千と千尋の神隠しの、千尋のお父さんの名前や仕事、更に声優についても詳しく見ていきます。 また、お父さんが食べていたあの謎の料理の正体も掘り下げました!   お父さん・・・色々問題が見えてきちゃいました(汗) 記 […]

千と千尋の神隠しの、千尋のお父さんの名前や仕事、更に声優についても詳しく見ていきます。

また、お父さんが食べていたあの謎の料理の正体も掘り下げました!

 

お父さん・・・色々問題が見えてきちゃいました(汗)

記事は下に続きます。

千と千尋の神隠しのお父さんのプロフィール

日本の興行収入ランキング1位を誇り、今も尚人気を集めるジブリ映画「千と千尋の神隠し」。

千と千尋にまつわる様々な考察を行ってきましたが、今回は千尋のお父さんについて詳しく見ていこうと思います。

 

千尋のお父さんは「荻野明夫(おぎのあきお)」といいます。

好奇心旺盛でどんなことにも恐れず飛び込んでいくタイプですが、反面思慮の浅い部分や計画性に欠けるところがあり、引っ越し先への道順をろくに確認しないまま運転を続け、湯婆婆たちのいる世界へと迷い込んでしまいました。

 

作中では冒頭とラストシーンでしか登場しませんが、子どもながらに「なんか馬鹿なお父さんだな」と思ったことを覚えています・・・笑

千尋が大変な目にあったのは全てこのお父さんのせいであるとも言えますが、逆にお父さんの愚かな行動がなければ、この物語は始まりを迎えることすらなかったのです。

 

それでは、お父さんの仕事や声優さん、そしてお父さんが食べていた料理について1つずつ見ていきましょう。

お父さんの仕事は一体何?

「こうだ!」と思ったことには、人の話も聞かずガツガツ進んでいくタイプの千尋のお父さん。

お父さんの年齢は38歳で、仕事はサラリーマンです。

 

勤め先は建築会社で、その証拠に車が森へ迷い込んだ際、トンネルの入り口で「なんだ、モルタル製か」などと建造物に触れながら、その材質について語っています。

確かにこのシーンを見て「お父さん、無駄に詳しいな」と思った記憶がありますが、建築業界人故の、一種の職業病だったんですね!

 

そんなお父さんが乗っている愛車はなんと、高級外車で有名なアウディ!

調べたところ、恐らく荻野家が乗っている車種は「Audi A4」「Audi A6」といわれるもので、価格は450~600万円くらいとなっていました。

 

38歳、建築会社勤務、愛車はAudiとなると、かなり良い役職についているのではないかということが窺えます。

今回の引っ越しも、昇進に伴う転勤の可能性がです。

 

作中のお父さんは「愚か者」のイメージが強いですが、体育会系で仕事はバリバリできるタイプなのでしょうか…

ちなみに、お父さんのモデルとなっているのは映画プロデューサーの奥田誠治さんという方で、特に食事や運転のシーンは奥田さんの要素が色濃く表れています。

 

お父さんの声優はこの方!

個性的なお父さんの声を担当したのは、俳優の内藤剛志(ないとう たかし)さん。

内藤さんは「家なき子」や「科捜研の女」、「十津川警部シリーズ」などをはじめ、数々のドラマや映画で大活躍する俳優さんです。

 

情報番組などでもお見かけすることがあり、マルチに活動されているようです。

アニメ声優としては、「千と千尋の神隠し」以外にも「ゲド戦記」、「コクリコ坂から」などのジブリ作品、その他にも3本ほどの映画に出演しました。

 

高い演技力と、魅力的な低音ボイスで、見事にお父さん役を演じていらっしゃいました。

千と千尋の神隠しでお父さんが食べていた料理の正体

千と千尋の神隠し」の始めのシーンで、不思議な世界に迷い込んだ千尋一家の前に現れた飲食店とおいしそうな料理。

千尋の両親はこれを勝手に食べ、豚に変身させられてしまいましたよね。

 

色々な料理が並ぶ中、お父さんが1口ですすって食べたブルブルの塊がありましたよね。

「おいしそう!」「気持ち悪い!」と賛否あったあの料理の正体は何なのでしょうか?

 

実は不思議な料理について、スタジオジブリに問い合わせの手紙を送ったという人がおり、後日ジブリ側からきちんとお返事をもらったそうです。

その手紙によると、千尋のお父さんが食べていたものの詳細は明らかにされておらず、

 

  • 異界にある不思議ですごくおいしそうな食べ物
  • 迷い込んだ人に対する罠

 

だそうです。

確かに、不思議な見た目と美味しそうな匂いで誘い、食べた人間を豚に変えてしまうのですから、恐ろしい罠ですよね。

 

また、「千と千尋の神隠し」の建物や街並みのモデルは台湾だと言われていますが、あのブルブルの食べ物のモデルとなった料理も台湾にあるらしく、その名を「肉圓(バーワン)」といいます。

バーワンは台湾で人気のB級グルメで、お祝い事の際によく食べられています。

 

バーワンはさつまいもの粉などを使用したぷるぷるもちもちの生地の中に、ひき肉や椎茸を混ぜた団子を入れ、揚げたり蒸したりしたものです。

そこにとろっとした甘いソースをかければ完成なのですが、大きさこそアニメとは異なるものの、箸でつつくとブルブルとする感じや、一口でジュジュっとすすって食べられそうなところはお父さんの食べていたあの食べ物そのもの。

 

台湾でも人気な食べ物らしいので、ぜひ1度食べてみたいですね。

 

まとめ

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する、千尋のお父さんについて考察しました!

千尋の父、荻野明夫は建築会社に勤める38歳で、愛車は高級外車のアウディです。

 

声を担当したのは大御所俳優の内藤剛志さんでした。

また、作中でお父さんが食べているブルブルの不思議な食べ物は、公式には異世界にある魅力的な食べ物ということになっていますが、恐らく台湾料理のバーワンがモデルとなっています

 

登場シーンは多くないものの、重要な役割を果たす千尋の家族にも注目しつつ、「千と千尋の神隠し」を楽しんでくださいね。