クリスマスの悲劇に関する怖い都市伝説です。 ・・・いえ、悲しい都市伝説、なのかもしれません。 あなたは、クリスマスにどんなイメージを持っていますか? 楽しい 明るい 最高! デート   […]
クリスマスの悲劇に関する怖い都市伝説です。
・・・いえ、悲しい都市伝説、なのかもしれません。
あなたは、クリスマスにどんなイメージを持っていますか?
- 楽しい
- 明るい
- 最高!
- デート
等、ポジティブなイメージが多いかと思います。
ですが、すべての方がクリスマスを楽しめるかといえば・・・そうでもないようです。
特に都市伝説に登場する彼女にとって、クリスマスは苦痛でしかないのかもしれません。
クリスマスの悲劇に関する怖い都市伝説
クリスマスに関する、2つの都市伝説を紹介します。
どちらも決して救いのない物語であることを、どうかお忘れなく・・・
彼女と彼の最後のクリスマス
ある街に、付き合い始めて5年以上になるカップルがいました。
長く付き合っているため、最近はマンネリ化してしまい、二人の仲は冷めきっていたようです。
さらに、彼氏の仕事はとても忙しく、彼女に会う暇もない・・・
会う回数も少なくなってきて、マンネリ化もしてきて、正直なところ2人の関係はそろそろ終わりではないだろうかと彼女は思っていました。
そんな気持ちの中、12月25日クリスマスの日になったのです。
2人が一緒に過ごすクリスマスは5回目。
いくら相手への愛情が薄まっていると言ってもこの日は特別。
彼女は、彼氏と過ごすクリスマスを楽しみにしていました。
なんだかんだ彼氏のことが大好きな彼女は、毎年恒例の彼氏にプレゼントを買い、丸1日かけて彼氏のために夕食を作ったのです。
「早く彼氏に会いたいな。」
とウキウキしながら待っていました。
すると、約束の時間である1時間前に彼氏から連絡がきたのです。
「少し早いけど、今から来るって連絡かも!?」
そんなことを思いながら彼氏からの連絡を見ました。
・・・・・・・彼女は、唖然としました。
「ごめん、今日、仕事がなかなか終わらなくて帰れなくなった。」
彼女は悲しすぎて、彼氏に対する怒りさえこみ上げてきませんでした。
彼女は1人きりで、夕食を泣きながら食べました。
そして、戸締まりをしたあとさっさと寝てしまおうと思い、ドアのカギを掛け、寝室に行こうとダイニングの明かりを消した時です。
彼女1人しか家にいないはずなのに、足音が聞こえたのです。
彼女はとてもびっくりしました。
危機感を覚えた彼女は、テープルにあったフォークを持ったのです。
だんだん足音はダイニングに近づいてきます。
そして、ドアが少し開いたのです。
彼女は自分自身を守るためにも、手に持っていたフォークを、誰か分からない得体のしれないものに突き刺しました。
相手がなにか言っていますが、聞こえません。
一心不乱に、何度も何度も、刺し続けたのです。
相手が動かなくなり、ようやく彼女は警察に連絡。
そして、数分後、警察が来てフォークがのどに刺さった男性の死亡を確認しました。
「大丈夫だよ。これは自分自身を守るためにしたことで、正当防衛になるから、あなたは罪を犯していない。
安心しなさい。」
彼女はホッとしました。
しかし、次の警察官の一言で、絶望へと落とされたのです。
「ところで、この男は手に結婚指輪を持っているけど、君の結婚指輪を盗もうとしたのかな?」
考察
悲しいカップルの物語ですが、こちらのお話で殺されてしまった男というのは、彼氏の事でしょう。
彼氏は、彼女にサプライズでプロポーズをしようとしていたということです。
「ごめん。今日、仕事がなかなか終わらなくて帰れなくなった。」
この連絡は、サプライズのための嘘。
本当は、合鍵でも使って、家の中にいたのです。
そして、彼女が部屋を暗くしたタイミングで彼女のもとへ結婚指輪を持ち、驚かせようとしたのでしょう。
ですが、彼女は家に1人でいると思っているため、足音が聞こえて、危機感を覚え、自分の身を守るためにフォークを持ったのです。
そんなことを知らない彼氏は、ドアを開けました。
サプライズなんて知らない彼女は自分の身を守るために、ドアを開けた見知らぬ人物=彼氏を刺しました。
警察が、「ところで、この男は手に結婚指輪を持っているけど、君の結婚指輪を盗もうとしたのかな?」と彼女に聞き、彼女は、刺した相手が彼氏だということがその時に分かったのです。
彼女は本当に後悔したでしょう。
彼女にとってクリスマスは苦痛以外の何でもないものになってしまったのです。
だって、楽しいクリスマスと愛する彼氏、その両方を失ったのですから・・・
サンタさんからの贈り物
クリスマス当日、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていました。
今年は何が置いてあるのだろうとワクワクしながら、リビングへ向かいます。
すると、クリスマスツリーの下にプレゼントの箱が3つもあったのです。
「わーい!」
喜びながら、クリスマスツリーの下へ向かいました。
フと、窓の外を見るとなんとサンタクロースがいたのです。
しかもなぜか、ニタニタと笑いながらトムのことをみています。
トムはニタニタ笑いながらこちらを見ているサンタクロースを見つけ、少し不機嫌になりながらも、まず1つ目のプレゼントを手に取ったのです。
プレゼントを手にとると、サンタクロースは更にニタニタと笑い始めました。
「なんだよ、あのサンタさん・・・」
とにかくサンタクロースは無視して、トムはプレゼントの箱を空けました。
すると、中から長ズボンが出てきたのです。
トムは少し、がっかりしたような表情をしました。
そして、トムは次の箱を手に取ったのです。
フとサンタクロースに目を向けると、今度は腹を抱えて笑っていました。
トムは、また無視して2つ目の箱を開けました。
すると、中からサッカーボールが出てきたのです。
トムは、とても腹が立ちました。
腹が立ちながらも、トムは最後に一番大きな箱を開けました。
すると中から自転車が出てきたのです。
サンタクロースに目をやると、今度は雪の上を転がりまわって笑っています。
トムは耐え切れなくなって、遂に泣き出してしまいました…
考察
サンタさんからの贈り物についてのお話です。
なぜトムは、クリスマスプレゼントを3つも貰ったのに、最終的には耐えきれなくなり、泣いてしまったのか。
1つ1つ、彼が貰ったプレゼントを思い出してみてください。
- 1つ目は、ズボン
- 2つ目は、サッカーボール
- 3つ目は、自転車
全てに関係することを考えてみてください。
そうです・・・・・・足がないと使えないものですよね。
トムは、足がないのです。
足がないのを知っていて、サンタクロースはこのようなプレゼントをトムに贈ったのです。
そして、窓の外からプレゼントを開け、悲しむトムの姿を見てずっと笑っていたのです。
サンタからの贈り物は、一体どのような意味が隠されているのでしょう。
酷いサンタクロースですよね・・・。
あるいはただの、愉快犯だったのかもしれません。
まとめ
クリスマスの悲劇に関する都市伝説でした。
クリスマスは、楽しく嬉しいことばかりではないということですかね・・・
このように、悲劇のクリスマスもあるのです。
特に、カップルのお話は残酷なお話でしたね。
サプライズをする際には、気を付けて行ってほしいものです。
あなたも、彼女にサプライズをしようと考えているのならば、このようなことにならないように気を付けてくださいね。
なんせ、サンタクロースの服の色が赤いのは、襲ってきた子供を撃退した際の返り血…なんて噂も、あるくらいですからね(^^)