貞子の新作映画のBGMがポップすぎると話題になっています。 日本で最も有名な怨霊とまで言われている貞子。 さて、この貞子ですが、新作映画のBGMがイメージにそぐわないポップなものとして話題を読んでいます。 […]
貞子の新作映画のBGMがポップすぎると話題になっています。
日本で最も有名な怨霊とまで言われている貞子。
さて、この貞子ですが、新作映画のBGMがイメージにそぐわないポップなものとして話題を読んでいます。
一体どういったものなのか、詳しく考察していきます。
貞子2019新作映画のBGMがポップ過ぎる!
まずは、こちらの動画をご覧ください。
BGMは43秒あたりからですね(^^)
・・・どうでしょうか?
「ウッ、ウッ♪きっと来る~♪きっと来る~♪」
という、なんとも小気味よい音声とともに貞子の怖さが際立ち・・・ませんって!!(;・∀・)
これは正直、ポップすぎてびっくりしますよね。
私も始めて見た時は、
「貞子シリーズどうした!?」
と、耳を疑ってしまいました(汗)
主演の池田エライザさんということからも分かるように、今回の貞子はかなり若返りを図っているようですね。
おそらくですが、従来の一定年齢以上の貞子・リングシリーズやホラー映画ファン以外も取り込もうとしている狙いがあるのではと考えられます。
確かに、このポップさなら、貞子を知らない世代の方も、怖さ半分、面白半分な気持ちで見に行ってしまいそうです。
ただし、今回の貞子・・・怖いそうです(汗)
ポップなBGMとは裏腹に、めちゃくちゃ怖いと監督も明言しています。
恐怖を追い求めて完成したとされる貞子。
ポップ過ぎるBGMがいよいよ浮いて聞こえてしまいます。
ポップなBGMは若者に向けてだった!?
どうやら、今回の貞子は若い人に向けて作られて一面もあると見て間違えないようです。
現代社会、つまりSNS・YouTubeを始めとした動画サイト全盛のこの時代だからこそ感じてしまう恐怖の真髄。
それを映画にて表現することが、今回の映画のメインテーマとしてすえられています。
確かに、SNS・動画サイトともに気軽に使用できて、しかも簡単に炎上し、時には身元が割れ大きな犯罪に巻き込まれるという恐怖を背負っています。
現代の最高の娯楽、若者にとって無くてはならないこれらツールは、同時に最も狂気をはらむ存在へと昇華してしまっているのです。
そう・・・現代の【闇】なのです。
そこに目をつけ、貞子の映画を作成する中田秀夫監督は、流石に稀代のホラー映画監督ですね!
現代の恐怖【SNS・動画サイト】×最恐の怨念【貞子】
この組み合わせ、怖くないはずがありません!
あえてポップな音楽にしているのも、若者が親しみやすい雰囲気を敢えて出し、そこから貞子という恐怖に遭遇するという演出なのかもしれません。
SNSを、気軽に若者が使用しているように。
しかしこの映画、見終わった後、絶対若い人たちはちょっとSNS使うのとかを躊躇してしまいそうですね(笑)
そう考えると、だんだんあのポップなBGMが、その裏にある狂気が見えてきて怖くなってきてしまいました・・・
ネット上の声
ここで、貞子新作映画2019のBGMに関する声を、詳しく見ていきたいと思います。
ホラー苦手なので映画館に行ったときに回避不能の予告を見せられたらとりあえず画面見ないようにするんだけど、この前出てきた貞子はついつい見てしまった。
画面見ただけで呪われるとかいうくそシステムな設定もさながら、BGMがPOP過ぎる。
— konayuki57 (@konayuki0507) 2019年3月12日
貞子の新作PV、急にポップなBGM流れ始めてわらっちゃった
— 一重(ひとえ) (@hiToe510) 2019年3月1日
貞子のBGMがなんかPOPになってる…………
— ちろる❖ (@tir0l_19) 2019年2月27日
新しい貞子が中田秀夫監督で、あの変な貞子から脱却かと思ったらBGMがポップで駄作の匂いしてきたww
— よしかず@のいじー (@henohenononono) 2019年3月4日
このような声がありました!
やっぱり今回のBGMに関してはポップだと感じている方も多いみたいですね(^_^;)
中には、BGMを聞き、ちょっと今回の映画の出来に不安を感じている方も・・・
まあ、こればっかりはちょっと分かる気がします。
ただ、恐怖に限らず、感情をより大きく感じさせる要素の一つに【落差】というものがあります。
怖いだろうな~・・・うわっ怖い!
よりも
アハハ、変なの・・・怖ぃ!!!
のほうが、遥かに恐怖は大きいです。
もともと心の準備が出来ていなかっただけに、突然の恐怖に脳がびっくりしてしまい、余計に恐怖を感じてしまうのです。
そういった意味では、今回のBGMは理想ですね。
ポップで明るい・・・敢えて言わせていただければ、ちょっと間の抜けたとさえ言える今回のBGM。
それだけに、観客の気持ちは、私も含め
- 「今回の貞子、怖くないんじゃないのか?」
- 「え、ちょっとギャグテイストになっちゃった(汗)」
という気持ちが強まっているはず。
あるいはそれこそは真の狙いかもしれませんね。
映画直前まで油断させている、言えあの音楽が途中で流れば、映画中であっても油断してしまいます。
そこを突然の恐怖が襲ってきたら・・・
貞子の映画、あるいはこれまでで最高の恐怖を味わえるかも、しれませんね。
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➡ 貞子2019ネタバレあらすじと感想!新作貞子映画は怖くない?
まとめ
今回は、貞子の新作映画2019のBGMがポップすぎるという件に関してみていきました。
確かに聞いていただければ分かる通り、ポップですね(笑)
ホラーテイストのギャグ漫画とかで流れてきそうな勢いです(^_^;)
しかしそれだけに、「映画の内容が最恐に怖い」という監督の言葉と相まって、さらなる恐怖を感じてしまいます。
- 若者向け
- 明るい店舗のBGM
- SNSや動画サイトをネタにした作品
これまでと違う要素が多数盛り込まれた、新元号最初の貞子・・・さて、一体どれほどの恐怖作品に仕上がるのか。
映画BGMを聞きつつ、新貞子に会える日を楽しみにしましょう!