フルーツバスケット夾の、本当の姿と呪いを考察していきます。   短気で柄が悪いけど、根は優しい。 そんな夾には、ある呪いがかけられていました。   一体どういうものなのか・・・詳しく見ていきます。 & […]

フルーツバスケット夾の、本当の姿と呪いを考察していきます。

 

短気で柄が悪いけど、根は優しい。

そんな夾には、ある呪いがかけられていました。

 

一体どういうものなのか・・・詳しく見ていきます。

 

記事は下に続きます。

フルーツバスケット夾の本当の姿は化物?

フルーツバスケットの注目する点は、神と十二支です。

 

十二支は、草摩一族にとってとっても大事な物ですが、猫だけは例外でした。

他の12干支と同じ所は、異性に抱きつかれると猫になってしまう事ぐらいです。

 

この12干支の事は草摩家にとっては、重要な秘密事項でした。

草摩家の人達しか知りません。

 

草摩家は資産家の一族で、身分も高い人達でした。

夾とはどんな人物なのか、夾の詳しいプロフィールです。

 

夾は、フルーツバスケットのファンの間でもかなり人気のキャラクターです。

夾の本名は草摩 夾で、あだ名はキョンやきょんちゃんとなっています。

 

血液型は、A型で趣味は格闘技です。

見た目からはとっても趣味が格闘技とは見えません。

 

オレンジ色の髪が特徴の少年で、ある意味でフルーツバスケットのキーマンになる少年です。

 

夾だけは、12干支ではない猫。

他の12干支と異なり、本来の姿である別物が存在します。

 

愛想がなくそっけがない今風の若者ですが、本当は凄く優しい若者です。

 

武術は凄く強いですが、由希には勝った事がありません。

その関係もあり、由希が鼠の怪なのも関係して、妬みのような憧れのような感情が由希にはあります。

 

最後の方で、由希とのわだかまりが解けるシーンは感動します。

 

夾は、猫の物の怪が付いている事で、色々なトラウマを抱えています。

実の父親からはバケモノ扱いされ、放棄までされました。

 

その後、草摩籍真に育てられてようやく報われます。

籍真と一緒に山にこもって修行していました。

 

猫の怪のせいで、水が苦手で雨が降ると体調を崩します。

梅雨の時期は、特に大変です。

 

料理はかなりの腕前ですが、嫌いな食べ物がいくつかあります。

味噌やネギが苦手です。

 

猫の怪が取りついているためなのか、猫が寄ってきます。

夾の事を知らない人から見ると、猫に好かれる人に見えているのです。

 

容姿はとっても良くモテるタイプです。

ただ、勿体無いことに本人は、猫の怪やトラウマ等悩みが多く気がついていません。

 

夾にかけられた呪いとは

夾には、12干支以外の物の怪が付いています。

それがです。

 

猫の怪だけは、他の怪と異なりました。

本来の姿である姿があるからです。

 

原作漫画25話~26話で本来の姿になります。

バケモノになってしまった理由は、数珠が外れてしまったからです。

 

数珠とは、夾が左手にずっと付けている赤と茶色の物です。

ちなみに数珠の色は、呪いと関係がありません。

 

位の高い僧の血と骨で作られた特別な力を発揮する数珠です。

その数珠は、猫の怪を持つ者に受け継がれてきた物で、夾の祖父もしていました。

 

今までこの数珠のおかげでその姿になりませんでした。

しかし、草摩籍真が透なら夾がどんな姿でも受け入れると感じて無理矢理外してしまいます。

 

それまでの話では、夾は可愛らしい猫になります。

もう一つの姿は、バケモノです。

 

しかも悪臭がかなりします。

その姿の夾に絶えられず、夾の母親は自殺しました。

 

・・・そう思い込んでいたのです。

実は、母親の自殺の本当の理由は、夾ではありませんでした。

 

本当の理由は、父親からの罵声で精神的にやられてしまったからというものだったのです・・・

 

父親は、夾が猫の怪に取りつかれている事が許せませんでした。

その事で、夾の母親に当たっていました。

 

その姿のせいで、父親からも拒絶されることに。

その姿を見た透は、最初はその姿を唖然として見つめていました。

 

本来の姿を見られたくない夾は山の方に逃げていこうとします。

しかし透は、夾を追いかけ、そして夾を受け入れるのです。

 

猫の怪を持つ者は、草摩家ではとっても邪険な扱いを受けていました。

夾もその一人です。

 

まず、正月の宴会に参加する事が出来ません。

他の親族のイベントも全て参加させてもらえないのです。

 

また、猫専用の隔離施設があり、そこで一生を終える事になります。

猫の地位は一番下で、親族からもあれよりはマシだと言われてしまう怪です。

 

猫の怪の話は、元の干支の話ととっても深く関係があります。

干支の話だと神様という存在と最も仲良くしていたのが、猫でした。

 

猫が他の生き物にも声をかけて宴会をしていました。

しかしある時、猫は死んでしまいます。

 

猫との別れを悲しんだ神様はあるおまじないをかけて、不変を誓い合いますが、猫だけは違っていました。

猫は不変を望みませんでした。

 

他の12干支達は、猫を軽蔑するようになります。

この話が元でフルーツバスケットの猫の怪は、異様な姿になってしまうと言われています。

 

夾と透は、夾がバケモノ化した事で仲を深めます。

結果的に、功を奏したというわけです。

 

まとめ

いかがでしたか?

夾は、猫の怪のせいで色々なトラウマを抱えていました。

 

そんな夾を受け入れたのが、透です。

透も初めのうちは、夾の本来の姿にビックリしましたが受け入れました。

 

夾は様々なトラウマや過去のつらい経験、そして呪いに苦しめられますが、最後にはハッピーエンドが待っています。

フルーツバスケットのアニメでは、夾の葛藤や幸せになる最後まで描いてもらえればなと思います。