ぐだ子?ぐだお? これを聞いただけでは何が何だかさっぱりでしょう。   また、タイトルを見て、FGOって主人公2人いるのかと思った人もいるかもしれません。   今回は、この部分について詳しく解説してい […]

ぐだ子?ぐだお?

これを聞いただけでは何が何だかさっぱりでしょう。

 

また、タイトルを見て、FGOって主人公2人いるのかと思った人もいるかもしれません。

 

今回は、この部分について詳しく解説していきます。

記事は下に続きます。

FGO主人公ぐだ子とぐだおの正体考察!

FGO主人公のあだ名でもあるぐだ子とぐだおの正体は、一体何なのでしょうか。

というか、何故こんな名前に!?

 

女主人公ぐだ子の性格や年齢など詳しく解説

今回のアニメで主人公として登場する、藤丸立香。

ビジュアルの通り、彼の性別は男です。

 

となれば、FGOの主人公キャラは男性設定なのでは?

そうとらえる人も決して少なくないことでしょう。

 

では一体、ぐだ子とは何なのか、ますます分からなくなってきました。

 

 

ここで、あらためて原作ゲームのFGOに触れていきます。

 

FGOは、マスターである主人公の視点で物語が展開されていくゲーム。

プレイヤーがマスターとして、数多くのサーヴァントと共に攻略していく内容です。

 

このプレイヤーですが、実は性別を設定することができます。

 

男女問わず多くの人がプレイするFGO

主人公を自分と同じ性別にしようとする人も多いもの。

 

それ以前に、単純に主人公として好きな方を選ぶことができるのです。

このとき、女主人公に設定したときのキャラクターをぐだ子と呼びます。

 

ぐだ子については、公式ではっきりと明示された設定は多くありません。

ただし、基本的には性別は違えど男主人公と同一の人格とみるべきでしょう。

 

 

性格は能天気で、若干天然が入っています。

基本的にお人良しで、性善説の考えに立っているよう。

 

しかし、心の芯は強く、常に最善を尽くそうと困難に立ち向かう勇気の持ち主。

 

日本生まれの一般人で、風貌も日本人。

その見た目は、「衛宮士郎に似た髪色の女性」です。

 

なお、Fateシリーズでおなじみの士郎とは何の関係もありません。

 

もともと魔術師の家系の生まれではないため、そのあたりはからっきし。

ただ、レイシフト適性があったため、カルデアに召集されました。

 

戦う術を持っていないため、特異点ではマシュやサーヴァントたちの協力が不可欠。

それゆえか、縁や信頼関係を非常に重視する性格をしています。

 

 

どんなに無力でも、仲間と助け合って先に進んでいく姿勢。

向こう見ずと思われても、信じて立ち向かっていきます。

 

年齢については、10代後半の未成年と考えるのが自然でしょう。

酔う感覚に慣れていない描写が、ゲーム内でみられます。

 

身長は男主人公よりは低いようですが、確かな設定はありません。

その他の身体的特徴についても細かく定められてはいないです。

 

各人の想像に委ねられる部分だといえます。

ぐだ子の名前の由来

なお、ぐだ子という呼び方については2つの有力説があります。

有力説なのが、FGOの名前を略してできたという説。

 

「フェイト/グランドオーダー」を縮め、「グ」と「ダ」が残って「ぐだ」が誕生します。

その女主人公なので、「ぐだ子」と呼ばれるようになったというもの。

 

もう一つは、マンガ「ぐだぐだオーダー」から取られたという説です。

 

これは、サービス稼働開始前にFGO公式が公開していたマンガ。

今も公開されており、もちろん読むことが可能です。

 

なお、この呼称は後に主人公の愛称として公式で認められています。

最後に、ぐだ子の本名についてもみていきましょう。

 

なんと、ぐだ子の本名もまた、藤丸立香。

藤丸立香という名前は、男女双方で違和感のない名前をということで付けられています。

 

この点は性別で分けることなく、共通の名前としているのです。

 

男主人公の相性はぐだお

ここまで、ぐだ子という存在について解説していきました。

 

そこで、疑問に思った人もいるかもしれません。

女主人公をぐだ子と呼ぶのなら、男主人公は何と呼ばれているのか、と。

 

ぐだ子に対して、男主人公は藤丸立香では、差が大きすぎる印象も否めません。

 

この点についてはご安心ください、男主人公にもちゃんと相性があります。

それが、ぐだおです。

 

FGOのおける主人公の本名は男女いずれも「藤丸立香」。

ただ、愛称は男バージョンならぐだお、女ならぐだ子ということです。

 

なお、ぐだおの「お」については、「男」だったり「夫」だったりする場合があります。

公式に認められた呼び方ですが、当然、細かな定義づけはされていません。

 

本記事では、「ぐだお」と記載することとします。

 

また、出自や性格などの基本スペックはぐだ子と変わりません。

見た目は「遠坂凛に似た髪色の男性」。

こちらもおなじみ遠坂凛に似た部分がありますが、凛とは何の関係もありません。

 

身長はぐだ子より高く、172㎝。

ぐだおの身長体重などは、今回のアニメ版で正式に設定されたようです。

ぐだおの名前の由来

ぐだおの名前の由来は、ぐだ子と同様。

すなわち、グランドオーダー簡略化説と、ぐだぐだオーダーから来た説のいずれかです。

 

藤丸立香として、性別は違えど同一人物であるぐだおとぐだ子。

当然、愛称も同様の形で生まれています。

 

ぐだ子・ぐだおの謎を掘り下げてみた

ここで、様々に散りばめられているぐだ子・ぐだおの謎について、色々と調べてみました!

 

どうやってサーヴァントと契約してるの?

ぐだ子・ぐだお自体は、人理修復という世界規模の命題に対して無力な存在。

しかし彼らはサーヴァントのマスターとして、マシュたちの力を借りていきます。

 

だが、もともと魔術師としての素養のない主人公。

そんな彼らがいかにして数多くのサーヴァントと縁を結び、契約してきたのか。

 

これはひとつの大きな謎と言えるものでしょう。

 

各特異点で出会う、様々なサーヴァント。

召喚に応じて現れる者から、特異点自体が引き寄せてきた者まで。

 

サーヴァントといっても、カルデアに友好的な者もいれば、そうでない者もいます。

しかし、最初は説得に失敗するも、諦めることは決してしません。

 

ぐだ子・ぐだおの諦めの悪さ、信じ抜く力強さが顕著に表れています。

 

また、過酷な死闘を繰り広げていく中で、彼らに心を動かされていくサーヴァントたち。

どんなに困難でも希望を捨てない姿勢。

 

一見無茶にも見える、土壇場の威勢の良さ。

共に戦ってきたサーヴァントたちは、彼らを信頼に足る者として認めるのです。

 

 

ぐだ子・ぐだおは魔術でもってサーヴァントを管理しようとは考えていません。

彼らはあくまで、人の心という部分で、サーヴァントと繋がっているのです。

 

そしてこれは、彼らの人柄の為せる業であり、カルデア最大の武器でもあります。

キャラクターぶれてない?

FGOにおいて、ぐだ子・ぐだおに関する疑問点は他にもあります。

それは、彼らのキャラクターのぶれについてです。

 

FGOはメインストーリーが章立てで分けられています。

加えて、メインストーリー以上に数多くのイベントストーリーがあることでも有名です。

 

そのストーリー展開は、いずれもこのようになっています。

 

 

まず、特異点の発生を観測したカルデアは、その地点にマスターをレイシフト。

サーヴァント召喚などしながら、特異点発生の原因を探り、これを解決。

 

この展開に沿って、ぐだ子・ぐだおは様々な特異点に飛ばされていきます。

その数だけ、ストーリーがあるのです。

 

ただ、ストーリーによっては、ぐだ子・ぐだおのキャラクターに違和感があります。

メインストーリーでは感じられない部分が、イベントでは見えたり、など。

 

子供っぽさやオタクっぽさを打ち出したものもあります。

あるイベント特異点では、本来繋がりのないイベントのエピソードが出てきたり。

 

 

こうしたキャラの違いは、シナリオライターによるところが大きいでしょう。

彼らがそれぞれ書いたストーリーは、すり合わせると若干すれ違ってしまうのです。

 

なお、公式のシナリオ監修は入っています。

つまり、いろいろな側面を全部合わせて藤丸立香、なのでしょう。

 

この点については、色々な顔が見れる!と楽観的に見る方がよいと思います。

 

現実的に、各ストーリーの整合性に目を見張るプレイヤーは少ないでしょう。

よっぽどでもない限りは、そこまで重要なことではないといえます。

 

都合よくない?

今までの話を総括すると出てくる、ご都合主義的な設定、展開。

FGOは、そんなご都合主義であふれた作品です。

 

平凡な少年少女が、たった一人で世界を救う物語。

強大な力を借りながら、勇気と覚悟を持って、悪に立ち向かう主人公。

 

そのために彼らは多くのサーヴァントと縁を結び、絆を深めていきます。

 

「そんなにうまくいかないだろ!」

 

と思うのはごもっとも。

 

ですが、それを言ったらおしまいというもの。

なんでもそうですが、野暮ったい視点でしか見れない人は、フィクションはおすすめしません。

 

ストーリーの多いFGOは、「おはなしの世界」を大いに楽しむことができます。

 

老若男女、可愛い子からイケメン、キワモノまで勢ぞろいのサーヴァントたち。

ストーリーも、バトルだけでなく陣取り合戦からお金稼ぎまで。

 

こうして、ぐだ子・ぐだおが彼らを愛でながら、楽しく世界を救うゲームなのです。

 

アニメにおいても、上手くいきすぎな場面は多いでしょう。

しかし、上手くいかなければ話は先に進みません。

 

つまり、そういうことです。

「ぐだ子・ぐだお万能説」によるご都合主義は、なくてはならない要素だといえます。

 

まとめ

「ぐだ子」、「ぐだお」という呼び名からはマヌケさが感じられます。

 

FGOはじめFateシリーズは、一見固そうな内容というイメージを持たれがち。

実際はそんなことはなく、「プリズマイリヤ」のようなパロディも多数派生しています。

 

そういったことを知らない初心者にとっては、ぐだ子・ぐだおの存在は大きいでしょう。

この愛称自体が、なんとなくハードルを下げてくれているような感覚を覚えませんか?

 

また、主人公に感情移入しやすくしている要素の1つともいえます。

非常に秀逸なネーミングセンスです。

 

なお、「ぐだぐだオーダー」は内容もぐだぐだなものとなっています。

こういう一面もあるんだということで、ご参考ください。

 

何でもアリなのは、FGOの非常に良いところだといえます。