お墓で転んではいけない理由を、知っていますか?

墓参りなどで、夏になると必ずお墓を参る方も多いですよね。

もしそこで転んでしまったら・・・おっと、これ以上言うのは私も気が進みませんね。

 

もう転んでしまった?

それなら、どうなるか気になるかと思いますので、読み進めてみてください。

 

お墓で転んではいけない理由

夏休みやお盆に、おばあちゃん家に里帰りすると、よくお墓参りに行きませんでしたか?

 

お墓ってなんとなく迷路のようになっていて、子供にとっては最高の遊び場になんですよね。

 

かくれんぼや鬼ごっこ、高おになどなど・・・。

久々にあった親戚の子供たちと、久々に再会して、テンションが上がっていた私はよく、お墓で走って遊ぼうとしていました。

 

しかし、毎回それを祖母が激怒するんですよね。

 

「お墓で転ぶと、片足を置いていかなければならなくなるよ!」

 

決まってそう言われていました。

そんなの迷信でしょ?と思っていましたが、大人になって地方から出てきた友人に話した際にも、私も、僕も、同じこと言われたことある!という話しになったのです。

 

極め付けは、九州出身の主人の両親まで、子供たちに同じことを言ったので、この話しは全国で伝承されているのだなと確信したのです。

そこで、私の祖母に改めて理由を聞いてみたところ、こんな理由を語ってくれました。

 

「死者が静かに眠る土地で、騒ぐのは、バチあたりだ。それと万が一、墓石を倒してしまっては、死者から怒りをかう」

 

祖母はこんなことも付け加えました。

お墓で転んでしまったら、

 

・片足を置いていかなければならない。

・寿命が縮む

・別のところへ魂ごと連れていかれる

 

昔の迷信でもありますが、確かに地蔵の首を落とした、墓石を倒してしまって呪われるという話しは、よく聞きます。

 

つまりは、墓石を倒すことを防ぎ、滅多な呪いを受けるもんではないという子供たちへの警告ということが、この伝承の理由なのでは?と考えていました。

 

しかし、祖母はさらに付け加えてこんな話しをし始めたのです。

 

 

祖母がまだ小さい頃、近所のお兄さんたちと5人ほどで一緒に遊んでいたのだそうです。

その日はとても暑く、墓場の近くの木陰で休んでいると、近所のお兄さんが、ここでかくれんぼしようと言い出したのだそうです。

 

墓場で走ったら怒られるからと祖母は、逃げるようにして帰ったそうですが、残った4人は、かくれんぼを始めたのだそうです。

 

ここからは、かくれんぼをした4人のうちの1人の後日談だそうですが、4人のうちの1人(仮にAくんとします)Aくんが石につまずいて転んでしまったのだそうです。

 

みんな墓で転ぶと片足を置いていかなければいけない、という迷信を知っていたので、慌てて逃げたそうです。

Aくんは3人と分かれると、怖くなり、家路を急いだそうです。

 

Aくんは家の近くの汽車が走る線路で、事故にあってしまい下半身不随となったそうです。

 

Aくんの話によると、急に体が動かなくなったのだそう・・・。

 

これは、迷信なのでしょうか?それとも呪いなのでしょうか?

転んだら死ぬ!?お墓の迷信を考察

先ほどの祖母の話しを聞いて、本当に呪いや祟りというものはあるのかもしれないと思いました。

 

転ぶだけではなく、いたずらでお地蔵さまの首を全部とった不良少年や墓石をわざと落とした人が、不慮の事故にあって亡くなったり、下半身不随になってしまったりという話しは、よく聞きます。

 

呪いや祟りそれがこの伝承の本当の理由なのでしょうか?

こうも考えました。

 

墓石って大理石なので、本当に重いんですよね。

だから、子供がちょっとぶつかったくらいでは、現代の墓石はそうそう転げ落ちません。

 

ただ、万が一倒れてきたら、間違いなく子供でも大人でも死んでしまうでしょう。

そのような事故を防ぐためにこう言っているのだと思いました。

 

しかし、この伝承にはもう一つ理由があると考えたのです。

 

「夜爪を切ると、親の死に目にあえない」

 

という伝承を耳にしたことがあると思います。

これも両親や祖母から口すっぱく言われていました。

 

しかし、これって親の死に目に間に合わないという意味ではなく、自分が先に死んでしまって会えないという意味なんです。

今まで逆だと思ってきましたよね?

 

私も何十年と生きてきて、親の死に目に間に合わないという意味だと思ってきました。

 

これは、まだ電気というものが発明されていない頃、人々は行灯といい、ろうそくのあかり一つで生活をしていました。

 

当然真っ暗夜の闇をろうそく一つのあかりで、明るくすることは不可能です。

そんな中爪を切るなんて、怖いですよね。

 

さらに、電気だけではなく、当時は現代の爪切りはありません。

小刀で切っていたんです。

 

お、恐ろしい・・・・。

さらに、さらに当時は電気、爪切りだけではなく、医療も発展していません。

 

もし、怪我なんてしようもんなら、傷口から感染症が広がり、死にいたることもあったのです。

だからこそ、夜爪を切ってはいけないというのは、それが理由だったんですね。

 

話しがずれましたが、お墓で転ぶと死ぬ?というのも同じ理由なのでは?と考えられます。

昔は、現代のように死体を火葬ではなく土葬で、そのまま埋めていました。

 

ということは、お墓の周りには、肉体を分解していく菌がたくさん発生します。

肉体は腐敗し、最終的には骨になりますが、蛆虫や菌が発生し、その付近一体は不衛生な状態に陥るのです。

 

もし、そこでこけて擦り傷なんてできた際には、菌が付着して破傷風や感染症をおこし、足を切り落とす、もしくは死につながったことでしょう。

これも先ほどの爪切りの話しと同じく、医学や衛生面などが整っていなかった頃の話しですが、この状態だと石橋を叩くようにして歩いたことでしょう。

 

走るなんて自殺行為ですからね。

 

まとめ

今回は、お墓で転んではいけない理由について語られる怖い都市伝説をご紹介しました。

お墓で転ぶと・・・

 

「片足を置いていかなければならない、もしくは死ぬかもしれない」

 

でもその理由は・・・

 

  • 本当に呪いや祟りだー!!!
  • 昔の医療や衛生面の発達不足によって、感染症になる
  • 子供たちを重い墓石から守る

 

ということでした。

みなさんはどの理由を信じますか?

 

最後に一つだけ言わせてください。

祖母の話しは、本当ですよ。