クリスマスツリーには、怖い都市伝説が潜んでいます。   クリスマスになると、毎年たくさんのイルミネーションが施されたツリーが街にあふれています。 キラキラと光るツリーを目的に、デートするカップルも少なくありませ […]

クリスマスツリーには、怖い都市伝説が潜んでいます。

 

クリスマスになると、毎年たくさんのイルミネーションが施されたツリーが街にあふれています。

キラキラと光るツリーを目的に、デートするカップルも少なくありません。

 

恐ろしいツリーの伝説も、知らずに…

 

今回は、クリスマスツリーに込められた怖い都市伝説を解説します。

 

記事は下に続きます。

クリスマスツリーの怖い都市伝説もうすぐクリスマスですね。

街にはクリスマスソングが流れ、店にはクリスマスにちなんだ商品が並び、街を歩くだけでワクワクしてきます。

 

その中でも、クリスマスツリーは特にワクワクしますね。

観光スポットにある巨大なクリスマスツリーを見上げるのもいいですし、家の中、自分たちでクリスマスツリーの用意をするのも楽しいです。

 

手ごろな大きさのモミの木を買ってきて、自分たちでひとつずつ飾りをつけていって、最後にイルミネーションライトをつけて点灯する。

その瞬間のドキドキは堪りません。

 

しかし、今日からは、もうクリスマスツリーを楽しめなくなるかもしれませんね…

 

クリスマスツリーは生贄を祀るためのもの?

あなたは、クリスマスツリーの起源を知っていますか?

クリスマスツリーの起源は7世紀~8世紀の北欧に遡ります。

 

北欧の人々にとって、冬は恐怖の対象でした。

まだ電気がなかった時代、日が隠れる夜は夜行性の肉食動物が行動する、人間にとって死に直面する恐ろしく危険な時でした。

 

しかも北欧の冬は、日本の冬など比べ物にならないほど長いのです。

特に冬至の頃は、朝の9時に日が出て、15時には日が沈んでしまう。

 

日照時間はわずか6時間しかありません。

1日の大半が夜になってしまうのです。

 

そんな人々にとって、長く厳しい冬を乗り切る精神的な支えがありました。

それが「ユール」と呼ばれる冬至の祭りだったのです。

 

当時のゲルマン人はオーディンを崇めていました。

そしてユールの日、オーディンの聖木である樫の木に動物や幼い子供を生贄として吊るし上げて、その木を丸ごと燃やす事で自分たちの安全を祈ったのでした。

 

これが、クリスマスツリーの始まりです。

 

そう、つまりクリスマスツリーに飾られている可愛い動物や子供の形をしたオーナメントは……

そしてツリーを美しく彩るイルミネーションは……

 

あるいはそこに、かつての子どもたちの無念と恨みが、詰まっているのかもしれません。

一体何を意味するのでしょうか?

 

悪魔崇拝とクリスマスツリー

そもそもクリスマスって、何のお祝いだと思いますか?

 

キリストの誕生日

 

普通は、そう言われています。

でも、よく考えてみて下さい。

 

聖母マリアが受胎をし、キリストを産んだ話は知っている人が多いと思います。

けれど、その光景はどんなだったでしょうか?

 

ベツレヘムの宿をとる事が出来ず、マリアは馬小屋でキリストを産んだ。

そんな話でした。

 

しかし、キリストの産まれたベツレヘムで、12月25日に外気温の中でそんな事、果たして可能だったでしょうか?

そう、キリストの誕生は12月ではない、もっと暖かい季節のはずなんです。

 

現に聖書の中にはキリストの正確な誕生日は書かれていません。

 

それにキリストが産まれた時に天使が、救世主が産まれた事を告げた羊飼いが外にいたのですから。

ベツレヘムでは冬には羊を小屋に入れているのです。

 

では、この12月25日とは一体誰の誕生日だったというのでしょうか?

 

それはニムロド(NIMROD)。

バビロニアの女神(セミラミス)の息子であり、エホバの神(旧約聖書の唯一神、ヤハウェのこと)に、最初に敵対した人間なのです。

 

そのニムロドが死んだとき、その死はクリスマスイブに暖炉で焚く太い薪と表わされるようになりました。

 

また、ニムロドの死後、セミラミスは枯れた木の切り株から一晩で大きな常緑樹が生え、その中にニムロドの新しい命が宿っているのだと主張しました。

そして毎年12月25日のニムロドの誕生日に、ニムロドへのプレゼントをその木にくくりつける事をしたのです。

 

これがクリスマスの、そしてクリスマスツリーの始まりなのです。

 

今、クリスマス・イブに暖炉に大きな薪をくべ、部屋にはたくさんの贈り物で飾られたクリスマスツリーが飾られますが、その薪はニムロド自身を、そしてクリスマスツリーはニムロドの復活を表しているのです。

 

 

つまり、私たちが行っているクリスマスはキリストの誕生日を祝う為のものではなく、真実は全く逆の、ヤハウェに逆らった存在――つまり悪魔――の復活を祝う為のものだったのでした。

 

そしてXmasの『X』というのは二ムロドの象徴で悪魔のマークそのものであり、merry Xmas は『Magical or Merriment Communion with Nimrod』(ニムロド=悪魔との楽しいつながりを祝福する)という意味なのです。

 

キリストを祈っているはずが、その真逆、悪魔を祈っていた…

あなたもまた、悪魔を崇拝していたのです、知らず知らずのうちに、毎年ね・・・

 

まとめ

クリスマスツリーの2つの由来を見てきました。

 

2つ共に共通しているのは、北欧神話のオーディンもバビロニアの女神セミラミスも、キリスト教が出来る前に民間に浸透していた宗教だという事です。

何か新しい宗教を布教しようとする時、それまでそこにあった宗教で崇められていた存在を、悪しきものにして自分たちの教えを説こうとするのが一般的です。

 

キリスト教で悪の化身のように扱われている蛇は、実はそれ以前の民族宗教では敬われている場合が多いのです。

日本も、蛇は神の使いとなっていますね。

 

ですから、女神セミラミスやその息子ニムロドが悪魔として扱われていたり、ゲルマン人の儀式をキリスト教の僧侶が見つけ樫の木を切り倒し、その後その木の間にモミの木が生えたという伝承が起こったりしたのです。

 

こうして民族宗教を巧みに利用し、信者を乗っ取りながら世界中に広がっていったキリスト教。

けれど、本当に乗っ取られたのは一体どちらなのでしょう?

 

だって今、世界中の人々が行っている行為は、ゲルマン人たちが、そしてセミラミスがしていた事の模倣なのですから……

 

さて、私もそろそろクリスマスツリーの準備に取り掛かる事にしましょう。

 

用意するのはモミの木とたくさんのオーナメント。

そして、赤いイルミネーション……

 

ああ、早くお会いしたいものです、私が、そしてみんなが崇拝する、悪魔様と・・・