黒いキューピー人形の都市伝説は、誰の身にも起こりうる、恐怖のお話です・・・

 

キューピー人形と言えば、肌色の可愛い姿を想像しますよね。

でも、都市伝説のキューピーちゃんは違います。

 

その色は

 

 

です。

しかもこの黒、どうやら色付けされたものではないようで・・・

 

本当に怖いのは、一体何か…考えさせられます。

 

黒いキューピー人形の都市伝説

とある町に一人の女性がいました。

彼女は身寄りもなく、天涯孤独でした。

 

OLをして地味に暮らす彼女にも、好きな男性ができました。

そして彼女は彼の子供を身ごもったのです。

 

しかし、彼は子供を望まず彼女の元を去ってしまいました・・・

 

また一人ぼっちなってしまった彼女は、誰にも妊娠していることを話さず、ひっそりと彼の子供を出産しました。

 

会社をやめ、身寄りもない彼女と赤ん坊の暮らしは、なんとか生活していけるくらいの質素なものでした。

そんなある日、赤ん坊を寝かしつけると、彼女は買い物へ向かいました。

 

キーッ。ドカン。

 

彼女は車にひかれて即死でした。

身寄りのない彼女の身元は判明することがなく、無縁仏として葬られることに・・・。

 

何ヶ月もたったある日、家賃が滞納されているので、大家さんが回収へと彼女の部屋を訪れました。

何度もノックしましが、応答がありません。

 

「夜逃げされたか?」

 

と苛立ちながら大家さんは、合鍵を使って部屋へと入りました。

 

中に入ると、夜逃げの雰囲気はまったくなく、生活に必要なわずかな家具が置かれ、さっきまで生活していたかのような風景が広がっていました。

 

電気はすでに止められており、カーテンが閉まった部屋。

薄暗い部屋を見渡すと、部屋の隅に大きな黒いキューピー人形が置かれていることに気づきます。

 

「黒いキューピーなんて珍しいな」

 

とその黒いキューピーを手に取ると・・・

ゴキブリやハエがバァーっと部屋一面に飛び立ったのです。

 

何が起こったのかわからない大家さんの手元には白いものが。

 

そう、それは

 

白骨化した赤ちゃんの骨

 

だったのです。

 

彼女がそこに住んでいたことも知られていなければ、当然赤ちゃんがいたことも、彼女が死んだことも、誰も何も知りませんでした。

 

母親が事故で帰ってこなくなり、赤ちゃんも間もなく生き絶えました。

そして赤ちゃんには、大量のゴキブリとハエがたかっていたのです・・・

 

考察

この都市伝説が伝えようとしていること、それは「孤独」ですね。

彼女に相談できる友達がいれば、彼女と毎日挨拶を交わす相手がいれば、赤ちゃんだけでも助かったかもしれないのに・・・。

 

そして、ネット社会になり近所付き合いや人付き合いが減っている現代社会において、誰でもこの状況に陥る可能性があるというところが、何よりも恐怖を掻き立てます。

 

もしかしたら、彼女の怨念が、赤ちゃんを寒さから守るために方法が見当たらず、ハエやゴキブリで覆ったのかもしれません。

彼女にとっての唯一の肉親、家族である存在を守りたかったのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、このお話にはもう一つのストーリーがあります。

このお話は、更に怖くて、恐ろしい物語とも言えそうです・・・

 

もう一つの黒いキューピー人形

実は彼女は、好きだった彼と別れた後、精神を病んでしまっていました。

会社も、辞めた・・・のではなく、おかしくなってしまった彼女を雇い続けることが出来ず、クビにしてしまったのです。

 

精神が崩壊し、頭おかしくなっていく。

狂おしいほどに彼のことを愛し、別れを受け入れることが出来ない彼女は、一つの結論にたどり着きます。

 

「私と彼との間には、赤ちゃんがいる」

 

赤ちゃんという存在が、彼女を現実にかろうじて引き止めていたのです。

そうして、彼がくれたキューピー人形を彼と自分の子供だと思い込み、甲斐甲斐しく育てていきました。

 

そして、ふらふら町を歩いていたところ事故にあってしまった。

身なりもボロボロで、まるで夢遊病のように街をさまよっていたそうです・・・

 

後日彼女の部屋を調べにきた大家さんが、真っ黒になるまで世話をしたキューピーを発見した。

部屋には、哺乳瓶や粉ミルク、赤ちゃんの用の衣服が散乱していたのです・・・

 

 

恐ろしいのが、このお話でも辻褄(つじつま)が合うという点です。

果たして、彼女の赤ちゃんは・・・いえ、彼女の世界は、どこまでが現実で、どこまでが作られたものだったのでしょうか?

 

実在する黒いキューピー人形

キューピーといえば、肌色で本当の赤ちゃんのようなイメージですが、実は黒いキューピーは実在するんです!

 

それは、1925年に作られたセルロイド製のブラックキューピー。

セルロイド製のものは、壊れやすいため、現在まで残っているものは非常に貴重な品となっています。

 

そのお値段はなんと40万円以上!

 

その名の通り、黒い肌で背中に緑色の小さな羽が生えています。

一瞬ギョッ!と驚く色ですが、顔は愛らしいキューピーそのものとなっています(*´∀`)

 

ちなみに、サイズが大きいものもあるようです。

世界には様々な肌の色の人種がいるということを伝えたかったのかもしれませんね。

 

まとめ

「黒いキューピー」という都市伝説は、2つの物語で構成されています。

 

  • 身寄りのない母親が亡くなり、誰にも知られることなく亡くなった赤ちゃんの白骨化死体にハエやゴキブリがたかっていた
  • 失恋で精神を病んだ女性が、男性からもらったキューピーを子供だと思って育てていた

 

というストーリーであるということをご紹介いたしました。

 

どちらのお話にも共通するのは、「孤独」というところですね。

 

都市伝説としては、かなり現代っぽいのではないでしょうか?

無関心こそが、あるいはどんな都市伝説にも勝る、一番の恐怖かもしれません。

 

  • あなたの隣に住んでいる人はどんな人ですか?
  • 会社から、突然いなくなった人はいませんか?
  • 最近、誰かと会った記憶はありますか?

 

早く気づかないと、あなたも、黒いキューピーと同じ末路をたどることになるかもしれません。

 

 

 

おっと、赤ちゃんが泣いているので、コレで私は失礼します。

 

あれ?私はケッコンしテタかな・・・いえ、

ワタシノカワイイアカチャンガイルダケデ、ソンナコトハドウデモイイ。

 

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