツキとメイは見ることができるのですが、父親には見えないのです。

トロールの伝承とトトロの存在とを考えると、

 

トトロが見えているサツキとメイは死期が近い、あるいは既に死んでしまっているのでは?

 

と言われているのです。

 

さらに、となりのトトロの主題歌の歌詞には「子供の時にだけ~あなたに訪れる」という部分があります。

なのですが、まだ子供であるカンタという登場人物の少年は、トトロを見ることができなかったのです。

 

そして、物語の中盤では、メイはトトロを見ることができたのですが、サツキは見ることができずにいました。

ようは、メイは物語の中盤から死んでいたが、サツキはまだ生きていたということになるのです。

 

メイが一人で母親の入院している病院へ向かう場面がありましたが、その時に死んでいたのです。

トトロの物語でもとても印象深い

 

「沼にメイのものと思われるサンダルが落ちている」

 

という場面。

あの時にすでにメイは、水死していたのです。

 

メイがいなくなった後に、「妹のところに連れて行って!」とサツキは、トトロに頼みました。

すると、トトロが見えるようになったのです。

 

つまり、死んだメイのところ(あの世)へ連れて行かれたので、サツキもトトロを見ることができるようになったということです。

これらの背景から

 

トトロは死神だ。

 

と言われるようになったのです。

このように、読んでみると

 

  • 本当にトトロは死神なのでは?
  • サツキとメイは死んでいるのでは?

 

と思えてきますよね・・・。

 

ナウシカの裏設定に驚き

「風の谷のナウシカ」は、なんと火星を舞台にしているとの都市伝説があるのです。

知っていると言う方も多いと思いますが、「風の谷のナウシカ」は、極限まで発達した人類の文明が、「火の七日間」で荒廃した後の世界が描かれています。

 

火星では、強風が吹いていて荒れているため、重力も地球の3分の1ほどしかありません。

ですから、メーヴェのように動力が小さく、風の力を利用すると飛ぶことのできる飛行機があってもおかしくありません。

 

さらに、高いところから落ちても、地球より助かる確率は高いのです。

 

そして、火星というのは赤いですよね。

火星が赤いのは火星の土に含まれる鉄分が影響しているものと言われていて、いたる所が錆に覆われているのです。

 

  • 風使いの存在
  • 高いところから落下しても無事であること
  • 錆とセラミックに覆われた土地

 

など、物語の根幹を占める要素を考慮すると、ナウシカの舞台は火星であるということが分かるのです。

「風の谷のナウシカ」を見るときには、火星らしいところを探して見てみるのも面白そうですね。

 

千と千尋の神隠しの秘密

日本歴代興行収入第1位になった、「千と千尋の神隠し」

主人公である千尋は、現代で言う風俗店で働く女性がモデルとなっているという都市伝説があるのです。

 

千と千尋の神隠しの舞台である油屋は湯屋のこと。

江戸時代の湯屋では、湯女(ゆめ)という風俗嬢のような女性が働いていたのです。

 

そして、千尋は湯屋で働く際に「千」という名前になりますよね。

この「千」は、まさに源氏名を表しているのです。

 

さらに、湯屋にやってくるお客様である神様はみんな男性(男の神様)ですよね。

そして仕事として、お客様の背中を流したりしている場面も見ることができます。

 

何より、従業員も若い女の子ばかりですし・・・。

 

このような意味から、湯屋が風俗店(ソープランド)のような施設であったということが分かるのです。

また、宮崎駿監督があるインタビューで

 

「今の時代、描くのにふさわしいのは風俗産業だ」

 

と答えていることもありました。

 

まさに、描くのにふさわしいのは風俗産業というのは、「千と千尋の神隠し」のことなのでしょう。

 

ポニョの裏設定は死後の世界!?

小さな子供たちからとても人気のある「崖の上のポニョ」

津波で街が水没した場面がありますよね。

 

そのような場面から、「崖の上のポニョ」は、死後の世界を表しているという都市伝説が生まれたのです。

 

  • 町が水没したのにも関わらず、水が濁っていないこと
  • 老人ホームの老人たちが若返って、動かなかった足が動き、走り回っていること
  • 何よりも水中なのに呼吸が出来ていて、それを不思議に思わないこと

 

どう考えても不自然な点がいくつもあるのです。

また、この作品の音楽を手掛けた久石譲さんは、

 

「死後の世界、輪廻・魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。」

 

とのコメントもしています。

崖の上のポニョは死後の世界をイメージして描かれた作品ということなのでしょうかね

 

もののけ姫の都市伝説

「もののけ姫」は、税金対策として作られたアニメだと言う都市伝説があります。

1980年代から1990年代にかけて、

 

  • となりのトトロ
  • 火垂るの墓
  • 魔女の宅急便

 

など、スタジオジブリ作品が面白いように売れていきました。

売れるということはとても嬉しいことなのですが、そんな中で気になることが税金というもの。

 

スタジオジブリ作品を更にレベルの高いものにしていくのと同時に、税金対策として作ることを決めたのです。

 

そのため、スタジオジブリ作品の中でも「もののけ姫」は、一番制作費用が掛かっていると言われています。

どのくらい使ったのかということは分からないのですが、宮崎駿監督が自らそのように言っていたのです。

 

さらに通常は5~7万枚の作画枚数でアニメーションは作成されていたのですが、もののけ姫はなんと14万枚と言う倍以上の作画枚数をほこっているのだとか。

このような話を聞くと、本当に税金対策で作られたのではないかと思いますよね。

 

ラピュタの面白い都市伝説

「天空の城ラピュタ」には、幻のエンディングがあるという都市伝説が存在します。

そのエンディングとはテレビ放送で1度だけ流されたもの。

 

スタッフロール(制作関係者の名前一覧が流れる)場面で「パズーがシータを故郷に送る描写」があり、このエンディングは、いくつか選んだ本編の場面とイラストのカットにスタッフロールを重ねた映像になります。

 

実はこのエンディングが、2種類あるのは本当だったのです!

エンディングの3つ目に登場する画像が、一緒に凧に乗っているシータとパズーの場面なのですが・・・

 

  • 1つは、天に昇って行くラピュタを見つめる場面
  • もう1つは、2人が笑顔でこちらに向いている場面

 

です。

さらに、最後の空から下を見た場面も、雲の形や地形が違っているのです!

 

この都市伝説は、放送されたのが金曜ロードショーではない地方局で、エンディングをフルで流せなかったため、その時にテレビ局側で、編集したものではないかと言われています。

幻のエンディング、今までに1度しか放送されたことのないエンディング是非、見てみたいですよね。

ジブリのおもしろ都市伝説まとめ

今回は、ジブリの知られざる面白い都市伝説を紹介していきました。

 

ジブリの作品と言うのは、1つ1つに都市伝説が必ず付き物のようです。

「確かにそうかも!」と思う都市伝説もあれば、「んー?どうかな?」と思う都市伝説もあり、見ていてとても面白いですよね。

 

一度都市伝説を頭の中にいれて、アニメを見てみいるのも面白いでしょう。

また、じっくりとジブリ作品を見てみることで、あなたが都市伝説を見つけることができるかもしれませんね。