サイコパス常守朱の正体を徹底的に深掘りしていきます。 彼女がどういった人物なのか 1期~2期での成長と変貌 煙草の銘柄 朱様といわれる理由   など、細かい部分から常守朱という人物の根幹に迫る話題まですべて見て […]

サイコパス常守朱の正体を徹底的に深掘りしていきます。

  • 彼女がどういった人物なのか
  • 1期~2期での成長と変貌
  • 煙草の銘柄
  • 朱様といわれる理由

 

など、細かい部分から常守朱という人物の根幹に迫る話題まですべて見ていきます。

 

記事は下に続きます。

サイコパス常守朱の正体を考察


朱様は、ヒロインと主役の両方を兼ね備えた女性です。

アニメは、彼女の成長が見えるのも特徴です。

 

彼女が愛煙しているたばこの銘柄や、アニメでの活躍を紹介・考察していきます。

【1期での常守朱】

1期では、監視官として公安局刑事課1係に配属されました。

 

朱は色相が濁りにくい体質で、官公庁の適正検査ではすべてトップレベルの結果を出しています。

 

その中でも、公安監視官としての適性がほかに適性検査を受けた人の中で唯一のAランクと高く、監視官を目指すきっかけになりました。

 

 

彼女は、色相が濁りにくいだけでなく、頭も良く訓練施設では主席で卒業。

 

着任直後の仕事で、人質となった女性が潜在犯となり、共に潜入していた執行官の狡噛が女性を撃とうとするのを、パラライザーモードで先んじて気絶させます。

 

着任してすぐに、自分の意思で執行官を気絶させるとは・・・すでに刑事としての資質が伺えますね!

 

それからは狡噛に一目置かれるようになり、彼と同行することが増えるようになりました。

 

 

新人監視官としての姿を見せていた朱でしたが、ある日転機が訪れます。

彼女の親友の船原ゆきが、免罪体質である槙島聖護によって人質にされる事件が発生。

 

親友を助けるため、彼を執行しようとドミネーターを向ける朱ですが、なぜか色相は正常値のため撃つことができません。

 

槙島には、

 

「ドミネーターが反応しないのなら自分を猟銃で撃て」

 

と言われますが、葛藤の末撃つことが出来ずに船原は殺されてしまいます。

 

この時、朱は親友を失った悲しみにくれますが、色相は濁りません。

 

さすが朱様!

 

 

しかし、刑事となったからにはこれからも大切な人質が危険にさらされるかもしれない。

 

「自分にしかできないことだから」

 

と思い、監視官になった彼女に、刑事としての心構えができた出来事でもあったでしょう。

 

 

この事件を機に、朱はシビュラシステム(以下シビュラ)を疑問もつようになります。

その後、システムの向上の為に槙島の頭脳が欲しいシビュラにより、意図せずして朱はシビュラシステムの真実を知ることになります。

 

免罪体質の人間によって管理されている事実に嫌悪感が隠し切れない朱様。

しかし、シビュラが今の社会に欠かせないのもまた事実です。

 

ここでも、朱は社会への必要性と道徳的行いの2択を天秤に掛けられることになりました。

 

 

悩んだ末、彼女はシビュラの望み通り、槙島を捕獲する代わりにある取引を持ちかけます。

それは、狡噛の処刑を取り消すこと。

 

ここから、徐々に朱様の真髄が現れていきます。

 

 

残念ながら取引は失敗し、槙島は狡噛により銃殺されますが、朱はシビュラに生かされます。

 

「人が法を守る」という彼女の考え方に、シビュラが未来に存続するための指導者として必要と考えたのです。

 

「私達はいつだってよりよい社会を目指している――――シビュラシステム、あなた達に未来はないのよ!」

(引用:PSYCHO-PASS サイコパス 1期22話)

 

最終話のこのセリフ・・・最高に痺れます!

【2期では更に成長を見せる】

2期では、1期から1年半後の日本が舞台です。

期待の新人・霜月の反発をあしらいながら、朱様は1係のリーダーとして目覚ましい成長を遂げています。

 

霜月は槙島の事件から2か月後に配属された監視官ですが、その2か月の間、朱様は一人で1係を率いていたということです

 

配属されて4か月の人間とは思えない有能ぶりですね(笑)

 

 

2期では、個として認識されない鹿矛囲桐斗(以下カムイで記述)が敵役として登場します。

カムイは、15年前の飛行機事故の生き残りです。

 

彼は、当時同級生だった184人の臓器を移植されて生き残ります。

 

多くの人の体のパーツを使われているので、シビュラが彼を一個人として認識できず色相判定ができません。

 

しかし、朱様は「集団的サイコパス」をシビュラに認めさせることで、彼を認識できるようさせます。

 

シビュラは朱様の提案を認めたことで、今後魔女狩りのようなことが起こるのではないかと危険視しました。

 

簡単に言うと、周りの人間が濁っていれば、自分の色相がクリアでも潜在犯として判定されてしまうかもしれないということです。

 

ですが、朱様は

 

「もっとより良い平和が待っているのではないか」

 

と示唆しました。

【映画版での常守朱の様子】

映画は1期から4年後の世界、シビュラシステムの導入に成功したSEAUn(東南アジア連合=シーアン)、首都シャンバラフロートを舞台に話が展開していきます。

 

朱様は、シビュラの真実を知ってから、システムに頼り過ぎない捜査をしていました。

 

システムに頼るのが当たり前になった世界で、情報屋を雇うというアナログな方法でテロの密入国を見つけたり、狡噛と渡り合う程の対人格闘技術を身に付けていたりと、より一層監視官として成長しています。

 

映画ではテロの密入国に狡噛が絡んでいる疑いが出たため、朱様は同行者を付けずに1人でシーアンに向かうことに。

 

そこで、シビュラが不正改造されていることが判明し、後から合流した1係と共にシビュラを利用していた憲兵隊を一掃します。

 

朱様は、シビュラの義体であるハン議長に辞任するように言い、日本に帰国。

4年の月日が経っても、彼女が考える「正義」は何も変わっていません。

 

いつか必ず、シビュラシステムという非人道的行いが間違いであるということに、人々は気づくと信じています。

朱様と呼ばれている理由は強すぎるから!?

ファンの間では、常守朱ことを朱様と呼ぶ人がいます。

 

なぜ「朱様」なのでしょうか?

 

それは、シビュラの真実を知ってからの朱様の急成長が凄まじいから!

 

 

1期では配属されてから間もないというのに、シビュラの真実という一監視官として背負いきれないものを知ってしまいました。

 

しかし、それからの彼女は自分の思う正義の在り方を信じ、もともと秘められていた捜査官としての能力が発揮されていきます。

 

2期からは、配属されてから1年半と若手であるのに、すでに1係を率いる迫力とリーダーシップを発揮。

 

更に、狡噛と並び立つほどの対人戦闘能力を女性の身でありながら獲得するという、超万能な捜査官へと進化した朱。

 

このことから、尊敬の念を込めて「朱様」と言うようになったのでしょう。

 

一言で言うなら、朱様は最強!

タバコの銘柄は何?

朱様が使っているタバコは、SPINELという架空の銘柄です。

これには、モデルとなったタバコがあります。

 

サイコパスの総監督を務めた本広克行の代表作、『踊る大走査線』シリーズの主人公・青島が愛煙していた、「アメリカンスピリット」というタバコがモデルのようです。

 

2期では、「朱様がタバコ!?」となったでしょう。

見た目が清純な感じなので、タバコを吸うとは予想できませんよね。

 

どうやら朱様は、最初の一口を吸った後は臭いに浸っているだけで、狡噛のようなヘビースモーカーではないみたいです。

 

考えを整理する時に、タバコに火をつけるようで大人の嗜みではない様子。

 

 

朱様が使っているタバコは、狡噛の同僚・佐々木がもともと愛煙していた銘柄でした。

狡噛は、彼の死と復讐心を忘れないために、タバコを吸うようになります。

 

佐々木から狡噛、朱様へと正義の魂を受け継いでいるみたいで、想像が膨らみますね!

色相が濁らない理由

朱様は、槙島のような免罪体質ではありません。

本編でも、1期と2期で犯罪係数が急上昇することが何度かありました。

 

しかし、朱様はそれほど時間をかけずに、色相を正常値に戻します。

 

犯罪係数は感情の起伏によって左右されますが、槙島のような免罪体質者には色相に変化が起きません。

 

 

では、朱様はなぜ色相が濁らないのでしょう?

それは、彼女の考える正義が、シビュラの考える世界の秩序と似ているからです。

 

シビュラは、法を破る危険性のある人物を数値化して測定します。

 

そのため、法を犯しても己の正義をまっとうしようとする狡噛は色相が濁り、監視官から執行官へとなってしまいました。

 

一方朱様は、たとえ友人や大切な家族が殺されても、法の下で裁くことが正義であると思っています。

 

「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私達は、正しく生きなければならない。」

(PSYCHO-PASS サイコパス 2期 第1話)

 

この一言にすべて集約されていますね。

 

人は間違いを犯すものです。

だからこそ、正しく生きようとすることが大切なのだと彼女は考えています。

 

免罪体質ではないけれど、正しくあろうとする心が色相を濁りにくくしているのでしょう。

まとめ

朱様は、カッコよすぎて仕方がありません!

朱様のような女性がいたら、憧れの的だったでしょうね。

 

シビュラに嫌悪しながらも、今の社会に必要なことは何かを考え抗う彼女はこれからも、より良い社会を目指して戦っていくのでしょう。

 

これからも、朱様の成長は止まりません!