文豪ストレイドッグス芥川の睡眠時間が話題となっています。   アニメ化されるなど大人気な作品である文豪ストレイドッグス。 ファンの間で時折話題に上るのが   芥川の睡眠時間   です。 彼が […]

文豪ストレイドッグス芥川の睡眠時間が話題となっています。

 

アニメ化されるなど大人気な作品である文豪ストレイドッグス。

ファンの間で時折話題に上るのが

 

芥川の睡眠時間

 

です。

彼が病弱なことにも関係しているのでは?と言われる芥川の睡眠時間、詳しく考察していきます。

 

記事は下に続きます。

文豪ストレイドッグス芥川の睡眠時間

芥川は森鴎外が頭を務めている地下組織であるポートマフィアに所属しており、その中でもかなりの実力を誇る人物です。

ファンの間でも人気が高く、「やつがれちゃん」と呼ばれ親しまれています。

 

そんな芥川の気になる睡眠時間ですが、『公式ガイドブック深化録』によると「睡眠は3時に寝て5時に起きる」とのことなので、2時間ですね。

 

普通の人間で2時間というと、かなりのショートスリーパーです。

毎日2時間しか寝ないのには何か訳があるのでしょうか。

 

公式設定による芥川の好きなものは、骨董、茶、無花果…。

趣味に時間をかけているわけでもなさそうです。

 

そこで、武装探偵社の一員である太宰がポートマフィアに所属していた時代を考えてみましょう。

 

芥川は太宰の元部下でした。

太宰は芥川に厳しく当たっており「使えない部下」と罵るシーンもあります。

 

さらに、太宰が武装探偵社に所属している現在に至っては、「新しい部下はお前よりもずっと優秀だ」と芥川に向かって言い放ちました。

芥川は太宰に認められることに固執しており、太宰から優秀だと言われた敦に対しても強い嫉妬心を見せています。

 

もしかしたら、元上司である太宰に認められたいがため、寝る間も惜しんでトレーニングに時間を費やしているのかもしれません。

実際に、アニメ2期では1期に比べて格段に強くなっており、太宰からも「強くなった」と言われるシーンがあります。

 

もしくは、モデルとなった文豪の芥川龍之介が不眠症を患っていたので、芥川のショートスリーパーぶりは単にそれがモチーフになったとも言えそうですね。

 

病弱なのは肺炎だから?

幼い頃の芥川は貧民街に住む孤児で、この頃に肺を病んだという設定になっています。

いつも咳をしているため、口元を抑える癖があるのも特徴の一つです。

 

貧民街時代はまともな食事も取れずに、長い間不健康な生活を続けていたため、呼吸器官が弱ってしまったようです。

肺炎に関しては文豪・芥川龍之介がモデルになっていると考えられます。

 

芥川龍之介は肺炎を患っており、さらには胃潰瘍、神経衰弱などの病も抱えていました。

文スト芥川の病弱も、芥川龍之介になぞらえているのでしょう。

 

相当な病弱なようで、吐血することもあるほどです。

さらに、芥川は身長172cm、体重50kgと成人男性にしては痩せすぎています。

 

きちんと栄養を取っているのか心配になるほどです。

こんなに痩せていたら体力もあまりないでしょうし、戦闘の後も回復に時間がかかりそうですよね。

 

芥川が病弱な理由は、細すぎる身体にもあるのかもしれません。

 

しかし、病弱な芥川ですが異能力はすさまじいものを持っています。

芥川の能力「羅生門」は、非常に強力で殺傷能力の高いものです。

 

強力なだけあって、それに伴う身体への負担も大きいのでしょう。

漫画では

 

「無理に異能で体を補強して戦うと肉体が壊れてしまう」

 

といった記載もありました。

 

芥川が病弱なのは、もちろん肺炎が直接の原因でしょうが、それだけではないように思われます。

無理をしてはいけない体へ大きな負担をかける強力な異能力。

 

そして、太宰への憧れのために無理をしてしまうのでしょうね。

 

芥川にとっては、太宰に認めてもらうことは自分の身体を労わることよりも大切なのかもしれません。

太宰に認められさえすれば、肉体が壊れてしまっても良いとすら考えているようにも思えますね。

 

寝不足だから病弱なの?

健康な身体を作るためにはバランスの取れた食事と適度な運動、そして十分な睡眠が必要です。

寝不足と病弱も無関係とは言えないでしょう。

 

これまでの考察から芥川の生活を推測するに、食事はバランスの取れていないか、もしくは少量でしょう。

そして過度な運動に少なすぎる睡眠。

 

病弱になるには完璧な三拍子揃っていますね。

せめて睡眠だけでもたっぷりと取れていれば、ここまで不安にはならないのですが…。

 

しかし、先にも述べた通り、芥川は太宰に認めてもらうことを生きがいにしていると言っても過言ではないので、健康のためにトレーニングに割いていた時間を睡眠に充てることは困難でしょう。

 

ですが、芥川の思う「強さ」と、太宰の思う「強さ」には少々違いがあるようにも思われます。

 

芥川の思う強さは、単純に能力や戦闘力の強さです。

対して太宰の思う強さとは、人を守るための心の強さも含まれているのではないでしょうか。

 

アニメ2期での太宰の

 

「強くなったね」

 

の言葉は、単に戦闘力が上がったということではありません。

ただ人を殺めるだけではなく、守ることに協力したことに対しても「強くなった」のでしょう。

 

これを考えると、もう少し睡眠時間を増やしても良いのではないかと思えてきますね。

 

まとめ

今回は、文豪ストレイドッグス芥川の睡眠時間と病弱な理由について考察しました。

 

芥川龍之介は非常にストイックで、太宰に認められるためなら己の身体もかえりみずに戦うキャラクターです。

そのため、肺を患っていてもお構いなしで、自身の異能力を高めるために努力し続けるのでしょう。

 

最初に登場した時は恐ろしい殺戮者のように感じられた彼ですが、こういった背景を知って見てみると、とても人間味のある人物に思えますね。

 

今後、芥川がどんな風に変わっていくのか、身体的にも強くなる日は来るのか。

ますます目が離せなくなりそうです。