ドラゴンボールGTの【GT】の意味が深いと話題になっています。 大人気アニメ・ドラゴンボール。 今なお新シリーズが放送されるなど、まだまだ人気が衰えることはありません。 ところで、今放送中のド […]
ドラゴンボールGTの【GT】の意味が深いと話題になっています。
大人気アニメ・ドラゴンボール。
今なお新シリーズが放送されるなど、まだまだ人気が衰えることはありません。
ところで、今放送中のドラゴンボールGTの前シリーズにあたる【ドラゴンボールGT】のGTの意味、考えたことがありますか?
実はここには、様々な思いが込められていたのです。
Contents
ドラゴンボールGTの【GT】の意味とは
ドラゴンボールシリーズで後ろにつくこのアルファベットの意味。
気になりますよね?
ただ、このことに関しては、詳しい説明は、作者である鳥山明先生からも語られてはいません。
ではこの「GT」とはなんの略でどうしてつけられたのでしょうか?
「GT」に関する都市伝説をまとめてみました。
グランドツーリング説
まず、一つ目は「グランド・ツーリング」=壮大なる旅という意味です。
ドラゴンボールGTは、主人公・孫悟空が、ドラゴンボールの力によって子供の姿に戻ってしまい、いつもの能力が使えないなか、ドラゴンボールを探して宇宙まで旅するという設定になっています。
これまでの地球規模のお話から、宇宙規模までストーリーが広がっていることから、壮大な旅というのはなんだか当てはまる気がしますよね。
ギャラクシー・ツアー説
2つ目は、「ギャラクシー・ツアー」=宇宙への旅です。
これも宇宙まで旅するという意味ではしっくりきますが、どことなく旅行感が強い感じもしてしまいます。
旅行というよりは、一応地球を救うための冒険だったわけですし、少し違うかなと。
ただまあ・・・悟空・トランクス・パン・ギルの4人の冒険は、確かに旅のように楽しそうでもありましたね。
ギャラクシー・ツーリング説
そして3つ目は「ギャラクシー・ツーリング」です。
これも2つ目同様訳し方を変えただけですが、宇宙という意味では当たっています。
宇宙を舞台としていたことを考えると、この訳も有り得そうですね・
グレート・ツーリング説
そして4つ目は「グレート・ツーリング」=偉大なる旅という意味ですね。
これは一つ目の壮大な旅と同じニュアンスでもありますが、大きな規模感を表す意味では、いい表現ですね。
GTのストーリーテーマが、「宇宙」と「旅」という部分で考えると合っていますよね。
地球から宇宙へと旅に出た悟空たちは、地球に危機が迫っていることを知り、地球を救うため戦います。
全体のストーリーを考えると、壮大な・偉大な宇宙の旅と4つをミックスさせた訳がぴったりきますよね。
しかし、実はこれ以外にも言われている意味があるんです。
GTは悟空とトランクスの頭文字説
GTは悟空とトランクスの略。
うーん、頭文字としては合っていますよね・・・でもなんだかちょっとダサい気がしてしまいます。
本当にこの意味だったらすみません。
しかし、GTの主人公は、悟空でもありますが、悟空の孫にあたるパンも出てきます。
もともと、50歳になった悟空が強くなりすぎてしまい、孫のパンとともに成長させるのは難しいということから、悟空を子供という設定にし、瞬間移動などの能力を封じたので、タイトルに悟空とトランクスの名前だけをつけるのは、なんとなく違う気がします。
というか違っていてほしいですね。
むしろ、今作はパンの成長物語、みたいな側面もあったので、これはないかなと思います。
ドラゴンボールZの【Z】の意味
GTの前作「ドラゴンボールZ」の「Z」はどういう意味だったのでしょうか?
ドラゴンボールZといえば、みなさん一度はテレビで観たことがあるはずです。
「ドラゴンボール」アニメ化作品の中では、最も長い6年10ヶ月の放送期間で、2007年にONE PICEに塗り替えられるまでは、最も長い放送期間の作品でした。
ちなみに、平均視聴率は、20.5%という超人気ぶりで、当時の子供達、特に男の子たちの殆どはこの作品を見ていたとまで言われています。
しかしその人気の裏側では、原作をそのままアニメ化すると尺が足りない、すぐにオリジナルエピソードに追いついてしまうという問題があったんだそう。
この時に鳥山先生は
「もう少しで漫画を描くのが嫌になりそうだった」
とインタビューで答えていました。
そしてその心理からか、もう終わりにしたいという意味を込めて、アルファベットの一番最後の文字「Z」をつけたんだそうです。
鳥山先生の心理状態が色濃く反映されていますね。
GTは「ごめんなさい鳥山先生」!?
さて、ここでもう一度GTの意味に戻ります。
実は・・・ドラゴンボールGTの意味には。もう一つ深い意味が隠されているという話があります。
その意味というのは、「ごめんなさい鳥山先生」です。
これは絶対にないでしょうと思う方も多いと思いますが、先ほどのZのお話にもあったように、鳥山先生はZを最終話にしたいと考えていました。
ということで、Z終了時に原作漫画の連載も終了。
しかし、当時大人気だったドラゴンボールです。
人気コンテンツであり、視聴率も確約されているこの作品を、どうしてもテレビ放送し続けたい!というテレビ局やスタッフの意向で、オリジナルストーリーとして鳥山先生が「原作最終話のその後」として企画に立ち会ったんだそう。
企画に立ち会った鳥山先生でしたが、Zで疲れた鳥山先生は、GTの脚本制作には参加していません。
そのため、できあがった作品は、実際鳥山先生の意図に反する部分があるかもしれないというスタッフの気遣いから、GT=ごめんなさい、鳥山先生というイニシャルを付け加えたという都市伝説があるのです。
本当だったら、スタッフの意思が鳥山先生に伝わればいいですが、見ている側としては大人な理由はあまり聞きたくないという感じがしますが・・・。
あまり深く考えてこなかった「GT」の意味ですが、みなさんはどう捉えますか?
子供の頃は、深く考えたことがありませんでしたが、大人になって考えると面白いなと感じました。
作者の鳥山先生が、本当の意味を明かさないのは、無限の可能性があるのでご自由に考えてくださいという遊び心なのかもしれませんね!
・・・ちなみに、現在連載中のドラゴンボール超の漫画には、とよたろう先生の監修役として加わっています。
GTに関わらず、GTより以前の話であるドラゴンボール超に関わる…
これって、鳥山先生が、やっぱりGTを認めていない証拠、なのかもしれませんね。