賢者の孫主人公のシンは魔王だという噂について考察していきます。 物語の主人公が魔王!なんて斬新な設定ですよね。 実は賢者の孫の主人公であるシンもまた、魔王なんです。 一体なぜ彼が魔王となったの […]
賢者の孫主人公のシンは魔王だという噂について考察していきます。
物語の主人公が魔王!なんて斬新な設定ですよね。
実は賢者の孫の主人公であるシンもまた、魔王なんです。
一体なぜ彼が魔王となったのか、その由来について迫っていきたいと思います。
賢者の孫主人公シンは魔王!
シンは魔王、これは事実です。
しかし、魔物の王様かと言われれば・・・答えはNo。
もちろんシン自身も魔物ではありませんし、魔族でもないです
意味がわかりませんよね(笑)
ですが、これ全部本当の話です。
シンが魔王という話ですが、実はこれ、魔物の王・・・ではなく、魔法使いの王という意味のもの。
略して魔王です。
分かりづらいですよね(笑)
この魔王という称号のせいで、賢者の孫を途中から読み始めた方たちの間では、一部シンは魔王扱いされていますが、ぜんぜん違うことを覚えておいてもらえればなと思います。
なぜ魔王と呼ばれるようになったのか
では、なぜ魔王と呼ばれるようになっていったのか。
それは、2回目の叙勲をシンが受けたときです。
実はこの少し前に、仲間との会話の中でふとシンが言ったのです。
「俺は魔王か!?」
と。
この世界には、これまで勇者も魔王も存在しませんでした。
そこへ魔王という呼び名を本人自らが口にした。
すると仲間たちから予想もしなかったリアクションが帰ってきたのです。
- 魔王・・・言い得て妙ね
- 魔法使いの王、ピッタリ
と。
当然シンにとっては魔王=魔族の王、のようなイメージがあるので止めますが、仲間たちは止まりません。
そして、叙勲式。
仲間の一人であり、王様の息子でもある王様に伝えていたのです、彼の二つ名を。
そう・・・魔王を。
経緯を知らない、本人が嫌がっていることも知らない王様は
魔法使いの王=魔王
と考え、シンほど実力ある魔法使いにはふさわしい!と考えるわけです。
そして、王様は高らかに宣言したのでした。
「シン=ウォルフォードは、最早この世界に敵う者はいない魔法使いの王となった。
よって我より「魔王」の二つ名を与える。魔王シンの誕生である!!」
【賢者の孫より抜粋】
と。
・・・はい、魔王の誕生です(笑)
本人は全力で嫌がりますが、仮にも王様が本人を思い授けた二つ名です。
しかも、殊勲式に参加している参列者もみんながその名を褒め称えます。
魔法使いの王!と。
結果、この日を堺に、彼の二つ名は魔王で統一されてしまったのでした(笑)
魔王と呼ばれるほどの魔法の実力
さて、折角なので魔王と言われるほどに長けたシンの魔法の力を少し紹介しておきます。
魔法付与
まずは、魔法付与。
これは、物質に魔法効果を付与できる魔法です。
これだけ見れば大した事なさそうですが、はっきり言ってチート意外何者でもありません。
例を挙げると
- 超音波振動
刃物の切れ味を極限まで向上させる現代でも使われている技術 - 絶対魔法防御
文字通り、魔法を防御する - 物理衝撃完全吸収
物理的な衝撃であれば全て吸収
といったものがありました。
・・・いやいや、もう反則ですよねこれは。
絶対魔法防御、物理衝撃完全吸収は制服に付与しているのですが、これってもう制服着ている限り魔法を使う相手からダメージ食らう心配はないってことです。
魔法がメインの世界観を考えると、まさに最強の鎧を毎日来ているようなもの・・・さすが魔王ですね。
前世の知識
前世の知識により、シンは
- 火がなぜ燃えるのか
- 光学迷彩
などの知識を持っています。
これが非常に大きい!
まず、魔法の本質とも言うべきことを理解しているため、威力が格段に上がります。
燃える炎よりも、「なぜ燃えるのか理解し、それを強力にした炎」のほうが遥かに強いというわけです。
更に、光学迷彩、つまり姿を消す魔法まで使えるわけですからそりゃ強すぎるってもんですよね(^_^;)
この力を駆使すれば、本当に魔法使いの王でも世界を滅ぼす魔王にでもなれてしまうのが怖いところです・・・
シンの両親について
ここで、シンの両親についても見ておきましょう。
タイトルが「賢者の孫」からも分かるように、彼は賢者であった祖父に育てられました。
そう、両親ではないのです。
実は彼の両親は既に死別しています。
その正体については一切触れられておらず、今なお謎に包まれています。
というか、死別したのかさえも実はわかっていないんですよね。
ただ、赤ちゃんだったシンが乗っていた馬車は魔物に襲われ、その中から助け出された新以外の人物については、身元すらわからないほど荒らされていたと描写されていました。
おそらく、生きてはいないでしょう。
また再登場の可能性も0に等しいですね。
まとめ
今回は、賢者の孫の主人公であるシンについて解説していきました。
シンが魔王と呼ばれる由来は、その強力過ぎる魔法の実力によるものでしたね。
まあ、正直これほど強いと【魔王】位衝撃的な二つ名のほうがしっくり来るのも分かる気がします(笑)
シンの両親はおそらく他界してはいますが、賢者に育てられたとは言えこれほどまでに魔法を使いこなすシンを生んだ両親です。
あるいは魔法の天賦の才がありつつも、何らかの事情で賢者であるマーリンに息子を預け、2人は今もどこかで生き延びているかもしれません。
いつか再登場があるかもしれないので、その時が楽しみです!