赤井秀一と安室透…二人の関係性と今後について考察していきます。 2016年公開の名探偵コナン「純黒の悪夢」以降ファンが増え続けている人気キャラクター赤井秀一と安室透。 原作者・青山剛昌先生の思い入れの深いこ […]
赤井秀一と安室透…二人の関係性と今後について考察していきます。
2016年公開の名探偵コナン「純黒の悪夢」以降ファンが増え続けている人気キャラクター赤井秀一と安室透。
原作者・青山剛昌先生の思い入れの深いこの二人のキャラクターと関係性、そしてこれからを紐解いていきたいと思います!
トリプルフェイスの謎の男 安室透 プロフィール
才色兼備・眉目秀麗な謎多きトリプルフェイス、というのが安室透を示す一番適切な言葉ではないでしょうか
安室透は毛利探偵事務所の下にある喫茶ポアロで働く店員であり私立探偵。
料理上手でギターやテニスにも長けており、正に才色兼備。
そしてなんと言ってもあの甘いマスクでファンの女子高生が多く、同じくポアロの店員、榎本梓との関係を噂されSNSが炎上するほど。
しかし、彼は黒の組織の幹部バーボンであり、ベルモットから「組織随一の洞察力の持ち主」と評されるほど優秀な情報屋。
その優れた諜報能力で幹部にまでのし上がったと言っても過言ではないでしょう。
現在は組織から脱走したシェリーこと宮野志保の行方を探しています。
そして、彼にはもう一つの顔があります。
それが警察庁公安部警備企画課・降谷零。
彼は公安警察として黒の組織に潜入した捜査官で、この降谷零こそが本当の顔。
2018年の映画名探偵コナン「ゼロの執行人」も降谷零としての側面が多分に描かれ、その格好良さにファンになった人も多いようです。(私も執筆までに7回見ました)
シルバー・ブレット FBI捜査官赤井秀一 プロフィール
黒の組織から銀の弾丸「シルバー・ブレット」と恐れられる男。
それがFBI捜査官・赤井秀一です。
彼はかつて諸星大として黒の組織の構成員 宮野明美(灰原哀こと宮野志保の姉)に近づき、黒の組織に潜入。
スナイパーとしての腕前が認められ幹部入りし、ライというコードネームが与えられました。
ところが、FBIのキャメル捜査官の失態により、ライがFBIからの潜入捜査官であることが判明。
最終的に潜入捜査官であることが疑われたCIAからの潜入捜査官本堂瑛海ことキール(水梨怜奈)と江戸川コナンとの画策により、暗殺を偽装します。
その後は東都大学大学院生の沖矢昴として工藤邸に居候し、阿笠博士宅に居候中の灰原哀の護衛をしています。
赤井秀一と安室透の関係
二人は正に因縁の関係です。
赤井秀一と安室透は原作者 青山剛昌先生が愛してやまない作品、ガンダムより名前をつけられています。
あの、シャア・アズナブルとアムロ・レイです。
二人の因縁は一人の女性、ララァ・スンですが、赤井秀一と安室透も一人の男性、スコッチが関わってきます。
スコッチは、警視庁公安部からの潜入捜査官で降谷零の幼馴染。
かつて、ライ・バーボン・スコッチのスリーマンセルを組んでいました。
しかし、スコッチは潜入捜査官であることが組織にバレてしまい、追い詰められてしまいます。
降谷零を守るため、外部とのやり取りの履歴が残った携帯電話もろとも葬り去ることを決意します。
しかしそこへライが現れ、自身がFBI捜査官の赤井秀一であること、またスコッチを逃がすための手筈が整っていることを明かし、スコッチの自殺を食い止めようとします。
ところが、あとから追ってきたバーボンの階段を駆け上がる足音に、組織からの追手が来てしまたと勘違いをしたスコッチは、拳銃で自殺してしまいました。
その後、ライがFBIからの捜査官であったことを知り、
「なぜ、スコッチの自殺を止められなかったのか!赤井秀一ほどの男ならば、止められたはずなのに・・・なぜ止めなかった!」
と、赤井秀一を憎むようになるのです。
▼二人が和解・仲直りする日は来るのか?
赤井秀一の方から、スコッチの件については「すまなかった」との発言が見られます。
安室透はまだ受け入れられていないですが、少なくとも二人が共闘する日はそう遠くはないでしょう。
特に少年サンデー2018年の第24号掲載のFILE1012「ぬかったな」では、工藤邸に侵入した安室透と拳銃を突き合わせる赤井秀一、二人の間に割って入る工藤優作の姿で終わっています。
本編ではいよいよ黒の組織のボスが明らかとなり、強大な敵に工藤夫妻も協力すると発言しています。
更に、映画版ではありますが、純黒の悪夢(ナイトメア)では、最初は激しいバトルを繰り広げていましたが、最後には赤井秀一・安室透が協力することで、コナンは大事故を防ぐための行動に出ることが出来ました。
このことから、赤井秀一と安室透も共同戦線を張るのではないかと予測されます。
その中で和解していく可能性は大いにありますが、本編でどれ位二人のことが描かれるのかはこれからに期待しましょう!