人気コンテンツPSYCHO-PASSにおいて、女性から圧倒的人気を誇る宜野座。 真面目で近づきがたい印象の彼ですが、執行官になってからは大人の包容力を身に付け、朱の相棒的存在となりました。   人気がとどまると […]

人気コンテンツPSYCHO-PASSにおいて、女性から圧倒的人気を誇る宜野座。

真面目で近づきがたい印象の彼ですが、執行官になってからは大人の包容力を身に付け、朱の相棒的存在となりました。

 

人気がとどまるところを知らない宜野座ですが、じつは彼には悲しい過去が・・・。

今回は、PSYCHO-PASS宜野座の正体や能力などについて考察してみました。

記事は下に続きます。

PSYCHO-PASS宜野座伸元の正体や年齢考察

物語当初の宜野座の年齢は27歳、長い前髪に、眼鏡、ピシっとしたスーツ姿に、いかにもエリート監視官という出で立ちでした。

その取っ付きがたいキャラクターと、父親が執行官の征陸智巳という設定に女性を中心に人気が出ます。

 

2期では、執行官に落ちたのを皮切りに全体的に柔らかい雰囲気になり、眼鏡を取った素顔にイケメン度がさらに増したと、またもやファンを増やしました。

 

『劇場版PSYCHO-PASS SS case.1罪と罰』では、32歳~33歳とおじさんの年齢になり、長髪になったこと以外、とくに大きな変化はありませんが、雰囲気が父親に似てきたことから女性の心を釘付けにします

 

今でこそ落ち着いた雰囲気になっていますが、彼は辛い過去がありました。

その過去を乗り越えたからこそ、今の彼があると言っても過言ではありません。

 

宜野座のその後や、執行官としての腕前など考察してみました。

銃や格闘の腕前は?

総合点で評価すると、同期の狡噛より劣っています。

しかし、射撃の腕は狡噛よりも高いです。

 

アニメ内では出てきませんが、『劇場版PSYCHO-PASSサイコパス』のパンフレットに裏設定として記載されていました。

 

高等教育課程のときの成績は、1位が狡噛、2位が宜野座と上位を独占していたようです。

公式でも宜野座は、文武両道と言われています。

 

 

執行官になってからは、監視官の頃よりも体を鍛えているようです。

2期で、昔の同期で監視官の青柳の前で、タンクトップ姿を見せたときに、彼の鍛え抜かれた姿が見られます。

 

監視官時代の時は、ドミネーターを使うことが多い印象でした。

しかし、執行官になってからは、義手でドローンを破壊したり、シーアンで狡噛と共闘した時は一緒に肉弾戦で戦ったりと、鍛えた体を生かす戦い方もするようになります。

 

もしかしたら、その姿は刑事時代の征陸に似ているのかもしれませんね。

 

執行官に落ちたとはいえ、彼がここまで有能なのは「父親と同じ道を歩みたくない」という思いがあるからなのでしょう。

そのために、相当な努力をしたと予想できます。

 

宜野座は、見た目は頭脳派ですが、その見た目とは裏腹に肉体派な一面があるようです。

父との関係性やその最後について

宜野座の父親は、同じ1係に所属する執行官・征陸智巳です。

彼は、シビュラシステムが日本に導入される前から刑事として働いていました。

 

しかし、シビュラによって人々の人生が回るようになってから色相が濁り、執行官になってしまいます。

 

シビュラ導入当初は、まだ潜在犯に対する認識が浸透していませんでした。

そのため、宜野座の家族は周りからの偏見の目や誤解によって辛い生活を強いられます。

 

征陸の若い頃を題材にした小説『PSYCHO-PASS GENESIS』では、周囲から虐待される家族の描写も・・・。

 

このことから、宜野座は父や潜在犯を憎むようになり、父のようにならないために監視官を目指したのでしょう。

 

1期では親子の確執が目立っていましたが、アニメ21話で宜野座は槙島の罠で左腕がコンテナの下敷きに・・・。

 

征陸は、宜野座に向けて投げられたダイナマイトから彼をかばい亡くなります。

そのときに、2人は最後に親子の会話をしました。

 

征陸の死の最後に、親子の絆を取り戻すシーンは感動的です。

 

 

このとき、宜野座はコンテナから抜け出すために左腕を犠牲にしたため、以降は父親と同じ義手を付けます。

 

征陸の死によって、狡噛が執行官になってからゆるやかに悪化していた色相は濁り、執行官に落ちてしまいましたが、それよりも親子の絆という得がたい物を彼は得ました。

 

2期では眼鏡をはずし、父親と似た茶色のトレンチコート姿で登場します。

 

ピリピリした雰囲気はなくなり、執行官として上司の霜月や朱に従いながらも、ときには年上として諭す場面も見られるようになります。

 

槙島のような免罪体質者の存在を知ってから、シビュラや公安局に対する疑念は残っているようですが、今までの出来事をすべて受け入れて職務に当たっているようです。

 

全体的にいままでの角が取れて、本来の穏やかな性格が現れるようになりました。

 

 

劇場版からは髪の毛が伸びて、ポニーテールでまとめています。

劇場版SSでは、三十路になり大人の魅力が増していました。

 

なぜ髪を伸ばしているのかは、いまのところ判明していません。

ただ髪を切るのが面倒くさいからなのか、なにかの願掛けなのか・・・。

 

とくに、深い理由は無さそうですが、ファンからすると気になりますよね!

常守朱との関係は狡噛以上のパートナー!?

物語当初は朱の先輩として、ある理由から彼女の行動を咎めたり説教をしたりなど厳しい態度を取っていました。

なぜ、彼女に厳しい態度をとっていたのでしょうか?

 

それは、彼が監視官と執行官は必要以上の交流を持つべきではないと考えていたからです。

 

宜野座は、狡噛が執行官に落ちてから、徐々にですが色相が濁り始めていました。

父親が執行官になってから苦労したこともあり、大切な人たちに置いて行かれたという悲しみと寂しさ、憎しみなど複雑な気持ちがあったのでしょう。

 

そのため、自分の色相をクリアに保つためにも、執行官と監視官は仲良くすべきではないと考えるようになります。

 

しかし、朱は宜野座の考えとは異なり、執行官の人たちと仲良くするので、彼女の行動を咎めたり説教したりしたのでしょう。

 

 

執行官に落ちてからは、無茶をする朱を心配し、良き理解者として支えるようになります。

朱は、どんな時も確固たる意志で動き、誰も死なせないために単独行動が多いです。

 

そんな彼女を心配したり諭したり叱る姿は、朱にとっては、執行官に落ちたとはいえ尊敬している先輩には変わりないないのでしょう。

 

1係のリーダーは朱ですが、彼女がいないときにまとめ役として動くのは宜野座です。

彼は、朱にとってなくてはならないパートナーとなっています。

まとめ

宜野座は、サイコパスのキャラクターの中で一番の変化を遂げています。

彼は、つらい過去の経験から常に張り詰めた雰囲気を持ち、イライラしていました。

 

しかし、父親と和解してからは一皮剥けて大人の男になり、朱の良きパートナーとして彼女を支えています。

 

そんな宜野座だからこそ、女性ファンが後を絶たないのでしょう。