今回はアニメFGOの主人公である藤丸立香について見ていきます。 カルデアの前に立ちはだかるのは、人理修復という大偉業。 ただの一般人だった彼にいきなり世界を救えと言っても、当然難しいでしょう。 […]
今回はアニメFGOの主人公である藤丸立香について見ていきます。
カルデアの前に立ちはだかるのは、人理修復という大偉業。
ただの一般人だった彼にいきなり世界を救えと言っても、当然難しいでしょう。
しかし、彼には非凡な能力が備わっていました。
そのおかげもあって、彼らの旅はここまでなんとかたどり着いたのです。
というわけで、まだまだ底の知れない、藤丸立香という人物。
本記事では、彼の正体に関するいくつかの考察を紹介します。
FGOバビロニア藤丸立香の正体
主人公とは思えないほど様々な謎がある藤丸立香。
実は彼には、
- 死亡説
- 正体は人類悪
- ビーストだった
などの噂があります。
それぞれ掘り下げてみていきますね!
藤丸立香死亡説とは
藤丸立香は実は死亡しているという説があります。
彼の持つ極めて特殊な能力が、こうした考察を展開させているのです。
まず、彼のレイシフト適性。
百発百中でレイシフトを成功させているところに、出来すぎた感じを覚えます。
続いて、彼の毒に対する耐性の異常な強さ。
毒を扱うサーヴァントの毒ですら、その効果を和らげ、行動可能状態を維持しているのです。
アニメの舞台であるバビロニアで出てくる、シュメル熱にも耐性を発揮します。
ただの一般人が、異常な資質を都合よく持っているでしょうか。
また、彼は時折、特異点での出来事を正夢として見ることがあります。
予知にも近いそれは、特異点での問題を解決する糸口となることも。
こうしたことから出てきた説が、死亡説です。
彼の肉体は既に朽ちており、意思だけがさまよっている状態。
その思念が時間軸を超え、特異点現地で受肉する仕組みの可能性をみています。
毒耐性も、夢の話も、固有の肉体を持たない彼だからこそ実現可能という理屈です。
その他、ゲーム中では彼を外部存在のように表現するサーヴァントも。
このように伏線を匂わせるシーンは、実はゲーム本編中に数多く存在しています。
公式では、主人公はあくまでただの一般人だという発言以外は明示されていません。
しかし、明らかにしていないだけで、何かを隠している可能性もあります。
今後、どのような展開が待っているのか、要注目です。
藤丸立香は人類悪だった?
続いて広く考察されているのが、藤丸立香人類悪説です。
人類悪とは、人理そのものを消滅せんとする存在。
地球上の人類全体における敵そのものです。
ただ、その悪は人類に対する愛から生み出されたもの。
人理を守ろうという大きな愛が、結果的に人類を滅ぼす結末に向いたものです。
カルデアが成そうとしているのはまさに人理修復。
そこには、人類に対する普遍的な愛の感情があります。
となれば、対人類悪戦というのは、いわば互いの愛がぶつかり合う状態。
信じた正義同士が衝突し、悲劇を生む戦争とよく似ています。
カルデアの抱えるその使命の重さが、人類悪の芽となりうるという可能性は捨てきれません。
なにより、人類悪と相対し乗り越えようとする姿勢が、人類悪と同等の存在ともいえます。
ここから派生し、カルデア自体が人類悪であると考える説も。
藤丸立香人類悪説については、バビロニア以降の物語でさらに考察が深まります。
また、彼らの戦いの始まりとなった特異点F(冬木市)からも、思わせぶりな部分がちらほら。
ここでは詳しい説明は省きますが、この説も非常に面白い考察となっています。
藤丸立香ビースト説!?
最後に、藤丸立香ビースト説についてです。
ビーストとは、人類悪とほぼイコールの存在。
人間の獣性から生み出される、災害の獣と称されます。
ビーストは全部で7体存在するとされ、ティアマトはそのうちの1つ、ビーストⅡ。
通常のサーヴァントでは到底太刀打ちできないほどの力を保有しています。
ゲーム上では、ビーストは全7体のうち4体まで正体が明らかになっています。
そして、その残り3体のうち、ビーストⅦが主人公だというのがこの説です。
この考えも、ゲームでのストーリーで語られた内容を起源としています。
第7の獣は第1の獣が顕現した時点で生まれていた、というサーヴァントも。
そして、藤丸立香のレイシフトが適正100%であること。
これは、キャラ設定に「単独顕現」の資質があるためだと考える説もあります。
「単独顕現」とは、時間・空間を超えてあらゆる地に存在を確定させるというもの。
特異点へのレイシフトはいわば時間旅行。
そう考えれば、レイシフトが適正100%なのは筋が通っているように聞こえます。
この「単独顕現」というスキルは、実はビーストクラスに与えられるクラススキル。
一部例外もいるためはっきりとは言い切れませんが、ビースト説に至る有力な論拠でしょう。
彼らの行動がビーストである可能性を示す説も少なくありません。
とりわけ、バビロニア以降で顕著となりますが、カルデアの戦いは善悪を超えたものとなっていきます。
人理が崩壊する起点を潰す旅は、あり得たかもしれないIFの世界を切り取る旅へ。
自分たちの存在と歴史を証明するために、彼らは手ごわい相手を敵にします。
本来ならば、衝突することのなかった歴史同士の対立。
IFの世界の住人からすれば、カルデアはまさに人類悪でありビーストでしょう。
こうした説をほのめかす部分が散りばめられたFGOのストーリー。
多くの仮説が考察されているのも無理からぬことだといえます。
まとめ
今回は、藤丸立香の正体について掘り下げてみました。
藤丸立香という人物にどんなものを持たせ、これから背負わせていくのか。
その全容はいまだ誰にもわかりません。
ゲームのストーリー自体がまだ完結していないため、今回の説も可能性としてはあり得ます。
どのように話が進展し、何が明らかになっていくのか、今から楽しみです。
FGOという一大コンテンツ、今後も目が離せません。