アニメFGOバビロニアの結末について考察していきます。 人類歴史抹消の原因たる特異点を消滅させるという、大命を背負うカルデア。 その特異点消滅のための道のりは険しいものです。 人理の特異点とな […]
アニメFGOバビロニアの結末について考察していきます。
人類歴史抹消の原因たる特異点を消滅させるという、大命を背負うカルデア。
その特異点消滅のための道のりは険しいものです。
人理の特異点となっているだけあり、その地には大きな脅威が存在します。
立香たちは、それらを倒さねば特異点は消滅しません。
では、バビロニア特異点における脅威とはいったい何なのか。
そして、どのような結末を迎えるのか、解説していきます。
Contents
FGOバビロニアのアニメラスボスは誰?
まずは、FGOバビロニアのラスボスから。
その最有力と言われているのは、ティアマト。
一体どういった存在なのでしょうか?
ティアマトで決まり!?
バビロニア特異点における最大の脅威こそが、ティアマト。
この存在こそが特異点を発生させている元凶です。
カルデアがこの特異点にて果たすべき使命は、ティアマトの消滅。
アニメにおいても、最終的に描かれるのはティアマトとの最終決戦であると見て間違いはないですね。
ティアマトとは、七つの人類悪の1つ、「ビーストⅡ」。
存在そのものが人類消滅の脅威となる、まさに全人類の敵。
(ビーストは他にも存在しますが、ここでは割愛します)
ティアマトは古代メソポタミア神話における原初の神。
自然界に存在するあらゆるものの生みの親のような位置づけです。
創造を司るティアマトには、「死」という概念が存在しません。
そして、この世の生きとし生けるものが「生きている」限り、その存在は保たれます。
このように、なんとも無茶苦茶な設定を持った非常に厄介な相手に、立香たちは立ち向かっていくのです。
バビロニア特異点は、紀元前2655年に発生したもの。
いわゆる神話の時代であり、人間が神々と決別した時代とも言われます。
全ての生命の母たるティアマト。
子供らに裏切られたティアマトにとって、人類に強大な悪意を向けることは想像に難くありません。
この地が特異点となったことにも、合点がいきます。
これらを踏まえれば、アニメでのラスボスもまた、ティアマトで間違いないでしょう。
ティアマトを倒して終わりか?
ティアマトがバビロニア特異点における最終目標であることは分かりました。
しかし、この物語には他にも多くのハイライトがあるのです。
バビロニアのストーリー展開は、大きく前後半の2つに分けられます。
- 前半は、当初人類の脅威と見ていたゴルゴーンとの戦いまで。
- そして後半は、先に述べた本来の脅威、ティアマト戦までです。
アニメの構成によっては、描き方は大きく変わることでしょう。
仮に1クールでやりきるのであれば、膨大な情報量を詰め込む形となります。
2クールあれば、先ほどの前後半で区切るなどして見せてくれるかもしれません。
また、2クールでも分割2クールの場合、1クール目が1期扱いとなることがあります。
その点でいけば、1期はゴルゴーンを倒して終わりでしょう。
2クール目の2期はラストのティアマト戦まで。
その他にも、女神イシュタルと英雄王ギルガメッシュとの関係だったり。
ギルガメッシュとエルキドゥについてや、ゴルゴーンとアナ(メドゥーサ)も見逃せません。
女神三柱が1人のケツァル・コアトルや、冥界の女主人エレシュキガルのパートも注目です。
いずれも、ラストのティアマト戦に向かう前段階での出来事。
しかし、そのシーンはいずれも十分に魅力的です。
様々な英霊たちと出会い、ときに戦い、力を合わせて巨悪に立ち向かう立香たちカルデア。
1人1人の力は微弱でも、「縁」の力で乗り越えていきます。
バビロニアは、サーヴァントが特に多く登場する特異点。
それだけティアマトの力は凶悪です。
そんな立香たちの活躍をぜひご覧ください。
特に見てほしいサーヴァント!
物語はもちろん、サーヴァントの戦いぶりが大きな見どころでもあるFGO。
数多くいる中で、特に注目してほしいサーヴァント。
今回は、カルデアに相対するサーヴァントという視点でいくつか紹介していきます。
筆者が特に注目しているのは以下の3体。
エルキドゥ、牛若丸及びエレシュキガルです。
エルキドゥは、ギルガメッシュの唯一の親友とも言われる自動人形。
本来の特徴を変化させた彼ははじめ、カルデアやギルガメッシュと敵対します。
彼は物語の最後に大きな役割を果たすので、注目してみてください。
牛若丸は、ギルガメッシュらがウルクの地に独自に召喚したサーヴァント。
名前の通り、日本のサーヴァントらしい鎧姿で中性的な恰好です。
彼は人類のために戦っていましたが、途中で悪堕ちし、立香たちの前に立ちはだかります。
サブエピソードとして、目を見張っておくべきでしょう。
最後に、エレシュキガル。
彼女は、物語中盤から後半にかけて本格的に登場します。
見た目はイシュタルそっくりなのに、性格は真反対のエレシュキガル。
彼女もまた、女神として大きな働きを見せてくれます。
他にも多くのサーヴァントが出てきますので、お気に入りを探して見るのもよいかもしれません。
なお、余談ですが、筆者的には牛若丸がバビロニアにおける真のラスボスです。
ゲーム内で散々苦戦させられるという、なんとも苦い思い出を持っています。
牛若丸のこの凶悪さが、アニメで全面に押し出されていくかどうか。
個人的にはこの部分に最も注目しています。
もし描かれた際は、筆者の気持ちが、そのときなんとなく分かるかもしれません。
アニメの最終回を考察!
ここでアニメ最終回がどういった形になるのかを見ていきます。
終わり方一つで良作にも駄作にもなるだけに、この終わり方には注目していきたいところです!
どうやって締めくくる?
ティアマトは、人類にとってあまりに強大な存在。
神々がサーヴァントとして現界しても、原初の神の前では赤子同然。
そんな途方もない存在に、どう立ち向かっていくのか。
これこそが、アニメの最終回で描かれるものだと言えます。
ティアマトを倒すためには、各サーヴァントが宝具を限界まで出力しなければなりません。
そのコンビネーションを重ねに重ね、ついに倒すというのが結末です。
アニメだけに、この部分はスピーディーに描かれると予想。
よって、最終回はそんな宝具や権能の演出盛りだくさんの話だと考えています。
きれいにまとめるなら、ティアマト倒して帰還、という結末でしょう。
ただ、FGOはこの先にも話が続きます。
そもそも、このように終わらせるのも一筋縄ではいかないとも考えられます。
実は、7つの特異点を作り上げた悪の張本人が、これ以前の物語で登場しているのです。
その部分を前提に物語展開されていくのであれば、バビロニア以降には触れなければなりません。
今後、バビロニアの後の話がアニメ化されるかどうかは分かりません。
しかし、もし続編を作る予定があるのならば、強烈な余韻を残すことになるでしょう。
まとめ
カルデアに来るまではただの一般人だった藤丸立香。
彼はここに来て、いよいよ神と戦うことになります。
相手は原初の神であり、不死の存在であるティアマト。
死なない相手とどうやりあっていくのか、実際にその目で確かめてみてください。
そして、ティアマトを倒した後に、ウルクの地に何が残ったのか。
7つの特異点を全て消滅させた先に何が待っているのか。
FGOは人間の物語を描いています。
彼らの姿、その生きざまを見て楽しんでこそ、この作品の本質が見えてくるのです。