ラストオーダーとアクセラレータ、二人の関係性を考察していきます。

本来は、憎しみ合っている・・・いえ、一方的に打ち止めがアクセラレータを恨んでも仕方のない間柄。

 

しかし実際は、一方通行を慕っているようにしか思えません。

 

二人は一体何故、このような関係性に至ったのか。

 

詳しく考察していきます。

 

ラストオーダーとアクセラレータの関係を考察!

アクセラレータとラストオーダーの出会いは、とある事件がきっかけでした。

 

事の発端は、アクセラレータが上条当麻との戦いに負けたことから。

 

「絶対能力進化」実験のため、「妹達」が殺されていることを知った上条当麻。

彼は、「妹達」を殺すアクセラレータを止めに入り、勝利しました。

 

レベル5のアクセラレータが、レベル0に負けたという衝撃。

この事実から、「絶対能力進化」実験は一時凍結されます。

 

そんな中、実験の研究者の一人である天井亜雄(あまいあお)が計画凍結を受けて暴走。

外部組織と手を結び、学園都市の破壊を計画します。

 

本来「量産型能力者計画」の責任者だった彼は、「妹達」に目を付けました。

 

「妹達」のミサカネットワークを悪用した破壊工作を考えた天井。

 

彼は、ミサカネットワークの指揮命令系統を保有した上位個体にウイルスを仕込みます。

 

その上位個体こそが、ラストオーダーです。

 

ウイルスを仕込まれ目を覚ました彼女は、研究所を抜け出します。

逃げ出した後で、アクセラレータと運命的な出会いを果たすのです。

 

この出会いから、2人の物語が始まります。

二人の関係は最初から良好?

こうして出会った二人の関係は、ひどくいびつなものでした。

 

今まで出会ってきた「妹達」とは、何もかもが違うラストオーダー。

見た目は幼女そのもので、人懐っこく感情も豊か。

 

対してアクセラレータは、今まで人との接触を極力避けて生きてきました。

 

能力が他者を傷つけてしまうことを恐れ、感情希薄な人間となろうとしていたのです。

 

「絶対能力進化」の実験参加も、自身が最強となれば誰も近づかないと考えたためのこと。

 

こうした背景を持つ彼にとって、特に「妹達」に対する感情はひときわ複雑なもの。

 

 

彼は今まで、万を超える「妹達」を物同然にこの手で潰してきました。

 

そして、彼女も同様に「妹達」の一個体であるため、ミサカネットワークに接続可能。

 

各個体の経験や記憶が並列化され共有されているミサカネットワーク。

 

当然、今までの個体が体験したアクセラレータとの記憶も共有されています。

 

アクセラレータの行いを全て知っていながら、彼になつくラストオーダー。

 

こうした彼女の振る舞いに彼は困惑し、なぜこんな態度がとれるのか疑問に思います。

 

そんな彼女の態度が、心を閉ざした彼の心を少しずつ開けていくのです。

 

そもそもなぜ一方通行を慕うのか?

「妹達」に対し、数えきれないほどの罪を重ねてきたアクセラレータ。

それをわかったうえで積極的に接してくるラストオーダーは、理解できないものでした。

 

しかし、彼女にとってアクセラレータは命の恩人。

 

研究所から逃げ出した自分を保護し、埋め込まれたウイルスも取り除いてくれました。

 

「絶対能力進化」実験中止後は、「妹達」を有言実行で守り続けています。

 

必死に自分を守ってくれる、唯一無二の大切な存在なのです。

 

彼女の中には、そんな彼に応えたいという気持ちが無意識にあったと考えられます。

 

そうして、誰よりも信頼できる人、信頼すべき人として慕っていくようになったのでしょう。

 

 

ラストオーダーは「妹達」の中においては上位個体に位置します。

 

その位置づけと管理のしやすさゆえに、幼く作られたラストオーダー。

 

見た目はもちろん、中身も幼い面が残されています。

 

幼いからこそ、彼女の人格は純真で無邪気で、実に子供らしいもの。

 

彼女はアクセラレータにストレートに気持ちをぶつけていきます。

 

その言葉は、少なからず彼の心に刺さり、動かすこととなっていったのでしょう。

 

そんなラストオーダーの想いに応えたいアクセラレータ。

同時に、彼の見せる行動もまた、彼女の心を動かしているのです。

現在の二人の関係性を考察

先のとおり、二人の関係はアンバランスなものでした。

一方的にラストオーダーにつきまとわれ、それに対処できず困惑するアクセラレータ。

 

そんな両者は、今や互いにかけがえのない存在であり、相棒となっています。

 

上条当麻によって打ち砕かれた、アクセラレータの「幻想」。

 

その直後に起こった、ラストオーダーとの出会い。

 

彼の心は再び動き始めます。

 

 

彼はその後、ラストオーダーを襲う脅威を振り払い、彼女の中のウイルスを除去。

 

そして、これまでの罪を償うため、ラストオーダーら「妹達」を守ると誓います。

 

彼にとってのラストオーダーは、命に換えても守るべき存在で、生きる意味なのです。

 

 

ウイルス除去の際、アクセラレータは銃撃を受けます。

 

銃撃で脳を損傷してしまった彼は、能力行使はおろか生活すら困難な状態に。

 

しかし、チョーカー型装置の開発により、彼は日常生活可能なレベルまで回復します。

 

装置がミサカネットワークに接続することで、演算能力の補助を受けられるようになったのです。

 

能力使用も15分まで可能となりました。(後に30分まで使用可能に)

 

 

彼の生活は、ミサカネットワークなしでは成立しません。

 

「妹達」の命令権限を持つラストオーダーは、彼の命を握っているともいえます。

 

互いの命を守る両者は、運命共同体なのです。

 

 

木原数多に誘拐されたときは、真っ直ぐに助けに向かったアクセラレータ。

 

彼が木原との戦いで暴走したときは、ラストオーダーの言葉で正気を取り戻します。

 

アクセラレータにとってのラストオーダーは、アクセルでありブレーキでもあるのです。

 

 

と、いろいろ解説してきましたが、見る限りでは年の離れた兄と幼い妹のような二人。

 

特にアクセラレータは、周囲からヤバいロリコンの不審者に見られることも。

 

よく知る者達からも「親御さん」と呼ばれたりしています。

 

不器用な男が幼女になつかれ、世話をする姿はほほえましいもの。

 

二人の姿に思わずニヤニヤしてしまうのも、無理もありません。

 

まとめ

「とある」シリーズにおける主人公の一人、アクセラレータ。

 

したがって、ラストオーダーはヒロインの一人に数えられます。

 

彼らがともに信頼し合い、助け合って困難を乗り越える姿は必見です。

 

かつ、両者は互いに高め合う関係でもあります。

 

 

お互いに愛おしい者であるからこそ、強くなっていけるのです。

 

手をつなぎながら、前へ進んでいく二人。

 

二人の活躍を、温かな目で見守ってあげてください。