くしゃみの都市伝説について見ていきます。   くしゃみの回数で、噂の内容がわかる。 こんな子どもじみた都市伝説、信じている人は少ないみたいです。   しかし、本当はこれ、真実なんです。 くしゃみの都市 […]

くしゃみの都市伝説について見ていきます。

 

くしゃみの回数で、噂の内容がわかる。

こんな子どもじみた都市伝説、信じている人は少ないみたいです。

 

しかし、本当はこれ、真実なんです。

くしゃみの都市伝説が本当である理由、考察していきます。

 

記事は下に続きます。

くしゃみの回数と噂の関係性

まずは、くしゃみの回数と噂の内容について見ていきます。

 

  • 一回くしゃみが出るといい噂
  • 二回目のくしゃみは悪い噂
  • 三回くしゃみが出ると惚れられている
  • 四回連続以上が風邪の引き始め

 

このように言われています。

また、この噂には地域差があり、中には

 

  • 一回目のくしゃみで非難・悪口を言われている
  • 二回目のくしゃみは笑われている・バカにされている
  • 三回目のくしゃみは惚れられていて
  • 四回目は風邪を引いた

 

というものもありました。

多少は異なりますが、このようにくしゃみの回数で噂されている内容がわかる、という面白い都市伝説が流れているのです。

 

くしゃみが出る曜日で分かること

更に、くしゃみが出る曜日でも色々なことが分かります。

 

  • 月曜日のくしゃみは、何か悪い事の前触れ
  • 火曜日のくしゃみは素敵な人との出会いの知らせ
  • 水曜日のくしゃみで良い連絡が来る
  • 木曜日にくしゃみをすると良いことが
  • 金曜日にくしゃみをすると悪いことが起こる
  • 土曜日のくしゃみは恋人と何かが起こることの暗示
  • 日曜日は・・・特になし

 

というものです。

 

くしゃみ一つで、これほど多くのことが分かる・・・

眉唾ものではありますが、実はこのくしゃみの都市伝説には根拠があったのです。

 

くしゃみの都市伝説は本当とする根拠

くしゃみの都市伝説は本当だとする根拠を見ていきます。

そもそも、くしゃみとは本来

 

【風邪、埃、眩しさなどが原因で起こってしまう生理現象】

 

と今の時代には分かっています。

ですから、これだけで考えると、くしゃみと噂の関係はありえない!と思うでしょう。

 

しかし、です。

 

まだまだ科学の未発達な時代には、そういった知識は一切なく、くしゃみとは原因不明で襲ってくる未知の現象だったのです。

この解明できない未知の恐怖は、昔の人達を震え上がらせます。

 

というのも、はるか昔の人たちは、呼吸とは命にも等しい大切なものである、と認識していました。

 

実際、今でも古くからある武術の流派では、何よりも呼吸を重要視していて、最初に呼吸をみっちりと教えこみます。

呼吸の重要性を、現代人よりも遥かに重視していたのです。

 

そんな昔の方たちにとって、くしゃみが出るということは、自分の大切な呼吸が以上を起こしている状態を意味しています。

そのことに怯えた人たちが、

 

悪霊が、私の魂を吸い取ろうとしている

呪いにより、私の命が口から吐き出されてしまう!

 

と考えたのです。

 

更に、当時自分の噂話は不吉なことを引き起こす縁起の悪いものとして信じられていました。

そのため、

 

  • くちゃみは悪霊などの不吉の知らせ
  • 噂=不吉な予兆

 

と、両方が不吉なものとして関係しあい、いつしかそれが重なり、

 

くしゃみをすると、誰かが自分の噂をしている

 

という意味合いへと変貌していったのです。

つまり、この時すでに、

 

くしゃみ=噂をされている

 

という意味合いに、少なくとも昔の人の中では紐づけられていたのです。

・・・とは言え、これだけではまだ、

 

昔の人にとっては、くしゃみは噂と関係していた

 

ということにしかなりません。

ここからが、うわさとくしゃみの都市伝説を本当とする根拠です。

 

言霊はすでに乗っている

さて、くしゃみの都市伝説ですが、上で説明した通りはるか昔から言われ続けていて、今なお広まり続けています。

 

ではなぜ、広まり続けるのでしょうか?

科学的にくしゃみという現象の正体がわかっているにもかかわらず、この噂が流れ続ける。

 

その理由は、言霊がすでに乗っているからです。

 

呼吸と同じかそれ以上に昔の方たちが大切にしていたもの。

それが言霊です。

 

言葉は、声に出すことによって意味が、魂がこもり、いつしかその意味が実体化し、現実のものと化すのです。

 

昔の人はくしゃみをすると悪い噂があるされていると言い続けていました。

それはずっと続いていて、今なお言われ続けています。

 

まり何百年という歴史の中で、くしゃみと噂の関係は都市伝説として言われ続けていたのです。

 

何十年・何百年と言われるうちに、言葉に言霊が宿る。

いつしかそれは実際のものへと変化していたのです。

 

あなたはもしかしたら

 

「こんなことは子供騙しだ!」

「無理やり付けたような屁理屈だ」

 

と信じれないかもしれません。

ですが、考えてみてください・・・

 

 

これら全ての都市伝説は、元々はなかったはずのところから生まれました。

つまり、私たちの言葉がこの都市伝説を生み出したのです。

 

では、何百年と言われ続けたくしゃみの都市伝説は、そう花子さんやムラサキカガミよりはるかに古い歴史を持つこの都市伝説は、他のどの都市伝説よりも強い言霊を持って存在しているのです・・・

 

「弱音を吐くと気が弱る」

 

このように考え、昔の人達や、今でも言霊を意識する人たちは決してネガティブな言葉を口にしません。

これは、言霊の強さを知っているからです。

 

真実や実際の出来事から都市伝説が生まれるのではありません。

噂が噂を呼び、都市伝説となり、そしていつしかその都市伝説は実体化するのです。

 

それならば、もうくしゃみと噂の関係は、これほどまでに多くの人に知られたこの都市伝説は・・・

既に実体化していると言って間違いないでしょう。

 

だって、今なお広まり続けているのです。

馬鹿な噂だよ、と言いつつも、人々が口々にいい回り、多くの方に情報がつながっていくのです。

 

それはつまり・・・信じているのですよ、他の人も、あなた自身も。

くしゃみの都市伝説を、ね。

 

くしゃみの都市伝説まとめ

今回は、くしゃみの都市伝説を本当とする根拠を見ていきました。

 

面白いですよね。

だって、

 

  • 迷信だ!
  • ありえない!

 

と言われ続けているこのくしゃみの都市伝説。

それを生み出しているのが、他ならぬ私やあなた自身なのですから。

 

こじつけ、そう思っても大丈夫です。

でも、言霊の力って本当に強いんですよ(^^)

 

あ、今、あなたは私のこと、バカにしたでしょうか?

 

そりゃ分かりますよ!

だって、くしゃみが一回、出ましたから。