フルーツバスケット新作アニメ公開を記念して、前作との違いを考察していきます。   2006年を持って、漫画の連載に幕を閉じたフルーツバスケット。 13年の時を経て、アニメとして蘇ります。   当然アニ […]

フルーツバスケット新作アニメ公開を記念して、前作との違いを考察していきます。

 

2006年を持って、漫画の連載に幕を閉じたフルーツバスケット。

13年の時を経て、アニメとして蘇ります。

 

当然アニメも新しく作り直されての放送となるわけですが、これまでと一体どこが違うのでしょうか?

詳しく見ていきます。

 

記事は下に続きます。

フルーツバスケットアニメ前作との違い

フルーツバスケットは、2019年に新作アニメが公開される流れとなりました。

 

前のアニメの時は、原作漫画が連載中でした。

そのため、原作で入れられない部分が多くありました。

 

なのでラストが原作とは違いました。

 

「アニメは、アニメで面白い!」

 

という意見もある一方で、原作に近い形で書いてほしい・・・という意見もありました。

では、何で今、またアニメ化されるのかについても考察していきます。

 

作者のアニメへの思い

原作者の高屋奈月先生いわく、昔、画業20周年に当たって、担当者さんに、

 

「何かしたい事はありませんか?」

 

と聞かれて、「特にない」と答えたそうです(笑)

その後、

 

「フルーツバスケットの最終回を音声付きで見たい」

 

と伝え、DVD化が実現。

DVD化された際には、

 

「夢物語ではないか?」

 

と感じていたと書いています。

 

このまま、この作品を終わらせたらいけないと思い、

 

「総監督してアニメ化したい!」

 

と先生自ら意見を出しました。

その後、先生の声もあり、リニューアルアニメ化が決まったというわけです。

 

声優が全員変わった!?

2019年、リニューアル版のフルーツバスケットでは、なんと前と声優さんが全員入れ変わりました!

新しいアニメの声優さん、凄く豪華だと言われ、話題を集めています。

 

主な声優さんを紹介しておきますね。

 

本田 透役:石見舞菜香

主に演じた訳としては、

 

  • ゲーマーズ!:星ノ守千秋
  • アイカツスターズ!:夏奈

 

が挙げられます。

 

透の声は誰になるのか、かなり前から話題でした。

石見さんの透き通るような声が、ファンの期待を満たせるのかが注目のポイントと言えそうです。

 

草摩由希役:島﨑信長

過去の出演作一例としては、

 

  • Free!:七瀬遙
  • 斉木楠雄のΨ難:海藤瞬、

 

などがありますね。

今勢いのある若手声優・島崎信長さんですから、これはかなりの好演が期待できそうです。

 

草摩 夾役:内田雄馬

主な過去作は

 

  • BANANA FISH:アッシュ、
  • うたの☆プリンスさまっ♪の鳳瑛二

 

等が挙げられます。

 

草摩紫呉役:中村悠一

主な過去作は

 

  • 金色のガッシュベル!!:ツァオロン
  • おおきく振りかぶって:阿部隆也
  • 銀魂:金時

 

などですね。

 

ちなみに、前作の声優さんについてはこちらです。

 

  • 本田透:堀江由衣
  • 草摩由希:久川綾
  • 草摩夾: 関智一
  • 草摩紫呉:置鮎龍太郎

 

となっています。

 

どの声も役にぴったりだったと言われていて、今でも根強いファンがいる理由の一つです。

特に紫呉役の置鮎さんは、イメージにぴったり合うと評判でした。

 

正直に言えば、前の声優さんが良かったという声もあります。

ただ、前の声優さんも、新しい声優さんもどちらとも豪華キャストで、新旧違った形になるものの、どちらも名作になるはずとして、早くも期待が高まっています。

 

制作スタッフも一新

製作スタッフも一新しました。

スタッフによって、作る人達によって、同じ原作から作られたアニメでも、世界観が180度変わります。

 

監督は井端義秀さんです。

シリーズ構成は岸本卓さんとなっています。

 

シリーズ構成のつまらないアニメは、ヒットしません。

しかし、岸本卓さんのシリーズ構成凄く面白いと評判なので、楽しみです。

 

キャラクターデザインは進藤優さんです。

輪るピングドラム・マクロスΔなどのキャラデザも手がけていて、その能力は折り紙付き。

 

アニメで最も重要なのが、キャラクターです。

原作に近い感じが良いですが、進藤さんによって、現代風のアレンジが加えられます。

 

そして、アニメーション制作はトムス・エンタテインメントです。

 

前作もそうですが、今回の新フルーツバスケットも、やはり豪華なスタッフになっています。

ヒット作間違いなしです。

 

今回のアニメでは、原作者が総監督します。

原作者がアニメ総指揮を取るとあって、ファンからは喜びの声が上がっています!

 

ちなみに、前回の作品の監督は大地丙太郎監督です。

こちらも、凄くファンの間で評判の良い監督でした。

 

新しい監督は、凄いプレッシャーを感じているのではないかと予想されますが・・・

それをはねのけ、素晴らしい作品を作ってもらえればなと思います。

 

ストーリーに変化は?

今回のアニメ化までに、フルーツバスケットには色々な動きがありました。

 

まずは、前作アニメ・フルーツバスケットです。

最終回は、原作とは少し異なりました。

 

途中までは同じです。

夾が猫の怪の姿になり、透と親密になる所までは、原作と同じです。

 

その後、透がアキトに会いに行くシーンは、原作と異なります。

ラストは原作通りになると予想しますが、アキトのシーンとリンクしたシーンがあるのかどうかは不明です。

 

アキトの話は、前作のスタッフが作った物なので、使えるのかどうかも不明ですね(汗)

原作者は、新しい作品を求めているという事なので、近い話は使われないと予測します。

 

それはそれで残念な気がしますが・・・まあ、新しいものを作る以上、それは仕方のないことですね。

ちなみに【フルーツバスケット another】は、原作の人物が大人になり、親になって子供が出来た設定になっています。

 

どちらかというと、子供世代の話です。

こちらの話は、組み込まれるのか考察しました。

 

この作品は、原作にはあまり関係ない話なので、今回のアニメに入ってもラストに少しだけではないかと言われています。

anotherはanotherで凄く人気がありましたので、ファンの気持ちを汲み取る上でも、最終回に未来を予想させる一コマを入れることは、十分予想できますね。

 

まとめ

今回は、フルーツバスケットの前作と新作アニメの違いについて考察しました。

 

  • 声優
  • 監督
  • 制作スタッフ
  • ストーリー

 

すべてが一新されたのが、今回放送される新作フルーツバスケットなのです。

 

前作も素晴らしかっただけに、ファンの期待は早くもかなり高いレベルになっています。

期待を裏切らず、それ以上の面白いアニメになることを、期待しましょう!