崖の上のポニョに登場した赤ちゃんの正体を考察します。

 

また、赤ちゃんに飲ませようとしたあのスープ、一体何だったのでしょうか?

その意味についても掘り下げてみたいと思います!

崖の上のポニョの赤ちゃんの正体を考察!

ポニョにまつわる様々な考察をご紹介していますが、今回は川のシーンで登場する小舟に乗った家族について考察したいと思います。

赤ちゃんの正体や、ポニョがあげたスープの意味について見ていきましょう。

 

両親はパンフレットで大正時代の人と判明!?

ポニョとそうすけが、そうすけの母リサを探してポンポン船に乗っている最中に出会う小舟に乗った3人家族。

両親はなんだか他の登場人物よりも古風な服装で、ちょっと違う印象を受けませんでしたか?

 

実はあの両親は大正時代の人だと言われているのです。

実際、映画公開当時のパンフレットには、両親が「大正時代の人」だと紹介されていました。

 

残念ながらパンフレットの写真などは見つけることができませんでしたが、公開時の2008年のネット掲示板などを見ると、そういった書き込みがされています。

とはいえ、ポニョの世界には三菱ミニカトッポ(リサの車です)などが登場するので、明らかに時代の合わない人物だと言えるでしょう。

 

服装の他にも、赤ちゃんの両親はそうすけとポニョに小さなろうそくをくれたり、ろうそくで動く船に疑問を抱いていなかったり、一方的にそうすけのことを知っていたりと、「なぜ?」と思う部分の多い2人です。

このシーンは古代の生物が登場したりもするので、ポニョの魔法の力によって時空を超えてやってきた人々なのだと言えるでしょう。

 

とはいえ、この両親が生きているのか、もう亡くなっている人たちなのかはわかりません。

恐らく亡くなっているのでしょうが・・・

両親は死んだけど赤ちゃんだけは生きていた?

大正時代の服装をした不思議な両親と一緒にいる赤ちゃん。

実はあの家族、両親は既に亡くなっているものの、赤ちゃんだけは生きていたと言われています。

 

両親は何らかの理由で生まれて間もない赤ちゃんを1人残し亡くなってしまい、赤ちゃんが心配なために成仏することができないのです。

しかしそうなると、赤ちゃんも大正時代の人ということになり、時代設定などが目茶苦茶になってしまいますが・・・

 

時空が歪んだが故に起こった現象なのか、もしくは赤ちゃんも実は亡くなっていたのか。

実際の所はわかりませんね><

 

ポニョのスープが赤ちゃんに命を与えた?

小舟に乗った家族に出会ったポニョは、持っていたスープを赤ちゃんにあげようとします。

あのスープには特別な力があり、赤ちゃんに命を与えるためにポニョはそれを差し出したのでしょうか。

 

しかし、残念ながらスープはあかちゃんの口へ入ることなく、赤ちゃんのお母さんが飲んでしまいました。

赤ちゃんはバタバタと怒り、ポニョもお母さんの行動に抗議をしましたが、赤ちゃんはスープが飲めないから、お母さんが飲んでおっぱいにして与えるのだと説明されます。

 

確かに、赤ちゃんはスープなんて飲めませんよね・・・

ということで、赤ちゃんはポニョがくれたスープを飲んでいません。

 

ですから、スープが命を与えたというのは考えにくいです。

ポニョは赤ちゃんに魔法をかけた?

ポニョはスープだけでなく、持っていたサンドイッチも「赤ちゃんのために」と母親に渡しました。

そして、そうすけと共に船に乗ってその場を去ろうとします。

 

しかし、不機嫌だった赤ちゃんは泣きだしてしまい、母親の腕の中で力いっぱい暴れるのです。

それを見たポニョは半漁人の姿に戻り、赤ちゃんのところへ走っていき、赤ちゃんに顔を近づけました。

 

すると、それまでつまらなそうな顔をしていた赤ちゃんが笑顔になったのです。

このシーンの意味は一体何だったのでしょうか。

 

何気ない場面のようですが、多くの人の印象に残るくらいじっくりと描かれているので、何かしらの意味があるはずです。

考えられるのは、ポニョが赤ちゃんに魔法をかけた、ということ。

 

前述の設定が本当ならば、赤ちゃんの両親は亡くなっており、この先赤ちゃんは1人で生きていかなければなりません。

そんな赤ちゃんに、ポニョは「1人で生きる勇気や強さ」「生きることの喜び」を与えたのではないでしょうか。

 

その証拠?に、このシーンの後、ポニョは魔力切れで力尽きて眠ってしまいます。

単に船を走らせすぎて疲れたとも考えられますが、赤ちゃんに自分の持つ力を分け与えたという方が、なんとなくカッコイイですし、流れ的にも自然な気がします。

 

まとめ

今回は、ジブリ映画「崖の上のポニョ」に登場する赤ちゃんとその両親について考察しました。

ポニョとそうすけが出会う小舟に乗った3人家族の両親は「大正時代の人」で、この設定は公開当時のパンフレットにも書かれていました。

 

両親は亡くなっているものの、2人が連れた赤ちゃんは唯一生きており、現世に残した愛する我が子を思う気持ちから、両親は成仏できていないと考えられます。

そして赤ちゃんが終始不機嫌なのは、両親がいない世界で生きることのつまらなさ、不安を表現しているのではないでしょうか。

 

ポニョは泣きだした赤ちゃんに顔を近づけ笑顔にしますが、この時に赤ちゃんが1人で強く生きていけるよう、そして生きることの喜びを感じられるような魔法をかけました。

作品のテーマである「こどもたちに「うまれてきたよかった」と思える世界」をポニョが赤ちゃんに与える、重要なシーンだと考えられます。

 

ちなみにこの赤ちゃんのお母さんの声優さんは、先週の「千と千尋の神隠し」で主人公「千尋」を演じた方です!

ぜひ注目してみてくださいね^^