フジツボの怖くて恐ろしいお話、お聞き下さい。 フジツボって、気持ちが悪いですよね。 あのゴツゴツした小さな集合体・・・思い出すだけで気分が悪くなる方も多いのではないでしょうか。 しかし、そんな […]
フジツボの怖くて恐ろしいお話、お聞き下さい。
フジツボって、気持ちが悪いですよね。
あのゴツゴツした小さな集合体・・・思い出すだけで気分が悪くなる方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなフジツボがもし、あなたの体に寄生したとしたら・・・どうしますか?
フジツボに規制されてしまった一人の男性の、恐ろしい都市伝説です。
フジツボの怖い都市伝説
本当に気持ち悪いフジツボ。
思い出すだけでも鳥肌が立ってしまいます・・・。
フジツボに寄生されてしまった男性のお話。
どのようなお話なのでしょうか。
本当に人間の膝や足に寄生できるの?
フジツボは、本当に人間の膝や足に寄生するのか気になりますよね。
フジツボに寄生されてしまい、発見が遅れていれば体中フジツボだらけになってしまいそうだった男性のお話があるのです。
ご紹介します。
ある夏の日、海水浴に来ていた男性がいました。
とても晴れていて絶好の海水浴日和。
男性は一緒に来た仲間と、とても楽しんでいました。
ですが、彼は楽しみ過ぎて岩場で転んでしまったのです。
膝をすりむいてしまった男性。
「まあ、この程度なら大丈夫だろう。」
と思い、けがをした後も気にせず海水浴を楽しんでいました。
沢山遊んだ男性は、疲れ切って帰宅。
「はぁー疲れた。」などと言いながら、ベットに腰を掛けました。
すると、そこで体に異変を感じたのです。
・・・異変を感じた場所は、海水浴場で擦りむいた膝だったのです。
ですが、膝を見てもただのかすり傷程度。
更に男性は若かったため、傷の治りも早かったのです。
ですが、どうにも違和感が・・・
「なんだろう・・・?」と思いながらも、疲れ切っていた男性は病院に行くほどでもないだろうと思い、とりあえず寝ることにしたのです。
翌朝・・・
男性は激痛で目を覚ましたのです。
寝る前よりも膝が痛くなっており、ベットから起きて立ち上がることすらできなかったのです。
やっとの思いで足を動かすことのできた男性は、どこからか変な音が聞こえてきたのです。
何か固いものがすり合わさっているような音・・・
「ジャリジャリ」と。
「どこからそんな音が聞こえるんだ?」
男性は、もう一度やっとの思いで足を動かしてみました。
するとまた「ジャリジャリ」と聞こえたのです。
そうです・・・
「ジャリジャリ」と言う音は、男性の膝から聞こえていたのです。
普通ではないと感じた男性は病院に行こうとしたのですが、やっとの思いで動かした足はもう動かすことができなかったため、やむを得ず救急車を呼ぶことにしました。
病院に到着した男性は医者から、レントゲンを撮るように言われました。
レントゲンを撮り終わり、
「なにがどうなって膝からあんな音が鳴ったのだろう・・・」
と考えていると医者から呼ばれました。
そして、医者の口からはとても衝撃的な言葉が出てきたのです。
「膝の皿に無数のフジツボがこびりついています。」
男性が、海水浴場の岩場で転んだ時、単なるかすり傷かと思いきや、膝の皿の表面にフジツボの卵が付着してしまっていたのです。
それがたった1日で成長し、無数のフジツボになっていたということ。
発見が遅ければ・・・男性が病院に行かずほっておけば、フジツボはさらに繁殖を続け、男性の体全体の骨に繁殖し、命の危機にさらされていたのだとか。
男性は、すぐに手術をしフジツボをずべて取り除いて今は身体に不自由もなく健康に過ごしているようですが、病院に行かずほっておいていたと考えると…とても恐ろしいですよね。
男性自身が大きなフジツボになってしまっていたかもしれません・・・
と、このような都市伝説がありました。
本当にフジツボが人間の膝や足に寄生してしまうとしたら、安易に海水浴場にある岩場を歩くことなんてできないですよね。
では、この都市伝説は実際にあった話で、フジツボは人間の膝や足に寄生してしまうのでしょうか。
まず、フジツボの生息する海の海水の塩分濃度は約3.5%、そして、人間の体液の塩分濃度は約0.9%です。
そして、フジツボの体液の塩分濃度は、海水の塩分濃度とほぼ同じと言われています。
そうなると、フジツボが人間にくっついて、体の中に入ってしまったとしても、その後と言うのは浸透によりフジツボの体内の水分量が増加して最悪の場合破裂してしまうのです。
なので、人間の体内でフジツボは生きることができないということです。
更に、人間と言うのは高い免疫力があるので、フジツボのような寄生生物を防ぐ機能はしっかりとあります。
この都市伝説はデマである可能性がとても高いということです。
ですが、2013年にはカルフォルニアでこのようなニュースがありました。
海で遊んでいた4歳の男の子が海岸で転んだ時に足を怪我してしましました。
そこに巻貝の卵が付着したのです。
更にこの卵は孵化して成長してしまったのです。
・・・そう、フジツボの都市伝説と同じようなことが実際に起こっていたのです。
突然変異、という言葉があります。
生物は生き残るため、その環境に適応すべく自らの身体を変化させます。
このようなことが実際に起こるとなると、フジツボの都市伝説も本当にあった話なのかもしれませんね・・・
フジツボと人間心理についての考察
フジツボがとにかくたくさんの人に気味悪がれるのは、フジツボと人間の心理に大きな関係があるからなのです。
人間と言うのは、「同じ物体が無数に群がっている状態」に恐怖を覚えます。
この現象を、「蓮コラ」と言います。
等間隔に空いた蓮の実の穴を、画像編集をすることにより、びっしりと並べたもののことを言います。
これは、なんと「精神的ブラクラ(ブラウザクラッシャー)」とも言われ、たちの悪いイジメやイタズラの目的としても使われるのです。
これと同じことがフジツボにも言えることなので、膝にフジツボが寄生したら気持ち悪い、不気味だろうということで都市伝説になったのかもしれないのです。
実際に現代病として、
「集合体恐怖症」
というのもあります。
コレは言葉通り、ぶつぶつの集合体が集まっている画像を見たり想像することに嫌悪感・恐怖感を覚えるというものです。
人間の心理的にも、フジツボは気味悪がられているのでしょう。
別に害が及ぶものでもないのに、なぜかフジツボを見ると鳥肌が立ってきますものね・・・。
体が拒否反応を起こしているということなのでしょう。
フジツボの餌は・・・
フジツボは、何を食べているのか・・・
「人間にくっつくことで、餌を得ることがあるのか?」
と思わるかもしれませんが、そんなことはないです。
フジツボが食べているものというのは、プランクトンなのです。
みなさんも、一度は、プランクトンという名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
プランクトンというのは、水中又は水面を浮遊している生物です。
目には見えないほどの小さな生物を、フジツボは餌として食べているのです。
人間の体の中にはもちろんプランクトンなんてありません。
つまり、仮に人間の体の中に入ったとしても、餌がないので成長することはできないということです。
フジツボの都市伝説まとめ
フジツボの怖くて恐ろしい都市伝説をお伝えしましたが…
聞いただけでも寒気がする、鳥肌が立つ都市伝説でした。
できれば、フジツボのような集合体は想像したくありませんよね。
そして、フジツボは人間の体に寄生することはまずないだろうということが分かりましたが、2013年に4歳の男の子の体に、巻貝の卵が付着していた、さらに成長してしまったという実例がありますので。
あなたがもし海水浴で楽しんでいるときにフジツボのいる岩場で転んでしまったとしたら、運が悪ければあなたの体にフジツボが寄生してしまうこともあるかもしれないのでしょう。
ないとは言い切れませんので、海水浴場で遊ぶ時は十分気を付けてくださいね・・・。
あなたの体全身が、フジツボだらけになってしまうかもしれませんよ。