名探偵コナンにて、怪盗キッドが初登場した回を振り返っていきましょう。 今回は、名探偵コナンの中でも屈指の人気キャラクター・怪盗キッドについて、 初めて登場した名探偵コナンアニメ 映画で活躍したのはどの話なの […]
名探偵コナンにて、怪盗キッドが初登場した回を振り返っていきましょう。
今回は、名探偵コナンの中でも屈指の人気キャラクター・怪盗キッドについて、
- 初めて登場した名探偵コナンアニメ
- 映画で活躍したのはどの話なのか
について、それぞれ詳しく見ていきます。
怪盗キッドの初登場回を振り返る
怪盗キッドは名探偵コナンのイケメン怪盗として人気、有名なキャラクター。
白いマントにタキシード、シルクハットと全身白で統一した服装と、片眼鏡(モノクルというそうです)が特徴。
変装やマジックが得意で、それを駆使して警察や探偵を翻弄する大泥棒ですね。
コナンですら、キッドのトリックには手を焼いています。
実はキッドはコナン作者の青山剛昌さんが、コナンより前に連載していた「まじっく快斗」というマンガの主人公です。
キッドの正体は黒羽快斗(くろば かいと)と言い、17歳の普通の高校生です。
コナンの本当の姿である工藤新一と顔がそっくりで、新一の幼馴染の毛利蘭も間違えるほど…
ちなみに新一とキッドの声優さんは同じです。
そんな怪盗キッドは大泥棒であるにも関わらず、派手なパフォーマンス、そして顔がイケメン!ということで世間ではちょっとしたアイドルのような扱いをされています。
蘭の親友である鈴木園子もキッドの大ファンで、「キッド様」などと「様」付けで呼んでいます。
園子の家は「鈴木財閥」という大金持ちで、ちょこちょこと狙われているのに…
それだけキッドに魅力があるということですね!
そんなキッドはイケメンなだけでなくかなりキザな性格で、3次元の人間が口に出したら「イタイ」「サムイ」と言われそうな名言を色々と残しています。笑
初めてアニメや映画に登場した時のことなども含め、キッドの名言について振り返ってみましょう。
名探偵コナンアニメの初登場回とそのあらすじとは?
アニメ初登場は第76話の「コナンVS怪盗キッド」でした。
76話では、怪盗キッドと名乗る人物から、鈴木財閥宛に「宝石を盗みに行く」といった内容の予告状が届きます。
この予告状はただの予告状ではなく、完全に詩でした。
ここにもキッドのキザな性格が出てますね~笑
警察だけでなくコナンたちも出動し、暗号を解きキッドを捕まえようとしますが、キッドの巧みなトリックに警察は振り回されてしまいます。
そんな中、無事暗号を解いたコナンはホテルの屋上に先回り。
キッドとコナンの記念すべき初対面となりました。
キッドを捕まえるための準備をしっかりしていたコナンでしたが…
残念ながらキッドのトリックによってまんまと逃げられてしまったのでした。
キッドとコナンが残した名言とは
この初登場回でキッドとコナンはそれぞれ名言を残します。
まずはキッドから…
怪盗は鮮やかに獲物を盗み出す芸術家だが、探偵はその後を見て難癖つけるただの批評家にすぎねーんだぜ!
キザですね~!!!
自らを「芸術家」と呼び、それを追う探偵(コナン)を「批評家」と言っています。
芸術家ではなく泥棒なんですけどね。笑
ともかく、怪盗は探偵よりも格上だと言いたいのでしょう。
それに対してコナンは
優れた芸術家のほとんどは死んでから名を馳せる…
お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッド…
監獄という墓場に入れてな…
という名言を残しています。
とても小学生が言えるようなセリフではありませんね(頭脳は大人です)。
怪盗と探偵、立場の違う2人ですが、非常に頭が切れるという部分は同じ。
頭の良い人は名言もレベルが高いですね!
映画で怪盗キッドが登場したのは・・・
では、劇場版名探偵コナンに怪盗キッドが初めて登場したのはいつでしょうか?
キッド初登場は1999年に放映された「世紀末の魔術師」でした。
この映画では、キッドだけでなく灰原哀や服部平治、その彼女の遠山和葉といった重要なキャラクターも初登場しました。
世紀末だけあって、豪華ですね!
「世紀末の魔術師」ではロシア王朝の秘宝である「メモリーズ・エッグ」をキッドが狙います。
しかし、キッド以外にもこの秘法を狙っている者がおり、まさかの展開が繰り広げられます。
ここでもキッドのキザな性格と明言は健在で、作品冒頭、コナンの同級生である吉田歩美の部屋のベランダに現われたキッドが歩美と対面した時には
飛び続けるのに疲れて羽を休めていた、ただの魔法使いですよ。お嬢さん
というセリフを残しています。
しかも!!!!歩美の手にキスまでするのです!
小学生の歩美でさえ赤面するほどのイケメンっぷり…
突然こんなセリフが口から出てしまうキッド…恐ろしいです。笑
キッドのかっこよすぎる名言を紹介
キザでイケメンな怪盗キッドは、登場するたびに数々の名言を残しています。
その名言をいくつかご紹介しますね。
◎134話
また会おうぜ名探偵・・・
世紀末を告げる鐘の音が・・・
鳴り止まぬうちに・・・
映画「世紀末の魔術師」公開前と言うことで、映画の予告的な名言を残しました。
深いですね~
◎356話
探偵や怪盗と一緒さ。
天と地に別れているようで、元を正せば人がしまい込んでいる何かを、
好奇心という鍵を使ってこじ開ける無礼者同士・・・
初登場では怪盗の方が探偵より格上的な発言をしていましたが…
探偵と怪盗は同類、紙一重ということでしょうか?
◎396話
何が入っているかわからねーから、パンドラは箱を開けたんだ・・・
開ける前から中身のわかってる宝箱なんて・・・
つまんねーぜ?
「わからない」ものへの魅力が、怪盗の血を騒がせるのですね。
ちなみにこれに対してコナンは、「バーロー。開ける前に中身を知るのが探偵なんだよ」と返しています。
怪盗と探偵は考え方が根本的に違うのでしょうが…
正直どちらも深すぎて、難しいです><
◎劇場版『銀翼の奇術師』
フ・・・そうだな。
君とかくれんぼするには
日が暮れすぎたよ・・・
探偵くん
キッドを追い掛けビルの屋上へやってきたコナンの「もうゲームは終わりにしようぜ、こそ泥さん」というセリフに対する返答です。
いちいちキザというか…何でもないセリフすらかっこいいですよね!
◎劇場版『探偵たちの鎮魂歌』
あなたのゲームもこれでゴールだ。
それも、最悪のオウンゴールだな
犯罪を「ゲーム」と呼ぶ非道な人間「深山総一郎」に対して去り際に放った台詞です。
オウンゴールとは、味方のゴールに誤ってボールを入れてしまうミスゴールのこと。
「自業自得」「自分のまいた種」ということでしょう。
◎劇場版『天空の難破船』
そう私は泥棒、
盗むのが仕事。
それがたとえ相手の心だとしてもね
ルパン三世でも似たようなセリフがあったような…笑
いつの世も、イケメン泥棒は形無い物すら盗んでいくのですね。
まとめ
怪盗キッドの初登場回、そして名言についてご紹介しました!
怪盗キッドが初登場したのは、アニメでは第76話、映画では「世紀末の魔術師」です。
キッドはその後たびたびアニメや映画に登場しますが、毎度歯の浮くようなキザな名言を残していきます。
なんてことないセリフまで名言になってしまうキッド…
まさに「歩く名言製造怪盗」ですね。笑
長年愛され続けるアニメ、名探偵コナン。
今後もコナン、そしてキッドの活躍に目が離せません!