ロードエルメロイ二世の事件簿に登場するグレイの正体について考察していきます。   ロードエルメロイ二世の事件簿におけるヒロイン・グレイ。 彼女は一体どういう人物なのか・・・   いえ、そもそも人なので […]

ロードエルメロイ二世の事件簿に登場するグレイの正体について考察していきます。

 

ロードエルメロイ二世の事件簿におけるヒロイン・グレイ。

彼女は一体どういう人物なのか・・・

 

いえ、そもそも人なのでしょうか?

詳しく考察していきます。

 

記事は下に続きます。

ロードエルメロイ二世の事件簿グレイの正体を考察

Fate/Zero』での第四次聖杯戦争でライダー・イスカンダルのマスターとして参戦し、奇跡的に生還したウェイバー・ベルベット。

 

Fate界でも人気のある彼が主人公となって活躍する新しい物語に興味があった人も多いはず。

 

そんな注目作である『ロードエルメロイ二世の事件簿』で、主人公ロードエルメロイ二世(ウェイバーの後の名前)の傍らに常にいてエルメロイ二世の世話を焼き、また守る少女・グレイ

 

まさかあのエルメロイ二世の側に女の子が?しかも可愛い!更に顔を隠す仕草で何か訳ありらしい……

 

エルメロイ二世と共に行動し、様々な事件の現場を渡り歩く新たなヒロインの存在はとても気になります。

 

プロフィール

グレイはイギリスの田舎で育った灰色の髪の少女です。

 

ゲーム『Fate/Grandorder』でのデータでは、

 

  • 慎重 154cm
  • 体重 42kg
  • 属性 秩序・善

 

となっていて、とても小柄である事がわかります。

 

一人称は「拙」

ロードエルメロイ二世の内弟子であり世話を焼く、常にフードを深く被った内向的な女の子です。

 

ロードエルメロイ二世との関係は?

彼女の育った村は、アーサー王の墓がある霊園の墓守の一族でした。

 

そしてその一族にはアーサー王の遺物である

 

「最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)」

 

が封印されていた状態で伝えられており、一族はその封印を解除出来る存在を生み出す事、つまりアーサー王に近い存在を作りそれを器としてアーサー王を復活させる事を悲願としてきました。

 

グレイは、そのアーサー王の復活の為に作り続けられた実験体のひとりです。

 

最初はアーサー王にどことなく似ているというだけでしたが、10年前に行われた第四次聖杯戦争でセイバーとしてアーサー王が召喚された時に、共鳴したかのようにアーサー王そっくりの容貌に変化してしまいます。

 

その事によりグレイは一族の者たちにアーサー王の再来、最果てにて輝ける槍の封印を解ける者として崇められる存在へと変わってしまいました。

それ以降グレイは村人にとって、アーサー王の現身であり、グレイという少女ではなくなってしまったのです。

 

顔も自分のものではなくなり、自分自身としての存在もなくなってしまったグレイは、アーサー王そっくりになった現在の自分の顔を嫌悪していました。

 

けれどその嫌悪の対象の顔を村人は称えてやまず、グレイはずっと苦しんでいました。

 

そんな中で、村に訪れたロードエルメロイ二世が、初めて自分の顔に対し嫌悪の表情を見せたのでした。

 

それは、第四次聖杯戦争でロードエルメロイ二世がアーサー王に対峙し、剣を振られたという思い出したくない経験があったからなのですが、ロードエルメロイ二世の見せた今の自分を否定する表情にグレイは救われ、ロードエルメロイ二世と共に村を出て時計塔に行き、内弟子となったのでした。

 

 

共にロンドンに来てからの彼女はどんどん変わっていきます。

 

時計塔の中も決して広い世界とは言えませんが、これまで特異な村の中しか知らなかった彼女にとっては、ロードエルメロイ二世の生徒たちとの交流や義妹のライネスのもたらす依頼で行く先々での人との出会い、そしてそのライネスとの関係を通し、自分の世界が広がり、それまでの、自分の存在に苦しむだけの生活ではなくなりました。

 

そういった意味でも、ロードエルメロイ二世はグレイにとっての救いの主であるのです。

 

逆に、ひたすらゲームをし続け自堕落な生活を送るロードエルメロイ二世にとっても、世話をしてくれるグレイの存在は救いのはず……です。

 

戦闘スタイルは?

師匠であるロードエルメロイ二世は指導者としては超一流、魔術知識・考察力に秀でてはいますが、自身の魔術師としての能力はお世辞にもあるとはいえず、結果、魔術師としての戦闘能力は皆無に等しいものでした。

 

しかしロードエルメロイ二世は、ライネスに事あるごとに厄介事を持ち込まれ、幾度も危険な目に遭い続けます。

ですからグレイは、そんなロードエルメロイ二世を守るために戦います

 

霊の本質を見透かす特殊能力を有している彼女は、霊に対する戦闘のプロフェッショナルであり、マントの内に入れ、いつも共にいる魔術礼装の「アッド」が変化する大鎌『死神の鎌(グリム・リーパー)』を武器として戦います。

 

「アッド」は、基本は鎌ですが大槌や盾にも変化する為にグレイの戦闘は多彩なものになります。

 

またアーサー王と共鳴し、アーサー王の現身となったグレイは宝具「最果てにて輝ける槍」の封印を条件付きで解く事が出来る為、非常に大きな切り札を持っていると言えます。

 

グレイの顔ってどんな顔?

 

アニメでのグレイの顔です。

アーサー王にそっくりか?と言われれば……髪色が違うせいかそこまでそっくりな感じではない気がしますが、そんな些細な事はこの際どうでもよく、可愛いですね!(笑)

 

マンガ版のグレイより、明るい表情をしていますね。

この可愛さでロードエルメロイ二世の世話を焼き、守る為に戦う姿が見られるのは今から楽しみです。

 

声優って誰?

グレイの声を演じるのは上田麗奈さんです。

小学生の頃から演劇に携わっており、声優としても気弱な少女役から元気なキャラ、セクシー系、少年の声等、様々なキャラクターを演じています。

 

グレイは一体どんなタイプの声で演じられるのか?内気さを前面に出した少し暗めの声なのか?それともロードエルメロイ二世に小言を言いまくる元気めの声なのか?

こちらもとても楽しみです!

 

まとめ

『ロードエルメロイ二世の事件簿』の登場人物・グレイについてみてきました。

 

イギリスの片田舎にある村で、自分のアイデンティティを否定され続けて育ってきた少女がロードエルメロイ二世の傍でどんな活躍をするのか?

 

アニメの公式サイトでは「人気エピソード「魔眼蒐集列車」と、そこへ至るアニメオリジナルエピソードで構成される」とありますので、かなりのオリジナル要素が入ってくるようです。

 

アニメオリジナルと聞いて不安な人もいるかと思いますが、監督は『やがて君になる』の監督をしていた加藤誠さんとのこと。

 

『やがて君になる』は登場人物の少女たちの心情をとても丁寧に描いており、原作を読んでいる人たちの間でも人気の高い作品でした。

 

また同じようにFateファンからの人気が高いFate/Zero』のアニメを手掛けた監督も、この『ロードエルメロイ二世の事件簿』に携わる予定になっています。

 

これはもう、オリジナル部分も純粋に期待していいのではないでしょうか?