ドラえもんの最終回に関する都市伝説は、いつも世間を賑わせます。   国民的人気アニメ、ドラえもん。 その人気の高さ故に、やはり最終回はどんな話なのかについて注目を集めています。   さて、そんな中昔か […]

ドラえもんの最終回に関する都市伝説は、いつも世間を賑わせます。

 

国民的人気アニメ、ドラえもん。

その人気の高さ故に、やはり最終回はどんな話なのかについて注目を集めています。

 

さて、そんな中昔から言われ続けているのが・・・

 

ドラえもんの最終回

 

です。

悲しいお話、あるいは感動するストーリーとなっているので、ぜひ楽しんでご覧ください。

 

記事は下に続きます。

ドラえもんの最終回は1つじゃない

ドラえもんの最終回は、1つじゃないないと言われています。

人気作ということもあり、どんどん噂は広まっていき、いつの間にか都市伝説として複数の最終回が生まれるまでになりました。

 

一つの作品に、複数の終わり方がある…なんだか不思議な感じです。

 

どのような最終回があるのか・・・

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

 

のび太は植物人間だった

のび太は植物人間だったという最終回があります。

 

ある日のび太が家に帰ってきました。

すると、荷物をまとめて未来へ帰ろうとするドラえもんの姿があったのです。

 

不思議に思ったのび太は、

 

「ドラえもん、どうしたの?何してるの?」

 

と聞きました。

 

するとドラえもんはこういったのです。

 

「未来から、こちら側の世界に来る者たちのマナーが悪すぎて、時空法が改善されたんだ。だから、未来に帰らないといけなくなった。」

 

ドラえもんは、のび太の悲しむ顔を見たくなかったので、このことを秘密にし、のび太がいないうちに未来へ帰ろうとしていたのです。

 

もちろん、のび太はドラえもんが未来へ変えることを必死に止めました。

 

「行かないで!!ここにいて!」

 

ですが、ドラえもん自身も溢れ出てくる涙を必死に堪えて、のび太を押しのけタイムマシーンへと乗り込みます。

そして未来へと帰っていってしまいました・・・

 

「ドラえもーーーーん!!!」

 

とのび太は泣き叫びました。

ずっとずっと涙が枯れるまで泣いていました。

 

・・・そして、病院のベットに寝ているのび太。

そのそばには、病室の花の水替えを行っているのび太のママがいました。

 

すると、のび太の目から大粒の涙が流れ始めたのです。

のび太のママはそれに気づき、のび太の手を取り必死に話しかけます。

 

「のびちゃんが事故にあってから半年がたつわ・・・」

「今日は悲しい夢でも見ているの?だから涙が出ているのかしら。」

「お願いだから早く目を覚まして・・・お願いだから・・・

 

・・・そうです。

ドラえもんのいる世界は、植物人間になってしまったのび太の見ている夢だったのです。

 

考察

のび太が植物人間になってしまって、ドラえもんの物語は全てのび太の夢だった。

もしこれが本当の最終回だとしたら、とても悲しいですよね。

 

なぜ、このような最終回が都市伝説になっているのか。

それには訳がありました。

 

ドラえもんの作者である藤子F氏は、ある少年と出会ったのですが、その少年をもとに作ったのがドラえもんだと言われています。

 

そのある少年は、植物状態の患者だったのだとか。

その少年が寝言でたまに話す、

 

  • 「猫型ロボット」
  • 「何でも出てくるポケット」

 

を聞き取り、藤子F氏なりに考えだし、作られたのドラえもんがだったというわけです。

 

このような説があるとはいえ、本当に藤子F氏がこの子供に会っていたのか、植物人間だったと言う最終回が真実なのかどうかは・・・今はもう、誰にも真実を知ることは出来ません。

 

私は、ドラえもんと言うアニメ自体本当に楽しい、面白いアニメなので、最終回も面白く楽しく終わるのではないかなと思います。

のび太は植物人間だったという最終回だとしたら、小さい子供たちも見ているのに、ちょっと刺激が強すぎますしね・・・

 

以前、藤子F氏の娘が藤子F氏に、

 

「のび太は植物人間なの?」

 

と聞いたこともあると言う話も上がっています。

学校かどこかで、この都市伝説を耳にしたのでしょう。

 

その時に、藤子F氏は

 

「そんな悲しい話ではないよ。もっと楽しい最終回が待っている。」

 

と話したのだとか。

これも真実はわからずですが、私は、藤子F氏の話した「そんな悲しい話ではないよ。もっと楽しい最終回が待っている。」

 

この言葉を信じようと思いました。

 

ドラえもんが電池切れを起こす

電池切れで突然ドラえもんが動かなくなったという説もあります。

 

ある日、突然動かなくなったドラえもん。

のび太がいくら声をかけても動きません・・・

 

そこで、ドラミちゃんに相談します。

ドラえもんを診察してくれたドラミちゃんの回答は・・・悲しいものでした。

 

ドラえもんは電池切れだったのです。

 

「な~んだ!それなら、電池を変えるだけでいいじゃんか」

 

一安心するのび太ですが、ドラミちゃんの顔は沈んだままです。

 

電池を交換すると、ドラえもんの記憶が消えてしまう・・・

あまりに悲しい真実をのび太はドラミちゃんから聞かされます。

 

もちろん、高機能なロボットのドラえもんなので、バックアップ用記憶メモリーが、しっかりとついているのですが・・・

バックアップ用記憶メモリーは、耳に内蔵されていました。

 

知っての通り、ドラえもんはネズミに齧られ、既に耳を失っていたのです。

そのため、電池を交換してしまうと、のび太と過ごした日々を全て忘れてしまうのです。

 

のび太はどうにか、記憶を残したまま電池換えをしたく、設計開発者を呼ぼうとしました。

しかし、設計開発者の情報はわけあって、未来でもトップシークレットの機密事項となっていたのです・・・

 

どうしても記憶はそのままで、電池を換えたいのび太。

のび太は、涙をこらえながら、ドラえもんを押入れにしまい込みました。

 

そして、皆には

 

「ドラえもんは未来へ帰った」

 

と言ったのです。

 

のび太は、ドラえもんのいない生活に耐えられず、泣いている毎日でした。

どうにかして、ドラえもんの記憶を残したままバッテリー交換をしたい。

 

ドラえもんのために、あの勉強嫌いなのび太が、猛勉強を開始します。

元々頭は悪くなかったのび太、ただ勉強をしなかっただけなのです。

 

そして、猛勉強の成果もあり、世界でもトップクラスのロボット工学者に成長。

 

工学者になってからは、恋愛もうまくいきました。

目標を見つけ、懸命に努力するのび太、元々の優しさも相まって、その魅力は日に日に輝いていきます。

 

大好きだったしずかちゃんも、のび太の魅力に気づきます。

ついに、二人は結婚することとなったのです。

 

しずかちゃんとの結婚生活を楽しみ、工学者として仕事も順調に進んでいたある日・・・ついに、のび太はやり遂げたのです。

妻となったしずかちゃんを大急ぎで呼びます。

 

そして、駆けつけたしずかちゃんの目の前には、数十年前、突然未来に帰ったはずの友人・ドラえもんの姿が。

 

「見ててね、しずか」

「ドラえもん、ずっと、ずっと・・・長い間、待たせたね」

 

努力の末に、ドラえもんの記憶メモリーを残したままで、修理を完了したのです。

涙をこらえ、震える手でのび太は、ドラえもんのスイッチを入れたのです。

 

するとドラえもんが動き始めました。

そして、ドラえもんがいつものようにこう言ったのです。

 

「のび太君、宿題、終わったのかい?」

 

数十年ぶりにドラえもんは、記憶を残したまま復活することが出来たのです。

のび太はもう、涙を堪えることが、出来ませんでした。

 

考察

ドラえもんが、記憶を残したまま電池の交換が出来ないため、のび太が猛勉強をし、電池交換するための技術を取得します。

そして、数十年ぶりに記憶を残したまま復活することが出来たということですね。

 

私はこの最終回の都市伝説なら、ありえそうだなと思います。

感動、そして面白さのある最終回なんてとても素敵ですよね。

 

まさに、国民的アニメの最後にふさわしい1話なのではないでしょうか。

 

ちなみに、その後は知っての通り、ドラえもんは猫型ロボットとして開発・量産されました。

 

その開発者の名前は、野比のび太。

ドラえもんの製作者が明かされていなかったのは、開発者がのび太自身だからだったためです。

 

未来を変えないため、過去の自分が努力するために、のび太は、あえて自分の情報を機密事項としていたのです。

 

さようならドラえもん

ドラえもんが、「未来の世界に帰らなければならなくなった」とのび太に言いました。

 

もちろんのび太はドラえもんにすがりつき、泣きわめいて引き止めます。

ですが、のび太はしっかりとドラえもんとの別れを受け入れたのです。

 

ドラえもんと過ごす最後の夜、のび太は、ジャイアンに会いに行き、喧嘩になりました。

のび太は、こう考えていたのです。

 

「自分がしっかりしないと、ドラえもんが安心して未来へ帰ることができない」

 

と。

 

普段ののび太ならジャイアンにやられっぱなしですが、そのときは違いました。

必死でシャイアンにつかみかかり、ボロボロになりながらも、最後にはジャイアンに

 

「おれの負けだ」

 

と言わせたのです。

そして、駆けつけたドラえもんに抱き起こされたのび太。

 

ドラえもんの助けを求めずに、自分一人の力でケンカに勝ったことを誇りました。

のび太はドラえもんに何度も何度もこう繰り返し言いました。

 

「ドラえもん、僕、勝ったよ」

「僕、一人で勝ったんだよ」

「もう、僕は大丈夫。だから・・・」

「安心して、未来に帰ってね、ドラえもん」

 

最高の親友に心配をかけまいと、まるでうわごとのように、ずっと繰り返していました。

全ては、ドラえもんに心配をかけないため、安心して未来に帰ってもらうために・・・!

 

ドラえもんは、大粒の涙をぼろぼろ流しながら、のび太のその言葉を聞きました。

 

「うん、うん!」

 

何度も、何度も、のび太の言葉に頷きます。

 

そして、自分の部屋へ戻ったのび太は、布団に入り静かに眠り始めます。

布団の横に座り、ドラえもんはのび太の寝顔を、涙を流しながら見守っていました。

 

ですが、部屋に朝の光が入り込んだとき、ドラえもんの姿はもうそこにはありませんでした・・・

 

「ドラえもん、僕、もう大丈夫だよ。今までありがとう。」

「さようなら、僕の最高の友達」

 

のび太は、空になった押し入れに向かって、そうつぶやくのでした。

 

考察

ジャイアンとの戦いに一人で挑み、勝ったのび太。

ドラえもんは、とても嬉しかったでしょう。

 

自分が支えなければ生きていけない、いつもいじめられてドジばかりなのび太。

彼を一人残して帰ることが、どれだけ不安だったことか・・・

 

その気持ちを誰より分かっていたのは、他ならぬのび太です。

だからこそ彼は、恐怖を乗り越え、ジャイアンに戦いを挑み、そして、勝ったのです。

 

もう、自分は大丈夫!

だから・・・安心して、未来に帰ってね。

 

本当は離れたくない。

でも、せめて、離れていく友人に、安心して帰ってもらいたい。

 

優しいのび太ができる、最高の贈り物だったのでしょうね。

 

そして、寝顔を見守っていたドラえもんが、朝の光が差し込んだときにはもういなかった・・・

最高のお話です。

 

実はこの話、実際にテレビでも放送されているんです。

まあこの時はドラえもんは帰らなくなったのですが・・・そこはあえて触れないでおきます。

 

もしかしたら、これが世間に知れ渡っている唯一の最終回なのかもしれませんね。

 

ドラえもん最終回の都市伝説まとめ

ドラえもんの最終回に関する都市伝説は、様々な説がありましたね。

 

  • 感動的なもの
  • 悲しさと面白さが合わさったもの
  • そして何より、感動的なお話

 

・・・ただ、のび太が植物人間だったというお話だけは、ちょっと不気味なですよね。

これだけ、実際に藤子F先生が子供の話を聞いた、なんて妙に現実的なところもありますし…

 

もしかして、このお話こそ本当の最終回であった可能性も。

 

しかし、人気が出てしまったドラえもんにこの原稿は使えない。

そのため急遽変更してそのままお話が続けられた…なんてこともあり得るのかもしれません。

 

この眠ったまま目を覚まさない少年=のび太は、今も夢を見続けているのでしょうか?

いつか、目を覚ましますように、願うばかりです。