こっくりさんの都市伝説、見ていきたいと思います。 さて、あなたはこっくりさんを信じますか? ある程度以上の年齢の方は、その怖さを知っているかもしれませんね。 今回は、本当に怖いこっくりさんの都 […]
こっくりさんの都市伝説、見ていきたいと思います。
さて、あなたはこっくりさんを信じますか?
ある程度以上の年齢の方は、その怖さを知っているかもしれませんね。
今回は、本当に怖いこっくりさんの都市伝説について、見ていきます。
Contents
こっくりさんの都市伝説
一世風靡した都市伝説といえば「こっくりさん」ではないでしょうか?
幼少期の時に、一度はやったことがある人もいるのでは?
でも時代の流れとともに、あまりやる人もいなくなってきたように感じます。
こっくりさんやってた世代の方にも、知らない世代の方にも、今日はこっくりさんについてのあれこれをお話したいと思います・・・。
結構ヤバいので、ここから先は読まない方がいいかもしれませんよ?
私も話すの嫌なんですけどね・・・だってこっくりさんにはすごい力が・・・
覚悟はいいですか?
私は、あなたに忠告しましたからね・・・。
こっくりさんの由来
こっくりさん、こっくりさんと呼びますが・・・
そもそも、こっくりさんの由来はなんなのでしょう?
こっくりさんは、 皆が持つ10円を通じてメッセージを伝えるのですが(やり方は、後ほどご紹介します。)その際に、こくりこくりと10円が動くことから、その名が付けられたのだそう。
また、一説にはこっくりさんを行うことで低級霊が集まってくることから、
- 狐(きつね)
- 狗(いぬ)
- 狸(たぬき)
といった動物の漢字が当てられ、呼ばれるようになったという説もありますね。
こっくりさんの始まりは、15世紀のヨーロッパで流行していた「テーブル・ターニング」ではないかと言われています。
あの有名なレオナルド・ダヴィンチが、自著の中で、こっくりさんに似た「テーブル・ダイニング」について書いていたため、判明しました。
1884年に伊豆半島沖に漂着したアメリカ船員が、これを地元住民に見せたことから、日本でもそれを日本バージョンにアレンジして行われ流行したのだそうです。
世界のこっくりさん
ヨーロッパが発祥とされているこっくりさん。
先ほどもお話したように、ヨーロッパでは「テーブル・ターニング」と呼ばれており、そのやり方もこっくりさんと似ています。
- 霊能力者と数名が手を取り合い
- 降霊するとアルファベットの書かれたウィシャードボードの文字をなぞり
- 伝えたい言葉を霊が示す
というものです。
日本では、狐の神様に当てられましたが、韓国では「分身裟婆(ブンシンサバ)」と呼ばれルニ多様な儀式が存在します。
こちらは、日本のこっくりさんが伝来してこのように呼ばれるようになったのだそう。
そして台湾では、ディエシンと呼ばれ、新聞の上にお皿を置いてやるのだそう。
こっくりさんは、世界を渡る人気都市伝説なんですね。
2人以上でのやり方
お待たせしました、ではこっくりさんのやり方をご紹介しましょう。
まずは、こっくりさんに必要な準備物をご紹介しましょう。
- 10円玉
- A4サイズくらいの大きな白い紙
- 黒・赤サインペン
- テーブル(A4サイズの紙がおけ、二人以上が無理なく囲めるサイズ)
「100円しかないんだけど。」と、いうあなた。
10円10枚に両替してください。
500円とか絶対だめです。
ピンクのA4しかないんだけど。
なんか違う。はい。
と、一つでも違うと降霊できる保証がないので、この準備物を揃えてみてください。
さて、次に、A4の紙の上の真ん中に鳥居を赤で書き、その横に「はい」「いいえ」と書きます。
あとは、余白部分に縦書きでひらがなを書いていき、一番下には、数字を書いていきます。
ひらがなは、右から縦書き、数字は左から横書きに書いてみてくださいね!
そして10円をおけば、準備は完了です。
引き返すなら今ですよ?
・・・あなたもなかなか勇気がありますね。
では、実際にやってみましょう。
まず、数人で机を囲み、10円を鳥居に置きます。
そして、その10円の上に全員で人差指をおきましょう。
この時、力はいれないでかるーくのせるくらいの気持ちで置いてみてください。
そしてこの言葉をみんなで言います。
「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお入りください。もし、おいでになられましたら、「はい」へお進みください。」
皆が揃えば、10円がすっと「はい」に進みます。
そして質問をしましょう。
きっと、こっくりさんは、答えてくれます。
ここで、注意してほしいのは、
「質問は一つずつ」
立て続けにしてはいけません。
そして、一つ聞き終えたら
「鳥居のところまでお戻りください」と言えば、自然と10円が鳥居まで戻っていきます。
もしも、10円が鳥居まで戻らない場合は、こっくりさんが怒っている、疲れている可能性があるので、戻るまでお願いを続けましょう。
質問を終えたら、かならず「ありがとうございました」と礼を述べ終了しましょう。
これを怠ると・・・霊に失礼を働いたわけですから…あなたのその後は、想像できますよね?
1人でもこっくりさんは呼べる?
こっくりさんは通常2人以上でやると決められています。
テーブル・ターニングもそうでしたが、本来は霊能力のある人がいるべきなのです。
しかし、日本では狐の神様を呼び出すという風に霊ではなく神様なので、霊能力者はいなくても来てくださると信じられています。
そう、これは遊びではなく、神様との通信手段なんです。
一人でやる場合は、方法も違いかなりのリスクを背負うと言われています。
実際に一人こっくりさんを試した人の話をお話しましょう。
中学2年生のMちゃんは、都市伝説やオカルトを扱う掲示板で「一人こっくりさん」のやり方というスレッドを見つけます。
「一人かくれんぼよりも簡単」
その言葉に乗せられたMちゃんは、翌日から一人こっくりさんのために、準備物を揃えます。
用意するものは、
- A4サイズの紙にひらがなと数字を書いたもの
- 人型の人形2体
- 自分の髪の毛3本
- 自分の血液
- 狐の人形1体
- ろうそく
- 10円玉(自分の生まれ年だとなおよい)
- 鏡2枚(立てられるもの)
- お神酒
お神酒は準備ができなかったので、油揚げを代わりに用意しました。
まあ、狐は好きですからね、油揚げ。
準備物を指定の通りに並べ、深夜2時ぴったりに始めることと書いてあったので、その時間まで頑張って置きたMちゃん。
そして深夜2時。
「こっくりさんこっくりさん、東の窓より入り私の元へおいでください」
「いらっしゃったら、<はい>まで動いてください」
すると、10円玉がすっと動き、質問をすることが成功。
Mちゃんは指定通りに質問し終わったら礼を述べ、成功の嬉しさを噛み締めながら就寝しました。
翌日学校に行くと、仲のいいIちゃんが
「一人こっくりさん」
って知ってる?とタイムリーに話題に出してきました。
「あれ相当やばいらしいよ」
詳しく話を聞くと、掲示板に書かれている事には重要な一文が抜けているのだそう。
「三日三晩こっくりさんをやらなければ呪われて死ぬ」
実際に、それを動画のオンライン配信をしている人が検証し、放送中に心筋梗塞で倒れるという事故まで起きていたのです。
Iちゃんは、
「Mちゃんやっちゃったの?」
と興味津々で食いつき、私もやってみよ〜と言いながらその場を立ち去りました。
Mちゃんはこのことを後悔しますが、もうここまできたら3日やり通すしかありません。
すると、翌日Iちゃんが学校を休みようになったことが気がかりではありましたが、ひとまずMちゃんは無事3日間、こっくりさんをやり遂げたのです。
そして、3日目にこっくりさんから不思議なことを言われたのだそうです。
「もうよぶなあぶらあげありがとううれしかつたこれけいこくさらば」
と言われたのです。
「警告?」
なんとなく気になってIちゃんの家にお見舞いに行って見ると、Iちゃんのお母さんは憔悴仕切っており、
「今あの子機嫌が悪いみたいなのよ」と言われたのです。
機嫌が悪いって・・・?と聞き返そうとした瞬間、
「おい!ばばあそいつらを追いかえせ。ぐぅぅぅ」
と動物のような鳴き声で威嚇しはじめたのです。
もしかして、こっくりさんのせい?ととっさに思った私は、同級生の神社のKちゃんに事情を話、神主のお父さんとともに来てもらうことにしました。
家はぐちゃぐちゃ、Iちゃんのお母さんは怪我をしていました。
お父さんが呪文を唱え、お祓いを始めるとIちゃんは苦しみ出し、それとともにぱっと光が照りつけ、あたりは見えなくなってしまいました。
しばらく皆気を失っていましたが、目覚めるとIちゃんは何事もなかったように、いつものIちゃんでした。
「もし、あの警告がなければ・・・」
Iちゃんを助けられたのは、Mちゃんの元にきてくれた狐の神様のおかげだったのかもしれません。
実は、あとから判明したことですが、Kちゃんの家にもお稲荷さんがあり、Mちゃんの家に来てくれた狐かはわかりませんが、Mちゃんは、その後あぶらあげをたくさん持って、神社にお礼に行ったのだそうです。
お判りいただけましたか?
一人こっくりさんは、かなりのリスクがあります。
絶対に行わないでくださいね。
こっくりさんの正体はやばい!
こっくりさんって一体なんなのか?
本当に狐の神様なのか?という疑問が多いのではないでしょうか?
現に、最近の小学生や中学生の間では、もはやこっくりさんではなく
- 「エンジェルさま」
- 「キュービッドさん」
- 「キラキラさん」
と呼ばれているのだそう。
もはや狐の要素はない・・・。
こっくりさんの正体には、4つの説があると考えられています。
霊が原因説
これまでにお話してきたように、狐の霊、もしくはもっとランクの低い霊の仕業では?と考えられています。
実際に、こっくりさんをしている最中に異臭(獣の腐った臭い)がし始め、クラスメイトではない男子にがそこにいたという証言も・・・
その子は、目や耳などから土がこぼれ落ちたとか・・・。
他にも、こっくりさんをして3日後事故にあい、亡くなった友人がいたなどの話があるので、霊説は否定はできません。
潜在意識説
思い込みや無意識に動かしてしまっているのだという説です。
有名な科学者もこの説を推奨する人が多く、実際のテレビ番組「特命リサーチ200X」という番組では、小学生を対象にこっくりさんをやらせたところ、野球選手の背番号やアニメの名前などは答えられたものの、過去のアメリカの大統領の名前などは、正解を示せなかったのです。
そして、対象小学生の目の動きを調べるアイマークレコーダーを装着させ、再度実験を行うと、やはり目が先に文字を追っているということがわかったのです。
小さな力でもみんながAだと思えば、Aのほうに自然と動かしてしまうものなんですね。
筋肉疲労説
10円玉の上に同じ態勢で10分動かないでくださいというと、なかなか厳しいものですよね。
これが10分でなくて、もっと短い時間でもやっぱり辛いもの。
かすかに10円玉が動くと、なんとなくその方向へ押してしまおうという意識が働くという説です。
集団自己暗示
存在がわからないから怖い、そしてそれに祟られるかもしれないという恐怖心。
これらは重なり合い、パニックに陥りやすく、その心理は伝染しやすいため、こっくりさんをやった全員が同じ症状にかかるという説です。
1989年に福岡の中学校で、何人かがこっくりさんをやっていたところ、集団放心状態にかかってしまうという事件がおきたこともあります。
これは、集団自己暗示の一種ではないかと考えられていますが、本当はどうなのでしょうか・・・?
紙と10円玉の処分方法を解説
こっくりさんに使用した紙と硬貨は必ず、処分しましょう。
紙は一般的に48枚に細かくちぎって捨てます。
他にも、
- 燃やす
- ろうそくで燃やし、その一部の灰を川に流す
- こっくりさんに処分方法を聞く
なんてものもありました。
48枚にちぎる方法が一番簡単なので、おすすめですが・・・。
そして10円の処分方法ですが、捨てるのはもったいないので、3日以内に使ってください。
これは、自分の手元から離してしまい、忘れてしまうということが不安を拭い去る方法としては一番いいと考えられた結果のようです。
なかなか10円使えないときは、募金でもしてみてください。
絶対破るな!注意点を解説
おっと。私もみなさんに肝心なことを伝え忘れるところでした。
こっくりさんをどうしてもやるのであれば、絶対に破ってはいけないルールがあります。
- 指で無理やり答えを変えない
- 冷静に、興奮せずに質問する
- 怯えない
- タブーの質問をしない
- 途中で10円玉を指から離してはいけない
降霊術というのは、非常に神経も体力も使います。
人間が弱っている時こそ、悪い霊に取り憑かれがちなんです。
また弱い心も悪い霊の大好物。
不安な気持ちや恐怖心が勝るのであれば、やめておきましょう。
タブーの質問ですが、これはこっくりさんに関することです。
正体や好きなものなどは絶対に聞かないでおきましょう。
遊び半分でこれを聞いて、呪われてしまい事故にあった人もいるそうですよ・・・。
中には死亡してしまった人もいるのだとか・・・。
こっくりさんにはご注意を
いかがでしたか?
こっくりさんは、
- 絶対に一人ではやらない、2人以上でやること
- 神様を降霊している説、筋肉疲労説、自己暗示説、潜在意識説などがありどれが本当かは解明していない
- こっくりさん使用した紙と10円は早めに処分すること
- タブーな質問は絶対しない、ルールを守る
ということでした!
再度言っておきますが、これは遊びではありませんよ?
降霊術ですからね。
え、なんでそんなに止めるのかって?
それは・・・私は一人こっくりさんをやったMだからですよ。
忠告、聞いてくださいね?