かつて神だった獣たちへのエレインについて、その正体やハンクとの関係性を考察していきます。 擬神兵の技術を開発したエレイン。 どうして擬神兵を作ったのか、本編でようやく明らかになりました。 […]
かつて神だった獣たちへのエレインについて、その正体やハンクとの関係性を考察していきます。
擬神兵の技術を開発したエレイン。
どうして擬神兵を作ったのか、本編でようやく明らかになりました。
さらに、ハンクとの関係も過去編で明らかになり、ますますかつ神に目が離せません。
また、2019年7月にアニメ放送も決定しています。
そこで、本記事では、
- エレインの正体
- ハンクやケインとの関係
- エレインの声優
を考察・紹介していきます。
かつて神だった獣たちへのエレインの正体
エレインの正体。
それは、擬神兵を作った研究者でした。
なぜエレインは、禁呪と呼ばれるほど危険な擬神兵を作ったのでしょうか?
それは、孤児のエレインを引き取った教会の手引きでした。
彼女の正体を語る上で欠かせないのは、【神の声】です。
擬神兵の研究所・エコールの地下にある神の化石・ソムニウムに触れると、神の声が聞こえる人がいるそうです。
頭の良い子供の中には、神の声を聞こえる人が現れるようで、優秀なエレインは神の声を聞くことができました。
教会も、エレインの頭の良さに目をつけて、引き取ったようです。
いくら神の声を聞こえる人を探すとはいえ、貧民街に住んでいたエレインを見つけてくるとはすごい執念ですね。
そして、神の声を聞いたエレインは、言われるがままに擬神兵を作っていきます、
いくら神の声を聞こえたからと言って、擬神兵を完成させてしまったエレインの頭脳にも驚きです。
そもそも、なぜエレインは神の声が聴けたのでしょうか?
擬神兵の研究施設エコールで、シャールも神の声が聞こえました。
頭の良い子供の中に聞こえる人がいるようなので、シャールも頭が良いということですね。
なぜエレインが神の声を聞こえたのかは、エレニウムの謎が解明されると分かるのではないかと考察しています。でしょうか。
エレインは、ただ頭がずば抜けて良いだけの元令嬢ですので、彼女の正体が実は人間ではなかったということは無いでしょう。
- 人間である
- 頭脳明晰
これら条件と、なにかエレインだけが満たしていた条件があった、ということですが・・・
今のところ分かっているのは、エレインが擬神兵の技術を確立したということだけです。
疑神兵の技術構築の最中に、あるいは彼女は条件を満たしていたのかも知れませんね。
エレインとハンクの関係は?
エレインとハンクは、はっきりと言葉にはしませんでしたが、お互いに思い合っていたようです。
そして、火事でお互いに家族を亡くし、ともに貧民街で育ってきました。
直接的な描写はありませんが、擬神兵の研究に明け暮れるエレインの心にはいつもハンクがいました。
エレインは、ブルーレークタウンという町を開拓した男の娘で令嬢でした。
家族と幸せに暮らしていたある日、町が焼失しエレインは家族を亡くしてしまいます。
そしてエレインは、自分と同じように町の生き残りで家族を亡くした男の子と出会うのです。
エレインは、記憶を残した男の子に「ハンク」という名前を付けました。
そして、ハンクや他の孤児たちと共に、貧民街で暮らしていきます。
この時から、エレインとハンクはいつの間にかお互いを意識していったのでしょう。
エレインは頭が良く、貧民街でもその頭脳を惜しみなく発揮しました。
その後、エレインの類稀なる頭脳に目を付けた教会が、ハンクも一緒に引き取ります。
教会学校に通いだしたエレインは、そこでも頭脳を発揮し首席で卒業しました。
いつから、エレインとハンクが思いを通わせていたのかは定かではありませんが、貧民街で暮らしていく内にお互いに愛情が芽生えていったようですね。
ハンクはエレインが開発した擬人兵の第一成功者
教会を卒業した、ハンクは戦争を終わらせるために軍に入り、エレインはエコールで擬神兵の研究に没頭します。
ハンクに早く帰ってきてほしいエレインは、戦争を終結させるために擬神兵の技術を開発し、人体実験まで漕ぎつけました。
しかし、実験はなかなかうまくいきません。
擬神兵の適正には、ソムニウム石に耐えられる体力と強い精神力が必要となり、どの被検体も失敗に終わります。
手詰まりとなったところに、重傷を負ったハンクが研究所に運ばれてきました。
エレインは、ハンクに擬神兵の施術を施し、見事に成功。
ハンクは、擬神兵の第一号となり、これを元に新しい擬神兵たちが作られていきました。
エレインは、ハンクを擬神兵にさせるときにとても苦悩したのは言うまでもありません。
ハンクのために擬神兵の研究をしたにもかかわらず、結局ハンクが擬神兵になってしまえば、戦場へ送ることになります・・・
しかし、擬神兵の施術をしなければ、帰らぬ人になってしまう。
どちらにしても、エレインにとっては苦渋の選択だったでしょう。
愛ゆえの重く苦しい決断だったというわけです。
彼女の正体、それは悪夢とも言える人間兵器を作り出した、一人の男性を愛する、普通の女性・・・だったとも言えますね。
ハンクとケインとの三角関係
ケインとは教会学校で出会います。
教会学校でエレインに一目惚れしたケインは、ハンクとも仲良くなりました。
エレインはすでにハンクに気持ちが向いていますし、ハンクもエレインのことが好きだったようなので、自然と三角関係が出来上がっていますね。
擬神兵の投入で、戦争は終結しました。
今は神として英雄視されている擬神兵ですが、終戦後は獣として恐れられます
そして、擬神兵は本来行ってはいけない禁呪です。
一人ひとり、町を簡単に破壊できる力を持っています。
だからこそ、エレインは擬神兵たちを自らの手で葬り、自身も自殺するために、ケインに相談しました。
そして、最初にハンクを手にかけようとします。
ハンクの胸に銃弾を打ち込み、その後ケインの裏切りでエレインの胸にも銃弾が撃ち込まれました。
ハンクにはではなく、エレインに相談したというのが、ハンクを大切に思っている証拠でしょう。
「一番好きな人には、最後まで内緒にしておきたい」
そして、最初に擬神兵に変えてしまった負い目があったのかもしれませんね。
気になるのは、なぜ好きであった女性をケインは撃ったのでしょう。
ケインは父親に対して鬱屈した思いがあるので、その辺が影響して3人の関係を複雑にしていそうです。
かつ神アニメでの声優は誰がする?
2019年7月から、かつ神のアニメが放送されます。
かつ神のキーとなる人物・エレインの声は、能登麻美子さんが演じることになりました。
能登さんは、柔らかで滑らかな声が特徴です。
声に混濁したところがなく、どこか浮世離れした声にも聞こえ、そこがまた魅力となっています。
また、能登さんのもう一つの特徴が、童謡を歌うと呪われそうな歌に聞こえてしまうことです(笑)
能登さんの優しい声は子供たちの朗読に向いていますが、同時に怪談話では恐怖を与えられるでしょう。
今回、かつ神で演じるエレインは、作品での登場シーンは少ないかもしれませんが、物語にインパクトを与えます。
能登さんの癒しボイスによって、ハンクに銃を向けるシーンなどが、より物語に深みを出すでしょう。
まとめ
今回は、かつて神だった獣たちへに登場するエレインの正体について見ていきました。
擬人兵を生み出したエレインの過去が、本作でも明らかになりました。
現在は、ケインがエレインの体を新パトリアに保管しているようですが、生死は不明です。
今回考察・紹介して分かったのは、
- エレインは疑心兵を作った人
- エレインとハンクは両思い
- ハンクとケインと三角関係だった
- エレインは、擬神兵と自分を消そうとした
- 声優は能登麻美子で、癒しボイスに注目
この5つです。
シャールと強い信頼関係を築いているハンクは、今もエレインに好意を寄せているのかも気になるところです。
もし、エレインが生きていればどのような展開になっていくのか。
アニメも楽しみに続編を待ちましょう。