ゲゲゲの鬼太郎の一反木綿の方言について見ていきます。   6期ゲゲゲの鬼太郎より女好き設定が追加され、いい意味で目立つようになった一反木綿。 そんな彼のセリフで特に印象に残るのは、   独特の方言 コ […]

ゲゲゲの鬼太郎の一反木綿の方言について見ていきます。

 

6期ゲゲゲの鬼太郎より女好き設定が追加され、いい意味で目立つようになった一反木綿。

そんな彼のセリフで特に印象に残るのは、

 

  • 独特の方言
  • コットン承知

 

この2つです。

そこで今回は、一反木綿の方言を始めとしたセリフについて詳しく見ていきます。

 

記事は下に続きます。

ゲゲゲの鬼太郎一反木綿の方言はどこのもの?

まずは、一反木綿の方言から見ていきましょう!

代表的なところで言いますと・・・

 

  • 鬼太郎ど~ん
  • 〇〇ばってん
  • ~ばい

 

などがありますね。

これらの方言ですが、おそらく多くの方は

 

  • 九州方面かな?
  • 鹿児島かも!
  • あ~、熊本っぽい?

 

と思うのではないでしょうか。

で、詳しく調べてみたら、彼の出身地が明らかになりました!

 

本来の妖怪・一反木綿の出身地自体は諸説あるのですが、少なくともゲゲゲの鬼太郎に出てくる一反木綿に限って言えば

 

鹿児島県大隅(おおすみ)地方

 

となっています!

ただ、実は私の母親は九州地方出身で、方言についても知っていたので尋ね、かつ言葉を調べてみた所・・・

 

一反木綿の方言は博多弁+九州弁

 

のミックスとなっています。

ベースが九州弁なのですが、所々に博多弁が含まれている、といったほうが分かりやすいでしょうか?

 

ちなみに、地元九州出身の母からすると、

 

「ちょっと違うかな?」

 

となっているそうです。

ただ、これはそもそも、最初からの設定ではないんです。

 

実は、ゲゲゲの鬼太郎3期・5期にて一反木綿の声優を務めた八奈見乗司さんのアドリブによって生まれたあの方言。

 

より一反木綿を魅力的に、より読者に親しんでもらえるように・・・

そういった思いから生まれたのが、この九州なまりの方言を使う一反木綿というわけです。

 

あえて言うなら、【一反木綿語・八奈見乗司テイスト】といったところでしょうか。

ここは多少の違いは気にせずに、素直に

 

一反木綿の方言は親しみやすいな

 

くらいに受け取っておきましょう!

 

ちなみに、後述しますが一反木綿の現声優である山口勝平さん。

彼が福岡県出身ということもあり、今の一反木綿の方言は福岡訛りがかなり強く出ています。

 

演じる方によって違う色が出る、というのもアニメならでは。

これもまた、歴代を見ている方からしたら面白い変化なのではないでしょうか。

 

一反木綿の声優は誰?

さて、現在の一反木綿の声優は誰なのかという話ですが、現在は・・・

 

山口勝平さん

 

となっています!

こちらも超実力派声優なので知っている方が多いかもしれませんね。

 

ちなみに代表作としては

 

  • ワンピース:ウソップ
  • 名探偵コナン:工藤新一

 

がありますね。

他にも多数ありますが、この2作品を出しておけば、声はすぐ思い出せるはずです。

 

超実力派な山口勝平さん。

彼がしゃべる一反木綿の方言は、本当に親しみやすく、多くのファンの方にとっても愛嬌あるセリフとして受け入れられているようですね。

 

優しいけれど、しっかりとインパクトも残す。

女好き設定も相まって、本当に山口さんにしか演じることの出来ない、唯一無二の一反木綿が、声によって完成していると思います。

 

コットン承知を生み出した山口勝平のアドリブ力

さて、一反木綿のもう一つの名言と言うか名台詞と言えば、この6期より登場している

 

コットン承知

 

ですよね!

 

  • 合点承知
  • 木綿の英語であるコットン

 

これらを組み合わせることによって誕生した奇跡の造語・コットン承知。

 

オヤジギャグ感あふれるセリフや、あまりのハマりっぷりに最初から使っていた言葉と勘違いされがちですが・・・なんとこちらも、6期からの新語なんです!

これには驚いた方も多いのではないでしょうか。

 

しかもこちら、台本に入っていた言葉…ではありません。

なんと、演じている中で山口勝平さんがアドリブで入れ込んだセリフなんです!

 

アドリブでこんな印象に残るセリフを作れるなんてさすがはベテラン声優さんですね。

 

なんというか、5期までの一反木綿なら、

 

「少しふざけ過ぎかな?」

 

と思っていたような気がします。

しかし、今の色ボケ・女好き設定も加わった一反木綿だからこそ、初めてこの「コットン承知」が生きてくるのかなとも思います。

 

  • 山口勝平さんのアドリブ力
  • 2018年スタートという時代
  • 女好きという新たな親しみやすい設定

 

これら全てが相まって、コットン承知が、そして今の一反木綿の親しみやすさが生まれた。

そう考えると、本当にこのゲゲゲの鬼太郎6期は、一反木綿という一キャラクターをとっても、奇跡のようなバランスのもとに成り立っているんだなと強く感じさせられますね。

 

 

まとめ

ゲゲゲの鬼太郎6期の一反木綿について、その方言やコットン承知の誕生秘話などについて今回はお伝えしました。

 

名脇役であり、鬼太郎ファミリーの頼れる移動手段+戦闘能力の一反木綿。

彼を特徴づけている方言、現在は声優の影響もあって福岡訛りが強いこのセリフがあってこそ、あの親しみやすい一反木綿が誕生していたのです。

 

もし次一反木綿の方言を聞くことがあれば、次は是非真剣に・・・というのも変ですが、しっかりと耳を傾けてみてください。

きっと、今よりもっと一反木綿のことが大好きになりますよ!