鬼滅の刃の鬼の弱点を考察していきます。   鬼滅の刃の鬼は、実は倒し方はそう多くありません。   首を落とせば倒せる・・・と認識されていますが、実はそれは大間違い!   鬼の倒し方・弱点は、 […]

鬼滅の刃の鬼の弱点を考察していきます。

 

鬼滅の刃の鬼は、実は倒し方はそう多くありません。

 

首を落とせば倒せる・・・と認識されていますが、実はそれは大間違い!

 

鬼の倒し方・弱点は、たった4つのみ。

 

  • 太陽の光
  • 日輪刀で首を落とす
  • 鬼舞辻無惨
  • 自ら死を選ぶ

 

これだけです。

それぞれ詳しく考察していきます。

 

記事は下に続きます。

鬼滅の刃鬼の弱点・倒し方を考察

鬼滅の刃に登場する鬼は、驚異的な身体能力と治癒力が備わっており、普通に考えて人間が鬼を倒すことは不可能に近いです。

 

しかし、鬼にもいくつか弱点が存在し、鬼滅隊はそこを狙って鬼を倒していきます。

 

鬼の弱点について、考察も交えて詳しく見ていきましょう。

 

太陽の光を浴びると・・・

太陽の光を浴びせることが、鬼を倒す最も効果的な方法です。

鬼達の絶対的支配者である鬼舞辻無惨も、太陽に当たると灰になって消滅します。

 

しかし、鬼も太陽の光を浴びると消滅することは分かっているため、この方法で退治することは効果的ではありますが、難しい方法です。

 

日中に動けない以上、鬼は夜に行動するため、鬼殺隊も鬼と戦うときは夜になります。

 

そのため、太陽の光を浴びせるには朝になるまで、鬼と持久戦をするしかありません。

鬼の能力と比較せずとも、圧倒的に人間側の不利なのは明らかですから、朝までに鬼によって人間側が倒されてしまう可能性の方が高いでしょう。

 

もう一つは、鬼を捉えて日の当たる場所に朝まで縛り付ける方法です。

 

単行本1巻で炭次郎が鬼を木に縛り付けていましたが、そのような芸当ができたのは相手が下級の鬼であったことと、禰豆子の力があったからでしょう。

 

太陽の光で鬼を退治することはできますが、同時に死んでしまうリスクが大きくなります。

 

上級の鬼だった場合、並みの拘束では捉えることはできませんし、朝まで待つくらいなら鬼の首を切ってしまった方が早いです。

ちなみに、太陽の光を浴びると灰になる設定は吸血鬼から取っているのでしょう。

 

鬼舞辻無惨の血を与えることで鬼になる設定も含めて、鬼滅の刃は吸血鬼の要素を取り入れています。

 

首を切って落とす

厳密にいえば、ただ首を切り落とすだけでは鬼は倒せません。

鬼滅隊が使用している日輪刀で鬼の首を切らなければ、首を切ったところから再生したり、切り離した首と胴体が別々に動いたりします。

 

鬼滅隊でない者は、頑張って鬼から朝まで逃げ切るか、鬼殺隊が来るまで持ちこたえるしか手段がありません。

もしくは、鬼は藤の花が苦手であり、藤の花の毒を鬼に当てることで、鬼を半日間麻痺させることができます。

 

ただし、藤の花の毒は強い鬼になってくると効果が薄いです。

何の訓練も積まずに鬼から逃げ切れる人や倒せる人は、よっぽどの才能と運がない限りいません。

 

逃げ切れた人間がいないため、鬼滅の刃では鬼の存在が広く伝わっていないのでしょう。

 

日輪刀でないと倒せない!

日輪刀は、猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)と猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)を原料にして作った特殊な刀で、鬼殺隊にとってはなくてはならない武器です。

 

猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石は太陽の光を吸収する性質を持っており、陽光山はという太陽から一番近い山で採取できます。

 

太陽の光を吸収する特殊な鉄で出来た刀なので、鬼殺隊が日輪刀で鬼の首を切ると、太陽が弱点の鬼は再生できません。

 

日輪刀は持ち主の特性によって、雷の特性を持っていれば黄色の刀に、火の特性を持っていれば赤い刀、水の特性を持っていれば青い刀へと色が変わります。

 

炭次郎の日輪刀は黒い刀へ色が変わりましたが、鬼殺隊の歴史にも黒い刀について詳しいことは記されていないため、どのような特性があるのか不明です。

 

ちなみに、炭次郎は最初に水の呼吸を習っていましたが、炭次郎の体には合っていない呼吸法でした。

炭治郎にピッタリの呼吸なら、あるいは青い刀になっていたのかも知れませんね。

 

その後、父親から受け継いだ日の呼吸を使っていましたが、体が日の呼吸を使えるとこまで達していないため、満足に使えない状態が続いています。

 

呼吸法は多くの空気を吸えるように肺を強化し、一気に吸った大量の酸素を血中に巡らせて、身体を強化することです。

 

呼吸法は鬼殺隊が身に付ける基本的な技で、雷の呼吸や水の呼吸などがあり、日輪刀の色もその呼吸法の特性と同じ色になります。

 

呼吸法の中でも、日の呼吸は呼吸法の中でも最初にできたもので、鬼殺隊の人たちが使っている呼吸法はすべて日の呼吸から派生してできました。

おそらく炭次郎は日の呼吸の使い手であるから、黒い刀になったのではないでしょうか。

 

もしくは、日の呼吸やその他の呼吸法とは別の、炭次郎だけの呼吸法が今後出てくる伏線とも考えられます。

 

鬼舞辻無惨様なら簡単に…

人間を鬼に変える力を持ち、絶対的な力を持って鬼を支配している鬼舞辻無惨ならば、簡単に己の配下である鬼を殺すことができます。

鬼舞辻は元人間でしたが、性格は鬼に相応しいと言っても過言ではない性格です。

 

鬼の中には鬼舞辻が認めた十二鬼月と呼ばれる、鬼舞辻直属の鬼たちがいます。

 

下弦の鬼と上弦の鬼に6人ずつ分かれており、壱から陸の番号にそれぞれランク付けされ、瞳にもその番号が振られています。

 

物語の中で、下弦の五・累が炭次郎によって倒された時に、鬼舞辻は下弦の壱以外を不要と判断して、容赦なく殺しました。

その後、下弦の壱は鬼舞辻に気に入られ、鬼舞辻の血を多く入れられましたが、炭次郎達に敗れてしまいます。

 

弱い鬼もそうですが、たとえ上弦の鬼だろうと鬼舞辻は、指令を達成できなければ一切の慈悲もなく殺すことも辞さない姿勢です。

 

鬼舞辻がその気になれば、鬼を全て殺すことなど簡単にできます。

なお、鬼舞辻無惨を倒せば鬼にされた人間も倒すことができるようですが、鬼が消滅するのか、それとも人間に戻れるのか、詳細は明らかになっていません。

 

自ら死を選ぶ

自殺した鬼はこれまで登場していないので断言はできませんが、自殺することは可能でしょう。

 

下弦の五・累との戦いで、累の家族遊びに付き合わされ母親役をしていた鬼は、炭次郎に自らの首を差し出し殺されました。

 

鬼が自殺をするのなら、手っ取り早い方法は太陽に当たることでしょう。

母親役の鬼の場合は、累によって行動を支配されていたこともあるでしょうが、鬼は自らの再生能力が高いために自分で体を傷つけても、簡単に死ぬことはできません。

 

自分で体を傷つけることができなければ、鬼が自殺を図る方法としては、鬼殺隊に殺されに行くか、太陽が昇る朝まで待つことでしょう。

 

まとめ

今回は、鬼滅の刃の鬼の弱点や倒し方について見ていきました。

 

鬼の弱点は鬼滅隊にとって勝機となるでしょうが、鬼にとっては弱点があることは許しがたいことです。

とはいえ、鬼に弱点があったとしても、人間は鬼の身体能力にはかないません。

 

鬼滅の刃は圧倒的に人間側が不利であろうと、鬼の弱点を突くために修業していく作品です。

鬼の弱点をより知ることで、鬼滅の刃の魅力的な作品であることが伝わるのではないでしょうか。