神社仏閣の怖くて恐ろしい体験談・・・詳しく見ていきます。 記事は下に続きます。 Contents1 神社仏閣の怖い話体験談1.1 友人のお祓い1.2 田舎での恐怖体験1.3 神社の生活1.4 大きな男と神社2 考察3 ま […]

神社仏閣の怖くて恐ろしい体験談・・・詳しく見ていきます。

記事は下に続きます。

神社仏閣の怖い話体験談

神社に関する怖い話の体験談を4つご紹介したいと思います。

お祓いをしたりお祈りをしたりするための神社・・・

ですが、とても怖い体験をする場所でもあるのです。

 

友人のお祓い

私は女子校に通っていました。

そこで初めてできた友達は、少し他の子とは違う感じがしたのですが普通に話している分には明るいし、一緒にいてとても楽しい女の子。

 

ですがたまに、ふと誰もいない方を見て怖い顔をしていたり、突然なんでもないところで怯えたように悲鳴を上げたりしていたのです。

そのため、気味悪がったクラスの皆は次第に彼女から離れて行きました。

 

私自身、小学生時代にいじめにあっていたので孤立していく女の子の姿にとても心を痛めました。

私はできるだけ女の子の力になりたいと決意していました。

 

とにかく彼女の不思議な行動の原因を知らなければ!と思い、なぜあのような行動をとるのかということを私は彼女に聞いたのですが、最初は「何でもない」としか言ってくれませんでした。

どう考えても何でもないはずはない、と思い私が何度もしつこく訊くと、真相を少しづつ話してくれるようになったのです。

 

女の子は幼い頃から霊感が強かったそうで、霊を引き込んでしまったりいし、もう何度も憑りつかれてはお祓いするを繰り返していたのです。

そして今回もまた、憑りつかれてしまったと言うのです。

 

今回は子供の霊だ、と真面目な顔をして話す彼女に、私は正直どこまで信じてよいのか分からなかったのですが

 

「じゃあ、お祓いしなくちゃダメじゃない。」と言いました。

 

そう言った私に、彼女は「今、準備してる」と答えたのです。

 

神社に人形を預けてあるそうで、今はその人形に子供の霊を閉じ込めているのだけれど、すごく怒ってて頻繁に蛇や虫などの幻を見せてくるのだそうです。

 

そんなことを聞いたある日、彼女から「お祓いの日にちが決まったけれど、怖いからそばにいてほしい。お祓いに付き添ってほしいの。」と頼まれました。

 

お祓いなんて本当にあるんだ…と興味を持った私は「わかった」と返事をしました。

 

お祓いは女の子の家の近くの神社で行われました。

祭壇の上には儀式に使う道具がいくつか置かれてあって、真ん中に普通の目を閉じた人形と卵が一つ、置いてありました。

 

彼女は白装束を着て祭壇の前に座ります。

そして両脇に彼女の母と祖母と私が座りました。

 

お祓いが始まると、神主が呪文のようなものを唱えながら彼女の体を稲のようなもので叩き始めました。

 

すると彼女は悲鳴を上げながら、もがき苦しみ始めたのです!

 

今まで見たことない光景に、自分自身がおかしくなっているのでは?と思うほどでした。

それでも目が離せずに、お祓いの様子を見ていると突然、祭壇にあった人形が動いたのです!

 

それと同時に、何かが私の前に飛んできました。

 

・・・目の前に飛んできたもの、それは人形の首

 

私の少し前に落下した首は、ころころと転がってきて私の数センチ前で止まり、閉じていたはずの目をカッと見開きました。

 

私が固まっていると、神主は私にも呪文を唱えながら稲で体を叩き始めたのです。

 

何が何だかさっぱりわからなくなって混乱していると、気づいたらお祓いが終わっていて、最後に卵を割っていました。

不思議な事に、その卵中身は空だったんですよね・・・。

 

神主が言うには、今回の霊は子供と蛇の合わさったもので、とても強い力を持っていたそうです。

 

人形の首が私の方に飛んできたのは、逃げ場を失ったから私に霊が憑りつこうとしていたから。

そのため、私のお祓いも必要だった、と言うのです。

 

神主が何も気づかず私にはお祓いをせずそのままだったら・・・私は今頃取りつかれていてこの世にいなかったかもしれません。

田舎での恐怖体験

大学1年生の夏休みに、サークル仲間であるM子、S子、H男、P男と共に、M子の田舎へと旅行に出かけました。

M子の田舎にある家は、昔ながらの家のようですが凄く広くて、今は誰も使っていないので自分達で掃除をするなら何泊でもしてもいいとの事だったのです。

 

近くには山も海もあって、車で少し行くとスーパーもあり、宿泊初日の夜は皆でご飯を作ったり花火をしたりととても楽しい夜を過ごしました。

 

そして翌日の夜0時を過ぎた頃の事です。

P男が「肝試しをしよう」と言い出しました。

 

私とM子は怖い話が苦手なので、「行きたい人だけで行ってきなよ。」と拒否していたのですが、他の皆がとても乗り気なので渋々付き合うことになってしまいました。

 

P男の言う肝試しというのは…

 

2つのグループに分かれて、泊まっている家から歩いて10分くらいの所にある神社へ行き、そこの階段を全て上がった所にある物を置いてくるから、次のグループがそれを取って帰ってくる、というものでした。

それを聞いた瞬間にM子は

 

「あの神社は駄目!!地元の人でも滅多に近寄らないし、私も子供の頃から行くなって親に言われてるの!!!」と止めたのです。

が、P男とH男はお構いなしに

 

「幽霊なんている訳ないじゃん。怖いなら俺らだけで行ってくるからいいよ!!」と歩いて行ってしまったのです。

 

私とM子、S子はとりあえずあの2人が帰ってくるのを待ってみたのですが、1時間経っても帰ってきません。

心配なのでそれぞれの携帯に何度も電話をかけてみましたが、着信はあるのに全く出ないのです。

 

仕方なく近くに住むというM子の親戚のTさんの所へ事情を話に行きました。

 

するとTさんはM子の話しを聞いた瞬間に、M子をビンタして「どうしてもっと強く止めなかったんだ!」と怒鳴ったのです。

 

そして「近所の者を集めて探しに行くが、手遅れかもしれない。君らはここで待っていなさい!!!」と出かけてしまいました。

 

私、M子、S子がTさんのお家でTさんの奥さんや子供達と待っていると、2時間程経った頃にTさんが戻ってきました。

しかし暗い顔をしていました。

 

そして、「今からGさん方が来てお祓いをしてくれるが、あいつらはもう駄目だろう・・・。」と言ったのです。

 

私達3人も念の為に一緒にお祓いをしてもらう事になりTさんの離れに行ったのですが、その扉を開けた瞬間にとんでもない絶望感が襲ってきました。

 

そこには縄で縛られ猿ぐつわを噛まされたH男とP男がいたのです。

2人共目は虚ろでピクリとも動きません。

 

そしてその2人の近くに居るだけで私達は「死にたい」という気持ちが全身を駆け巡り、どうしようもない倦怠感が襲ってきたのです。

 

離れの一番奥に居たTさんはこう言いました。

 

「あの神社にはいつの頃からか魔が住み着いていて、魔は女なんだが、気に入った男がいると連れて行ってしまうんだ。今までも何人もの男が私たちが止めるのを聞かずにあの神社へ行きこうなった。こいつらは神社の階段の下で白目をむき涎を垂らして転がっていたんだ。なるべく払ってみるがもう手遅れだと思う。近くに居るだけでも絶望感が襲ってくるのは、こいつらの中に魔が入り込んだからなんだ。」

 

お祓いは、Tさんと他に5人の方がH男、P男や私達を取り囲み、行われました。

 

そして、「いいと言われるまで絶対に話してはいけない、目を開けてはいけない。」と言われました。

私たちはその約束事を守っていたのですが、集中力が途切れた瞬間に、耳元で「邪魔をするならお前も同じようにしてやろう」と女性の声で囁かれたのを覚えています。

 

咄嗟に両手で耳を塞ぎましたが、明らかに何者かが私の背中に覆いかぶさっている感覚がありました。

 

口を利かないように、目を開けないように必死に耐えて、Tさんの声で「もう終わった」と声をかけられるまで、本当に恐怖のどん底にいました。

 

その後、H男とP男は発見された時よりも状況は良くなっているようですが、結局、ご両親が話しかけても正気を取り戻す事はなく、精神病院へと入院する事になったそうです。

 

そして私達3人は後からTさんに「あの時、あなた達の周りを女がうろうろと歩いていたり、話しかけていたがよくアレに耐えきったな。」と言われました。

 

A子B子も私同様に女に話しかけられいたそうで・・・私達は逃げるように各自の家へと帰りました。

 

もしあなたの田舎や、遊びに行った場所に絶対に入ってはいけないと言われた神社があったら興味本位では絶対に行かないようにしてください。

行ってしまったらあなたもH男とP男のようになってしまうか最悪の場合、この世にはいられなくなるでしょうね・・・。

神社の生活

これは五年程前の話。

当時、私は浮浪者でした。

 

東京の中央公園で、縄張り争いに敗れて危うく殺されかけ、追放されたあと、各地を転々とし。

最後に近畿地方のとある山中の神社の廃墟に住むようになりました。

 

ふもとに下りてはなんでもやと称して里の人の手伝いをしたりして、手間賃をいただき食いつないで生きていました。

 

その生活の中で一番恐ろしかったのは、人間。

 

「何でも屋です。何が御用はございませんか」と聞いただけでいきなり猟銃を向けられ、

 

「一度弾を込めたまま人間に向けてみたかったんだ。ほらよ。」と口止め料まがいの大金(一万円)を渡されこともあります。

 

また、付近を走る暴走族に「お前に人権はねえ。」と追い回されたり。

棒切れで叩かれた挙句足が折れたこともあります。

 

そんな悲惨な生活を送っていたのですが、実はこの神社、幽霊が出たんです。

巫女さんの幽霊でした。

 

生活し始めの頃に気づいていたのですが、とにかく幽霊が出る方には近づかないようにしていました。

が、ある日幽霊の出る小屋の修理をすることになったのです。

 

あまり近寄りたくなかったけど、何でも屋として仕事をしなければ・・・

 

と思い、幽霊に怒られないよう、まず必要以上にうるさくしない。

次に巫女さんの幽霊に挨拶をしてから入り、出るときも挨拶して出る。

 

ということをし、仕事をこなしていました。

すると小屋が綺麗になる頃には、幽霊が出てきても穏やかな表情をするようになりました。

 

たまにさらさら音が聞こえたような聞こえてないような時は、決まって髪を束ねていたりそのようなことも分かってきたのです。

 

そんなある日、二年前に、私の足を折った暴走族がまた境内へとあがってきたのです。

私は逃げ切れずにつかまって、袋叩きにされました。

 

頭もなぐられてぐわんぐわんし、足なんか痙攣してて立ち上がって逃げようにもすぐ転ぶ。

 

深夜の話なんで、助けも呼べず。

若者達はへらへらと笑っているし、私がもう命の限界に近いなんて理解もしてないようでした。

 

すると、驚いた事に境内をかけあがってくる足音がしたのです。

暴走族たちも私を殺そうとする手を休めてそちらをみました。

 

するとふもとの危ない猟銃持ちのおじさんがやってきて、いきなり銃を暴走族達に向けたのです!

 

しかもわざと外したようですが、発砲したのです。

暴走族が慌てて逃げ出したのをみて、私は意識失いました。

 

そして、病院で目を覚ました後見舞いにやってきたおじさん。

 

なんとおじさんは巫女の幽霊に夢の中で脅かされ、飛び起きたら目の前に血走った目をした巫女の幽霊がいたなんていうのです。

 

幽霊撃つためにとった銃も、銃床でなぐりつけても倒せるはずはなく、あまりの恐さに逃げ出したら、おっかけられて神社まできてしまったと。

そして、私がやられていたのを見つけたということなんです。

 

巫女さんの幽霊は、私の事を助けるためにおじさんの元へ化けて出たのでしょう。

神社には怖い話だけでなく、少し感動的な幽霊の話も実在するんですね。

 

大きな男と神社

これは、私が幼い時に姉と体験した話です。

 

私のおじいちゃんはA県のK村に住んでいて、夏休みにはよく家族で旅行がてらおじいちゃんに会いに行っていました。

この時の出来事を大人になって思い出した私は、ふと親に話していました。

 

それはおじいちゃんを含めての夕食時のときのこと。

お茶が無くなったため、姉が台所へ取りに行き、私もついでにジュースを頼もうと台所の方を向きました。

 

すると姉はなぜか、台所の真ん中付近で急須を片手にしたまま立ち止まり動かないのです。

???何をしているのだろう?と思い、私は姉のいる台所まで行ってみました。

 

そこで私が目にしたのは大きな男の人。

なんと、姉の前には大きな体格の男の人がボーッと立っていたのです。

髪は短く身なりは稲で出来たワラを腰に紐で巻き付けていて、紐には所々どんぐりが付いていました。

 

私はその大男の姿を見てビックリしてしまい、親の方へ逃げて「台所に変な人がいる!」と言いました。

そして、台所まで親を連れいったのですが、なんと親にはそこに立っている大男は見えていないらしく「ふざけるんじない!」と頭を叩かれてしまったのです。

 

さらに、私が台所に戻った時には、姉は意外にも落ち着いていて、大男に話しかけたりしていました。

そして大男もボソボソと何か姉に言っていたのです。

 

私には何を言っているのか解らなかったのですが姉にはその言葉が通じていたみたいで、「お茶の葉っぱが欲しいんだね」と言うと、急須の出し殻を大きな男の手に渡しました。

 

そして大きな男は、ちょっとずつ出し殻を食べ初めたのです。

私達はただただ大男がお茶の葉っぱを食べているのを見ていました。

 

すると突然耳障りが襲いかかり、私も姉もだんだん頭が痛くなってきてしまったのです。

 

ついには姉も私も倒れてしまいました。

 

そして目を覚ました時には、不思議なことに私も姉も見たことのない古い神社にいました。

 

さらに不思議なのが見た光景全てが白黒なのです。

音も風も全く有りません。

 

「ここはどこなの・・・?」と唖然としていると、遠くの方から誰か人の気配がしました。

私達が怯えて警戒していると、現れたのは先ほど台所にいた大きな男でした。

 

大きな男は私達を通り過ぎて、神社の扉を開け中に入っていきます。

ただ神社の中へ入っていく大男を見ていた私達でしたが、また耳鳴りと頭痛がきて次第に意識がなくなりました。

 

次に意識を取り戻した時には、私達はおじいちゃんの家の外の玄関で横になっていました。

 

親は私達が台所から突然居なくなったので、近所をずっと探していたようです。

なのでその時、私も姉もかなり叱られました。

 

しかし親は続けて、思い出したようにこう言うのです。

 

「実はねあの時、あなた達の下にワラが敷かれていて、どんぐりの木の実と稲も一緒に置いてあったのよ。お母さんの妹も、同じような体験をしたことがあるんだよね。」

 

なんと母親の妹さんも、似たような体験をしたというのです。

その時は1週間程妹さんが突然行方不明となり、村中が大騒ぎになりました。

 

しかし急に帰って来て、家の玄関先にはどんぐりと稲が置いてあったというのです。

 

不思議なこともあるもんだ、と思っていると、親はさらにおじいちゃんの村について色々話してくれました。

 

そのK村は、よく小さい子供がいなくなる村だったのだとか。

 

昔はテレビでも話題になるほど、大きく取り上げられた誘拐事件があったそうで、夜は子供を外に出さない様に注意していたみたいです。

 

それから、その村は昔から不思議な出来事が起こることが多々あったというのです。

 

夏になると庭の木に蛇が「うじゃうじゃ」と這い上がっていたり。

親が子供の頃は、大人には見えない座敷わらしが見えていたり。

 

お墓での肝試し中には、よく火の玉を見かけていたり。

普通じゃあり得ないことばかり起こっていたのです。

 

そしてK村には絶対に行ってはダメな所もあるようで・・・

そこはおじいちゃんの村の山奥にある神社でして、昔から神隠し伝説があるそうなんです。

 

確認したわけではないけど、あの大きな男は神様で、私たちはその神社に連れて行かれていたのではないかな?と思います。

考察

神社にはこのようにたくさんの怖い話があるということが分かりました。

 

私は、「大きな男と神社」では、大きな男は神様でお茶の葉をあげたお姉ちゃんにお礼として神社に連れてってあげたのでは?

「神社の生活」では、巫女の幽霊は実は神様で、浮浪者に対して感謝の気持ちがあったから、死にそうなときに人を使って助けてあげたのでは?と思うのです。

 

神社には神様が必ずいるのでしょう。

 

だから、興味本位で肝試しをするために遊びに行ったら「田舎での恐怖体験」のように、今生きているこの世界に普通の状態で戻ってくることはできなくなってしまうでしょう。

 

神社に、遊びとして行くのは絶対にやめてくださいね。

まとめ

とにかく神社と言うのはお参りをするところ。

願い事を祈りに行くところです。

 

先ほども言いましたが遊びとしては絶対に行かないようにしてください。

 

あなたの身に何が起こっても、あなたが普通の人間として生きていけなくなっても自己責任ですからね。

お気を付けください。