チョッパーの強さについて考察していきます。 ワンピースの中でもマスコット的なキャラクターであるチョッパーですが、医師としての腕はもちろん、実は戦闘能力もめちゃくちゃ高いです! 今回は、麦わら海 […]
チョッパーの強さについて考察していきます。
ワンピースの中でもマスコット的なキャラクターであるチョッパーですが、医師としての腕はもちろん、実は戦闘能力もめちゃくちゃ高いです!
今回は、麦わら海賊団船医・チョッパーの強さについて詳しく見ていきたいと思います。
ワンピースチョッパーの強さを考察
チョッパーは麦わらの一味の一人で、「船医」としてルフィ達や島々のケガ人の治療を直しています。
優秀な船医として有名なチョッパーですが、戦闘員としても活躍しています。
チョッパーは「ヒトヒトの実」の動物系(ゾオン)系の悪魔の実を食べており、元々トナカイなのですが、実の能力により「変形」が可能になり「言葉」を喋れるようになることが可能です。
麦わらの一味とチョッパーの出会いは、グランドラインの前半にある島「ドラム王国」という島で、1年中雪が降っている「冬島」と知られていることで有名です。
ドラム王国には優秀な医者が沢山存在することで世間から有名で、「医者の国」として知られていましたが、王である「ワポル」が優秀な医者だけをを独り占めし、島は「医者不足」になっていました。
チョッパーは悪魔の実を食べる前は「青い鼻」のせいで群れから除け者にされ、実を食べてからは「人でもトナカイでもない存在」として、群れからも人間からも化け物扱いされ、誰一人受け入れることは無かったのです。
そんな中、「Dr.ヒルルク」という医者に会い共に過ごしますが、ヒルルクの死後は「Dr.クレハ」と共に過ごすようになり、自分の夢である「自分が万能薬になる」という夢を叶えるためにクレハから医学の知識を学びます。
チョッパーの能力
ここで、チョッパーの能力について詳しく見ていきたいと思います。
新世界前
ヒトヒトの実の能力は「人間の能力を得ることが出来る」能力で、他のゾオン系でも人間が「動物の能力を得ることが出来る」ことも可能です。
チョッパーの変形は
- 「トナカイの状態」
- 「大男のような身体」
になることが通常時の変形ですが、独自で悪魔の実を研究し、他の変形を可能にしています。
ランブルボールという薬を使用することで、悪魔の実の変形を狂わせて、更に4つの変形を可能にしているのです。
すべて合わせると「7段変形」が可能になっていて、身体の一部分を強化し、強力な攻撃や素早い回避を可能にします。
身体を強化させると聞くと、「筋肉の部分」を強化するかと思いますが、実は「脳」も強化出来るのです。
それは「頭脳強化(ブレインポイント)」と言い、相手の弱点を見破る事の出来る便利な技があります。
この技は、ドラム王国以降のストーリーでも使われており、これ無しでは敵の弱点を知ることは不可能でしたし、勝つことも不可能だったのです。
他にも「腕力強化(アームポイント)」や「毛皮強化(ガードポイント)」などの攻撃と防御を備えた変形を備えているので、一味の中では不思議な戦闘員なのです。
新世界編以降
新世界編が始まってすぐに、チョッパーの成長ぶりが分かるシーンがあります。
ウソップとの久々の出会いでチョッパーはトナカイ状態になっていますが、あの時「脚力強化(ウォークポイント)」という変形をしているのです。
ドラム王国でもワポルの手下「チェスマリーモ」でも使われており、素早いスピードで走り間合いを詰めることに使われています。
魚人島編では、新たに「柔力強化(カンフーポイント)」や「怪物強化(モンスターポイント)」を習得しており、元々ある変形を組み合わせて変形自体を強化させるなどの、様々な戦い方が出来るようになったのです。
新世界前に発動したガードポイントは、毛皮を膨らませて敵の攻撃を防御する技で、ルフィの「ゴムゴムの風船」と同じような効果になります。
新世界以降では魚人島に向かう途中で「クラーケン(巨大タコ)」に出会い、攻撃をされますが防ぎます。
これは、新世界前よりも毛皮が増殖しており、以前よりも遥かに大きくなったので打撃系の攻撃のほとんどを無効に出来るまでに育っているのです。
モンスターポイントは強いのか
上記のチョッパーの能力に「モンスターポイント」という変形がありますが、分からない方の為に簡単に紹介します。
エニエスロビー編でCP9「クマドリ」との戦いで苦戦していた時に、最後の手段として変形したのが最初です。
普段はランブルボール「1個」で7段変形を可能にしますが、モンスターポイントの場合は、ランブルボール「3個」で変形することが可能になります。
変形したその姿は獣とは表せないほど大きく、本物の怪物そのものです。
クマドリは攻撃をしますがビクともせず、チョッパーの攻撃1回でクマドリに勝つことになります。
ただ、この時のチョッパーはモンスターポイントを制御しきれていないので、自我を失った完全な「暴走状態」のチョッパーになっているのです。
しかも、副作用が存在しモンスターポイントを使った直後は「戦闘不能」になるので、切り札というよりは「命を懸けた最終手段」という扱いになっていました。
ですが、新世界編以降では2年間の修行と研究によりモンスターポイントが自我を持った状態で「3分間」使用が可能で、戦闘不能だった副作用も意識を失わず、身体が動かない状態にまで成長出来ています。
まだ副作用や時間制限が存在しますが、攻撃も防御も巨人族並みに強力なので、十分に強いと言えます。
チョッパーは覚醒するの?
悪魔の実には「覚醒」という能力が存在し、「自分以外にも影響を与える」ことの出来る能力で、強い意志と実の能力が共鳴することで、稀に覚醒することが出来るそうです。
なので、単なる修行や鍛錬で習得出来るものではないと言えます。
現時点までに登場した敵の中で、覚醒が判明しているのは
- 「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」
- 「獄卒獣」
- 「シャーロット・カタクリ」
の3名です。
この中で、チョッパーも覚醒する可能性があるといえる理由となっているのは、「獄卒獣」です。
獄卒獣は「ミノタウロス」「コアラ」「サイ」が元々の動物で、3匹ともゾオン系悪魔の実を食べており、しかも覚醒しています。
なぜ、覚醒したか分かるというと、ルフィとイワンコフ、クロコダイル達と監獄から脱出をする時に侵入時に倒したはずの獄卒獣と遭遇します。
復活に驚くルフィ達ですが、クロコダイルは復活する理由を当たり前のようにこう語ったのです。
「あいつらは覚醒したゾオン系の能力者だ!」
このセリフにより、ゾオン系悪魔の実は覚醒をすることが出来ると判明したのです。
しかし、覚醒している獄卒獣は動物としての理性を失っているので、覚醒すると「理性崩壊状態」のチョッパーになってしまう事もあり得ます。
チョッパーも覚醒はあり得る話ですが、現時点で分かってる内容では「ゾオン系の覚醒は理性を失う」事しか分からないので、あまり覚醒に頼るのは危険だと思うのです。
ウソップとの強さ比較
麦わらの一味の狙撃手で、「長鼻のウソップ」として有名な彼ですが、ここでチョッパーとの強さ比較をしていきます。
最初にウソップですが、シャンクスが率いる「赤髪海賊団」の幹部の一人である「ヤソップ」の息子で、ヤソップも狙撃手として優秀で、父親のスキルをウソップも持っているのです。
新世界前では、パチンコを武器に「火薬星」という火薬弾を敵に放つ技が基本でしたが、ウソップは頭が良く、色んなアイデアを練って新たな技を各ストーリー毎に出していき、意外な方法で敵を戦闘不能にしています。
特に有名なのが、スリラーバーグのペローナ戦で、ベットにいるペローナを「風船ガム」で抑え込み「黒光り星」という大量のゴキブリが入った弾を撃ち、ペローナを混乱させます。
その後に「ウソップパウンド」というハンマーに見立てた大きな風船で気絶させ、勝利するのです。
新世界後では、「緑星」という弾を遭難先の島で開発し、植物を武器に敵を倒しています。
更に、ドレスローザでは、見聞色の覇気に覚醒し、遠い距離にいる「シュガー」をトラウマの力で気絶させているので、チョッパーに負けないほど強いです。
対してチョッパーは「ヒトヒトの実」の能力と独自の研究で悪魔の実を改造して、変形を変えつつ戦いを制しています。
ただ、ウソップとの違いは「能力者」か「非能力者」の違いあるので、海での戦闘ではウソップの方が強いと言えます。
ただし、島での戦いではチョッパーも力を発揮することが出来るので、この点ではチョッパーの方が有利になると言えるでしょう。
まとめ
今回はチョッパーの強さについて考察していきましたが、チョッパーは強いだけではなくワンピースのマスコットキャラクターとしても有名です。
チョッパーは褒められるとにやけながらツッコミを言い、本当は嬉しいという表情が丸わかりになる一面を持っています。
更に、医者としても優秀で、船内では怪我をした仲間がいれば治療もしますし、島々の薬草を調合して薬を調達するなど、小さなトナカイなのにとても行動力があります。
これは、チョッパーの
「自分が万能薬になる」
という夢があるからこそ、仲間の為に自分が出来ることを成し遂げているのだと感じるのです。
チョッパーは能力者の中で悪魔の実を自ら改造していますが、残念ながら覇気は身に着けていません。
もし、ロギア系の能力者と戦うことがあれば。チョッパーにとっては不利になる状況が目に見えているので、ワノ国編以降で見聞色か武装色のどちらかを習得してほしいです。
新世界では下手をすれば命を落とす海域なので、いつだって油断は出来ませんから、今後のチョッパーに期待しましょう。