ひきこさんの都市伝説について、詳しく見ていきます。   一時期世間を騒がせ今なお、時折噂が浮上する都市伝説の1つ「ひきこさん」 さて、実はこのひきこさん・・・   実話である 元ネタがある &nbsp […]

ひきこさんの都市伝説について、詳しく見ていきます。

 

一時期世間を騒がせ今なお、時折噂が浮上する都市伝説の1つ「ひきこさん」

さて、実はこのひきこさん・・・

 

  • 実話である
  • 元ネタがある

 

などと言われています。

 

真相は果たして?

詳しく見ていきます。

 

記事は下に続きます。

ひきこさんの都市伝説

あなたは、ひきこさんを知っていますか?

ひきこさんは

 

  • 引き子さん
  • ひき子さん

 

などと表記されることもあります。

 

実は、ひきこさんは口裂け女やテケテケなどと並ぶ、都市伝説界では常連の存在なのです。

ひきこさんはどんな人物なのか、出会うと何をされるのかについて詳しく調べてみました!

 

知らない方がよかったかもしれませんよ・・・。

 

ひきこさんは実話で元ネタがある?

ひきこさんについては、たくさんの誕生エピソードがあります。

 

1.いじめで顔を負傷し、ひきこもりからの殺人犯に

2.親から虐待を受け、苦痛からのひきこに

3.優等生の母親がいじめられ、母親がひきこに

 

1のエピソードは、容姿端麗、頭脳明晰の女子生徒がいました。

その女生徒こそがひきこさんです。

 

彼女は、クラスメートから嫉妬・妬みによるいじめを受けていたのだそう。

 

いじめは徐々にエスカレートし、ある日の体育の授業で、鉄棒をすると、ひきこさんはなんなく逆上がりをクリアし、先生からも褒められます。

 

授業が終わると、数人の女子生徒から石を投げつけられ、体操着を脱がされます。

 

うずくまるひきこさんの髪を掴み、校庭をひきずり回したのです。

 

ひきこさんの美しい顔は、傷跡で醜くなり、心も傷ついてしまったため、家にひきこもるようになりました。

 

彼女の唯一の友達は、雨の日にやってくるカエル。

 

醜い自分とカエルに親近感を覚え、心の傷が少し癒えたのでした。

 

しかし、大人になってひきこさんはどんどん復讐心に火がつき、雨の日に現れては、いじめっ子を殺すようになったのだそう。

 

そして、2のエピソードは、母親の再婚相手から激しい暴力を受けていた女の子がいました。

 

彼女の母親もかばうことなく、再婚相手に加担して暴力を振るうようになったのです。

 

雨の日、ひきこさんは激しい暴力をまた振るわれ、家を飛び出します。

 

公園で途方にくれていると、傘を差し出してくれた中年男性に出会うのです。

 

小学生だった彼女は、疑うことなく、優しい男性に言われるがままついて行ってしまいます。

そして、彼女は性的暴行を受けるのです。

 

ひきこさんは心身ともに疲れ切り、その男性の隙をみて殺害。

そして、自宅に戻り、両親をも殺害するのです。

 

自分だけが苦痛を味わった、そんな気持ちで幸せそうな小学生を見ると殺していくようになったのだそう。

 

そして3つめは、容姿端麗、頭脳明晰の女の子をもつ母親がひきこさんになったという話です。

 

親にとって申し分のない子供でしたが、その分ママ友からいじめを受けるようになりました。

 

もちろん子供にそんな話はできません、夫に相談しますが疲れているからといって聞く耳をもってもらえませんでした。

 

彼女は、徐々に精神を病みはじめます。

そんな時、自分の唯一の救いでもあった娘が、不慮の事故で亡くなるのです。

 

それも、ただの事故ではなく、ママ友が仕組んだのでは?ととれる事故でした。

 

彼女は、復讐心に火がつき、ママ友の子供たちだけではなく、同年代の子供を狙って殺す殺人鬼となったのです。

 

これらのエピソードがひきこさんの由来と言われています。

 

ひきこさんの元ネタはふきこさん?

しかし、この話の元ネタは作家 江國香織の「すいかの匂い」という短編集に収められた、「ふきこさん」というタイトルの話ではないか?と言われているのです。

 

「ふきこさん」と「ひきこさん」名前も似てますよね。

 

そして、ストーリーも先ほど紹介したエピソードと少し似ている部分があるんです。

 

蕗子さん(ふきこ)は、女子大学生で下宿をしています。

 

下宿先には、小学生のかわいらしい女の子がいました。

 

ある日、小学生の彼女から、蕗子さんはいじめにあっていると相談を受けるのです。

 

すると、蕗子さんは早朝に、学校裏の焼却炉近くに落とし穴を掘ろうと小学生の彼女を誘います。

 

大きな落とし穴を何日もかけて掘った蕗子さんと小学生の彼女。

 

落とし穴に落ちれば、骨を折るどころではすまない大きさにまでなっていました。

 

いよいよ完成した落とし穴。

あとは、いじめっ子を落とすだけというタイミングで、蕗子さんはいなくなってしまうのです。

 

翌朝学校に行ってみると、蕗子さんがいなくなったと同時に落とし穴も綺麗にふさがれていたのでした。

 

小学生だった彼女は、ぼんやりと

 

「蕗子さんは自分で落とし穴に埋まってしまったのだろうか・・・」

 

と考えるのです。

 

結果として、この蕗子さんは誰も殺しませんが、ミステリアスな部分はひきこさんと共通する部分があります。

この小説の初版は1998年。

 

そして、ひきこさんの都市伝説が広まり始めたのは2005年頃なので、もしかしたらこれが元ネタとなっているのかもしれませんね。

 

ひきこさんの正体は何?

エピソードから考察しても、ひきこさんは小学生を狙ったサイコパス・シリアルキラーと考えられますが、一体ひきこさんの正体とはどんな人なのでしょうか?

 

ひきこさんは、雨の日に白いボロボロの服を着て、傘も刺さずに、人形のようなものを引きずりながら歩いているのです。

 

気味が悪いなと思いながら近づくと、彼女の口は耳まで裂けており、引きずっていたものは、人形ではなく子供の死体。

 

大人の姿だったという目撃情報もあれば、小学生の女の子だったという情報も!

 

捕らえた子供は、息が絶えるまで引きずって、ひきこさんがいじめられて亡くなった場所もしくは、自殺をした場所と言われています。

 

ひきこさんは、最初は生きたまま復讐をしていたが、その後悪霊として蘇り、いじめっ子や自分と同じ歳の子供を狙っているのだとか・・・。

 

そして彼女は、生前も苦しみ亡くなった後も悪霊となって、やり場のない気持ちを晴らそうとしているのだとしたら、少しかわいそうな気も・・・。

 

ひきこさんの対処法

かわいそうだが、ひきこさんは子供を襲う悪霊でもあるので、出会った際の対処法を知りたい!というお子様もいるはず。

 

ひきこさんは、実は無差別に子供を狙っているわけではないのだそう。

 

狙われなかった子供に共通していたポイントは、いじめられっ子だったという点です。

 

だからこそ、他人をいじめてはダメ。

 

蕗子さんもそうだったように、いじめた相手をいじめ返すという方法はダメなのです。

 

これでは、いじめられた経験があったとしても、ひきこさんのターゲットになってしまいます。

 

ひきこさんの本名は、森妃姫子というのだそう。

 

モリ ヒキコ・・・苗字と名前を逆に読むとヒキコモリとなるのです。

 

引きこもってはいけないという啓発も込めた都市伝説のようですが・・・同じ名前の人は襲わないという説もあるよう。

なかなか、ヒキコなんて名前はいないと思いますけどね。

 

また、ひきこさんは自分の顔をコンプレックスに思っています。

鏡を見せるまた恐怖心を思い出させるために、ひきこさんに

 

「引っ張るぞ!」

 

と連呼するなどが有効的と言われています。

 

こんな怖いルックスの人に遭遇して、言える人っはなかなかいないと思いますが・・・。

 

まとめ

今回は、都市伝説の常連キャラひきこさんについてご紹介しました。

ひきこさんは・・・

 

  • 壮絶ないじめ経験をもち、カエルに親近感を覚え雨の日に反抗を犯す
  • 親からの虐待、そして大人からの性的暴行ゆえに精神崩壊で殺人者と化した
  • ママ友からのいじめ、我が子の事故からの復讐者になった

 

そしてひきこさんの対処法は・・・

 

  • いじめられっ子は助けちゃう
  • 同じ名前の人も助けちゃう
  • 鏡は嫌い、引っ張られるのはもっと嫌い、嫌いなことからは逃げちゃう

 

という悲しい怨霊なのでした。

ひきこさんに遭遇したことがあるかって?

 

私はないんですよ、だって名前が妃姫子なんで。

同じ名前の人の前には、そもそも現れないみたいですね。