間もなくアニメが始まるFGO第1部第7章、絶対魔獣戦線バビロニア。 今回はアニメとゲームの違いについてみていきます。   放送されるアニメが原作であるゲームとどう違うのか。 どのくらいの期間で、どこまで描いてく […]

間もなくアニメが始まるFGO1部第7章、絶対魔獣戦線バビロニア。

今回はアニメとゲームの違いについてみていきます。

 

放送されるアニメが原作であるゲームとどう違うのか。

どのくらいの期間で、どこまで描いてくれるのか。

 

ゲームをプレイしているマスターならば、気になるところでしょう。

本記事ではこれらについて、推測を多分に含んだ形で解説していきます。

記事は下に続きます。

FGO絶対魔獣戦線バビロニアアニメとゲームの違い考察

まずは、絶対魔獣戦線バビロニアがどういったゲームかについてから説明を始めます。

 

そもそもどんなゲーム?

アニメ版の原作はもちろん、大人気ソシャゲーFGO

そもそも、FGOというゲームはどのような内容なのでしょうか。

 

科学と魔術双方の技術を集結させ、未来を観測する研究施設、通称カルデア。

あるとき、施設内の疑似地球環境モデル・カルデアスに異常が発生。

 

観測の結果、人類の歴史は2016年に完全消滅するとの予測結果を出しました。

 

同時に、現在までの人類史には存在しなかった7つの特異点領域を検出。

この特異点こそが、人類が滅ぶ原因であるとカルデアは結論付けました。

 

 

カルデアは過去に人員を送り込む技術(霊シフト)を用いて、特異点の修正にかかります。

しかし、一発目のレイシフトは何者かの手によって妨害され、失敗。

 

過去に送られるはずだったレイシフト適性者は瀕死の重傷を負います。

 

運良くけがを負わなかったのは、マスターとマシュ・キリエライトの2人。

2人は残されたカルデアメンバーと共に、人理修復の大命を課されます。

 

彼らは過去の特異点にレイシフトし、英霊(サーヴァント)の力を借りて、特異点の修正を行うことに。

 

FGOは、マスターの視点で行うゲーム。

マスターとして、マシュたちサーヴァントを駆使しながら、ストーリーを進めていくものです。

 

今回のバビロニアのアニメでは、藤丸立香がマスターです。

彼がサーヴァントたちと共に物語を歩んでいきます。

舞台はバビロニアだけじゃない?

FGOは、歴史上あり得ない7つの特異点を元の歴史に戻す話と述べました。

今回アニメ化したバビロニアというのは、その特異点の1つにあたります。

 

つまり、アニメでは人理修復の旅の一部のみしか描かれないのです。

 

ゲーム内においては、バビロニアは7番目の特異点として出てきます。

マスターたちは6つの特異点を既に修正済み。

 

最後に残った特異点として、バビロニアにレイシフトしていくのです。

 

バビロニアの特異点は、残された最後の特異点。

 

ゲームにおけるストーリーも、第7章が最もボリュームがあります。

アニメ化できるだけの内容の濃さが、第7章バビロニアにはあるのです。

 

アニメがこれまでの出来事に触れるのかは正直分かりません。

ただ、彼らは過酷な経験を乗り越えた末に立っていることを知っていれば、より奥深く楽しめることでしょう。

 

その他アニメとゲームの違い

アニメとゲームで最も違いのある部分は、マスターについてです。

マスター視点で展開されるゲームに対し、アニメはマスターが見える形で活躍します。

 

藤丸立香という名前は、ゲームでのマスターのデフォルト設定名。

ただ、多くのゲームプレイヤーはマスター名を独自に変更しています。

 

従って、藤丸立香についてはより客観的に見ることができるでしょう。

マスターについての視点が、アニメとゲームでは大きく変わってきます。

 

また、描く内容次第では、登場人物にも変更がある可能性も。

描く部分に濃淡を付けるのであれば、ゲームでは出るサーヴァントが出ないかもしれません。

 

また、アニメオリジナルの設定変更も考えられるでしょう。

もはや推測ですが、こういったことがなされれば当然、アニメとゲームの違いが生まれます。

 

いずれにせよ、違いがあっても話をしっかり描いてくれればそれでよいのです。

 

FGO絶対魔獣戦線バビロニアのアニメはどこまで放送で何クール?

バビロニアの物語は、前後半で大きく2つに分けられます。

 

前半は、人類を滅ぼそうとする三女神同盟との戦い。

特にそのうちの一柱、ティアマトとの戦いまででしょう。

 

後半は、真のティアマト顕現後の、人類と人に新しく代わるモノとの戦い。

ティアマトを打ち倒すべく、マスターたちが獅子奮迅の活躍を見せます。

 

これを踏まえれば、2クールの可能性が高いでしょう。

 

中身の濃さからいっても、1クール1213話では収まりきれません。

ざっくり前後半に分けられるストーリーなのもミソです。

 

 

また、バビロニアは最後の特異点でもあるため、たくさんのドラマがあります。

登場人物も多く、それぞれを丁寧に描かなければなりません。

 

バビロニアは登場人物の描写が説明不足だと、ストーリー理解も難しい内容です。

そう考えれば、やはり1クールに押し込むのは逆に難しいでしょう。

 

ぶっ通し連続2クールかどうかはなんとも言えません。

クオリティ維持も考慮し、分割2クールで放送する可能性もあるかと思います。

 

どこまでやるのか考察してみた

どこまで放送するかについては、難しいところ。

 

あえてバビロニアだけを取り上げた今回のアニメですが、ゲームではそれ以前から冒険をしてきました。

同様に、バビロニア以降も物語は続いていくのです。

 

1部をまるまるアニメ化してしまう手もあったと思います。

しかし、先行して第1部第6章キャメロットを劇場映画化しているFGO

 

そのあたり、バビロニア以前をうまく要約し、以後をきれいにまとめなければなりません。

前後を知っているだけに、どう収集をつけるかは非常に気になるところです。

 

この点については、アニメ制作スタッフの方々に期待しましょう。

キャメロットの映画が上手く収集をつけられているのであれば、心配はないかと思います。

 

まとめ

ゲームでは出来ないことも、アニメでは出来たりするもの。

 

ゲームでは理解しづらかった部分も、アニメなら上手く表現することができるでしょう。

その点、私自身、このアニメ化に非常に期待しています。

 

そして、FGOは「人間の弱さと強さ」がテーマとして込められた作品。

バビロニアは、そのテーマが最もよく表れる特異点です。

 

このドラマを、アニメはどう表現し、観る者の心に訴えかけてくれるのか今から楽しみです!