クレヨンしんちゃんに登場する謎のキャラ・しんこちゃんの都市伝説を見ていきます。 クレヨンしんちゃんには魅力的なキャラも多いですが、一人素性がわからない、謎のキャラが存在しています。 その名は […]
クレヨンしんちゃんに登場する謎のキャラ・しんこちゃんの都市伝説を見ていきます。
クレヨンしんちゃんには魅力的なキャラも多いですが、一人素性がわからない、謎のキャラが存在しています。
その名は
しんこちゃん
彼女は、何故か野原家のことを知っていたり、ひろしを助けたりしてくれた人物です。
さて、彼女の正体は、一体何者なのでしょうか?
Contents
クレヨンしんちゃんのしんこちゃんの都市伝説
しんこちゃんは一体どこからきて目的は何なのか。
謎だらけのキャラ・しんこちゃんの正体を探っていきます。
正体は未来のひまわりか?
しんこちゃんは、初登場当時からその正体についてネット上をにぎわせていました。
彼女の正体については、多くの人が考え、意見を出し合いました。
現在も様々な説がある中、一番有力とされているのが
しんこちゃんは未来から来たひまわり説
です。
しんこちゃんがひまわりではないかと考えられる理由はたくさんあります。
初対面でも野原家に詳しい
しんこちゃん=ひまわり説に拍車をかけるのは、やはりしんこちゃんの野原家の情報の多さです。
- シロの名前と特技「わたあめ」を知っていた
- 初めて会ったひろしに「シロを連れているという事はおじさんひまちゃんのパパですね」と発言
- ひろしのローンを知っていた
- 初めて会った風間君に「私立に行く子は違うわね」と発言
しんこちゃんは、初めましての相手にも、あたかも昔から知っていたかのような発言が目立ちます。
彼女は隠そうと必死ですが、いつも間違えて口から出てしまうようです。
この辺のうっかりも、ある意味野原家の血筋と言えそうですね。
怪しげな言い間違えが多い
しんこちゃんの怪しい言い間違いは2回あります。
しんのすけがしんこちゃんに誰かと尋ねた際、しんこちゃんは
「未来からきたヒマ…な子どものしんこちゃんです」
と話しています。
この「未来から来たヒマ…」という部分が、本当は
「未来から来たヒマワリ」
と言おうとしたのではないかと予測されています。
さらにしんこちゃんは、あいちゃんと幼稚園で話しているときにも
「おに…ぎり頭!」
との言い間違いをしています。
この発言も本当は
「おにいちゃん」
と言おうとしたのではないかと予測されています。
こうした発言をあえてセリフに入れていることから、作者もしんこちゃんのミステリアスな雰囲気を楽しんでいるようですね。
この伏線はいつか回収されるのでしょうか。
しんちゃんとひまわりとの共通点
しんこちゃんは、しんちゃんとひまわりとの共通点が多いのも特徴です。
ひまわりと同じように宝石が好きだったり、野原家特有の横を向いた笑い方をします。
また、しんちゃんがよく言う言い間違えと全く同じ発言もしています。
- 「ボチボチでんなぁ」を「ちぼちぼでんなぁ」
- 「日ごろのご無礼をお許しください」を「日ごろのごれいぶをお許しください」
- 「お久しぶり」を「おさしみぶり」
- 「うっかり」を「こってり」
- 「衣替え」を「こもろがえ」
このことから、やはりしんこちゃんはしんちゃとひまわりとは血縁関係、または一緒に育ったなどの予想が出来ますね。
しんこちゃんの声優が・・・
しんこちゃんの声を聞いていて、とてもヒマワリの声に似ているなと思ったので声優さんを調べてみました。
すると、しんこちゃんが出た回のエンディングにはさらなる謎仕掛けがされてありました。
クレヨンしんちゃんのエンディングでは曲に合わせて声優の名前が出てきますよね。
- しんのすけ 矢島 晶子
- みさえ ならはし みき
といったように。
ところが、しんこちゃんが出た回だけは
しんこちゃん ????
となっているのだそうです。
しかし調べてみると、やはりしんこちゃんの声優さんはヒマワリとおなじ「こおろぎさとみ」さんで間違いないようです。
ヒマワリとしんこちゃんの声優が同じということは、やはりしんこちゃんは未来から来たヒマワリという説が濃厚になってきますね。
しんこちゃん本人の発言
しんこちゃんは2009年放送の「さいごのしんこちゃんだゾ」という回で自身のことを語っています。
- 自分は5年後の未来から来たひまわりの友人である
- ひまわりがみさえから怒られているので、本当にひまわりの母親なのか確かめるために来た
という内容をしんちゃんに話します。
実際にこの回でしんこちゃんはみさえに対し、
「ねぇ、前から気になってたんだけど、ひまちゃんって本当にしんちゃんの妹?」
と質問しています。
さらに、大声でしんのすけを怒るみさえを見て
「昔から怒ると迫力あったんだね…」
という発言もしています。
このことから、5歳になったひまわりが毎日みさえに怒られすぎて、自分が本当にみさえの子なのか過去に戻って確かめに来たのではないかと予測されています。
たしかに、それであれば辻褄があっていますね。
ひろしとしんこちゃんの関係
しんこちゃんにには、「しんこちゃん=ひまわり説」という都市伝説とは別に、もう一つの都市伝説が存在しています。
それは
「しんこちゃんはひろしを助けるために未来から来た説」
です。
2009年1月23日放送、第656話の「また!しんこちゃんだゾ」のエピソードがとても意味深な内容を含んでいるからです。
ある日、ひろしはシロと散歩をしていました。
すると、向こうから来たしんこちゃんが
「シロを連れているという事は、ひまちゃんのパパですね」
と話しかけてきます。
その後、ひろしとカフェに入ったしんこちゃんは
「みさえもしんのすけもひまわりも、みんなひろしが好きだ」
ということを伝えます。
そしてカフェを出た後、しんこちゃんにガチャガチャをプレゼントしようと駆け出すひろしにしんこちゃんが
「そんなものいらない!」
と叫びながらしがみつきます。
そのすぐ目の前を車が通りすぎ、しんこちゃんが助けていなかったらひろしは車にひかれてしまっていた・・・
というエピソードです。
この話から
- 未来のひろしは交通事故で死んでしまう
- それを防ぐためにしんこちゃんがやってきた
- 家族みんながひろしを好きだと伝えたかった
という説がささやかれています。
確かに、自分の父親を守れるなら、過去に行きたいと思うのも仕方ないものです。
そしてそれが出来るのは、赤ちゃんだった=ひろし達でも気づかないひまわりしかいません。
どんどんしんこちゃん=ひまわり説が濃厚になっていきますね。
登場話は第何話?
2018年12月5日 651話
「謎のしんこちゃんだゾ」
DVD9期3巻
こちらがしんこちゃん初登場の回です。
ひまわりとみさえが、公園にいたしんこちゃんに会うという話なのですが、この頃からしんこちゃんはしんちゃんと似たような言い間違いをしていました。
2009年1月23日 656話
「また!しんこちゃんだゾ」
DVD9期4巻
しんこちゃん2度目の登場です。
こちらがひろしを車の事故から助ける回です。
シロとの散歩中だったひろしは、しんこちゃんと出会い、事故未遂現場へ…。
2009年2月27日 659話
「またまたしんこちゃんだゾ」
DVD9期5巻
しんこちゃん3度目の登場です。
この回で、しんこちゃんはしんちゃんのかすかべ防衛隊メンバーとの初対面を果たします。
2009年4月3日 661話
「さいごの?しんこちゃんだゾ」
DVD9期5巻
しんこちゃんとしんちゃんが初めて話す回です。
この回で、しんこちゃんは自分が未来からきたという設定を話します。
2009年10月30日 683話
「しんこちゃん、たびたびだゾ」
DVD9期9巻
前回の「さいごの?しんこちゃんだゾ」という題名とはうらはらに、しんこちゃん5度目の登場です。
この回で、しんこちゃんはシロの子ども「ジュ」と「ニア」を紹介します。
2009年11月20日 686話
「仲良くして!だゾ」
DVD9期10巻
しんちゃんが通う幼稚園で、ねねちゃんとあいちゃんが喧嘩をしています。
そこにしんこちゃんが現れて、いつのまにか二人を仲直りさせるというお話です。
色々なところに急に現れるしんこちゃん。
彼女の目的は、一体なんなのでしょうか?
2010年1月15日 690話
「しんこちゃんまたまた!だゾ」
DVD9期11巻
しんこちゃん最後の登場シーン。
しんちゃんと出会ったしんこちゃんは
- 「妹を大切に」
- 「これが一番伝えたいメッセージだった」
と言い残し去っていきます。
この話から8年たった現在も、しんこちゃんはまだ出てきていません。
本当にこの話が最後のしんこちゃんのシーンだったのでしょうか。
謎は深まりますね。
マスターの正体を考察
しんこちゃんが登場する回では、なぜかミステリアスな雰囲気の喫茶店がでてきます。
喫茶店には幼稚園の組長に似たようなマスターがおり、時折しんこちゃんと話をしています。
しんこちゃんは
「みさえにせいりせいとんを教えたかった」
など、野原家に関する話をマスターにしています。
そのことから、マスターはしんこちゃんと野原家に関する何らかの秘密を知っていそうです。
しんこちゃんや喫茶店のマスターに関しては本当にまだまだ謎が多く、気になっている人も多いようです。
あるいは彼こそが、しんこちゃんを未来からしんちゃん達の時代に越させた張本人、なのかもしれません・・・
しんこちゃんの都市伝説まとめ
いかがでしたか?
今回はクレヨンしんちゃんに登場するしんこちゃんの都市伝説をご紹介しました。
しんこちゃんには
- 未来からきたひまわり説
- 未来からひろしを助けに来た説
という都市伝説が存在していました。
ちょっと笑えて、時には泣けて、大人でもハマってしまうクレヨンしんちゃん。
作者が、しんこちゃんを度々登場させるのには何らかの意図があったのでしょうか。
しんこちゃんの最後の登場から8年。
未だ、しんこちゃんの再登場を望んでいる人は多くいます。
早くしんこちゃんの謎が解ける日が来てほしいものですね。
あるいはその謎の答えは、臼井儀人先生が、墓場まで持っていってしまったのかもしれませんが・・・
そういえば、最近うちの子もよく新しいお友達を家に連れてきます。
その子はなんだか初めて会った気がしないんですよね。
どことなく下の子と雰囲気や癖が似ているような…。