かつて神だった獣たちへのケインの正体をネタバレ考察していきます。 かつ神のキーキャラクターのひとりでもあるケイン。 彼の正体は、そして目的とは一体どういったものなのでしょうか・・・ 詳しく考察 […]
かつて神だった獣たちへのケインの正体をネタバレ考察していきます。
かつ神のキーキャラクターのひとりでもあるケイン。
彼の正体は、そして目的とは一体どういったものなのでしょうか・・・
詳しく考察していきます。
Contents
かつて神だった獣たちへケインの正体を考察
ケインは、かつ神では物語のキーとなりハンクの最大の敵でもあります。
本編では、ハンク達の過去が明かされケインの素性も判明しました。
ハンクとは、教会が高時代からの仲だったようです。
しかし、どうして今は敵対関係になったのか?
ケインの能力や目的など明かされてきましたが、いまだに彼の周りは謎が多いです。
では、ケインについて深く掘り下げてみましょう。
ケイン・マッドハウスはどんな人物
教会学校を卒業したケインは、擬神兵部隊副隊長としてハンクの右腕となり彼を支えていました。
現在はある目的の為に、反乱組織として新パトリアのリーダーをしています。
ケイン・マッドハウスは偽名で、本名はケイン・ウィザーズ。
パトリアユニオンの大統領のレイチャード・ウィザーズの実の息子です。
そして、パトリアユニオン軍擬神兵討伐部隊「クーデグラース」の隊長クロードの異母兄でもあります。
ケインは、大統領になるために母を避難キャンプの慰問に行かせ、南軍の襲撃により殺害し、後妻を迎えた可能性のあるレイチャードが嫌いです。
現在は国を捨て、新パトリアのリーダーとして活動しているので、公の場でウィザーズの名を名乗ることはないでしょう。
学校を卒業後、エレインが擬神兵を研究していることを知ったケインは、自由を得るために擬神兵となりました。
人の姿を捨てることわかっても受けるとはよっぽど父の言いなりになりたくなかったのでしょうね。
目的や能力も判明しているケインですが、彼の行動の根底にはレイチャードとの溝が深く関係しているとみて間違いなさそうですね。
擬神兵としての能力は?
ケインは人間と変わらない見た目をしていますが、ヴァンパイアの擬神兵です。
血を吸った相手を操る能力や、致命傷でも一瞬で再生する力を持っています。
本編では彼が能力を使うシーンは少ないですが、世間一般で知られる吸血鬼は強いことで有名ですので、ケインも相当な実力を持っていそうですね。
ケインはハンクの最終目標ですので、ケインの力が本領を発揮するのはまだ先でしょう。
ケインの見た目は、人間とそう変わらないので町中に居ても擬神兵とは気づかれにくく、他の擬神兵に比べて目立ちにくいですね。
また、影の中に潜り込み瞬間移動できる能力や、相手の血を飲むことで記憶を探ることが出来ます。
擬神兵を作る技術も、エレインの血を飲むことでケインが記憶を探り盗みました。
弱点としては、ヴァンパイアは太陽に弱いということで有名ですので、昼間は擬神兵としての力を使えない可能性があるでしょう。
そこは、夜しか擬神兵になれないハンクと一緒ですね。
ケインを倒すには、彼の再生能力をいかにして封じるかでしょう。
神殺しの弾丸という手がありますが、製造者のエレインの失踪でオリジナルの神殺しの弾丸が消えてしまったので模造品しかありません。
そのため、瀕死の状態の者にしか効果が出ないので、再生能力が高いケインにはあまり効果はないでしょう。
つまり、ケインを倒すには、オリジナルの神殺しの弾丸が必要ということになりますね。
能力の高さや背景からも、ケインはかつ神の敵キャラとして十分な戦力を持っています。
ケインの目的は何?
現在ケインは、自由を手に入れられる世界を創るために、新パトリアを組織して戦争を起こそうとしています。
エレインは、擬神兵はいずれ心を喪うと考え、戦争後にすべてを消し去ろうとしました。
しかし、ケインは心を失くすのは人間達が影響を与え歪めているからだと考え、エレインの考えに乗るフリをして彼女を裏切ります。
そして、擬神兵を世へと放ちました。
ケインの目的は、擬神兵がなんの気兼ねなく生きられる世界を創ること、と言うことになりますが、彼の根本には父親への反感が秘められていそうです。
新パトリアは国としてパトリアには認められていないとはいえ、すでに国の形を成しています。
一つの国として彼がパトリアと対立するのならば、大統領であるレイチャードと敵対するということです。
ケインは、母を死なせたレイチャードに復讐しようとしているのかもしれませんね。
どうして彼が擬神兵の世界を創りたいのかは不明ですが、ケインの考えに賛同した擬神兵は多くいます。
自由な世界を手に入れるために、ケインはエレインの技術を盗み擬神兵を作ろうとしていますが、どうやら失敗を繰り返しているようです。
擬神兵を作るには何かが足りないようで、いまだ擬神兵を作れていません。
しかし、彼が擬神兵を作れるようになったら、北部と南部のパトリアは擬神兵の圧倒的な力によって一気に潰されてしまうでしょう。
ハンクとの関係をネタバレ!
ハンクとは、教会学校で知り合い勉強や遊びなど、お互いに知らないことを教え合う親友です。
そこにエレインも加わり、楽しい学校生活を送っていました。
ケインは教会学校を卒業後、政治家として活動していましたが、レイチャードの言いなりになりたくないと考えていました。
そこに、学校を卒業後に行方不明になっていたエレインが、擬神兵の研究に関わっているのを知って自ら擬神兵になることを志願します。
思いを寄せているエレインが研究に携わっていたのもあるでしょうが、父親の言いなりになるのが嫌なのもあったのでしょう。
ここから、ケインの自由への意識が深まったのかもしれませんね。
それから、擬神兵部隊副隊長として、ハンクの右腕として働いていました。
教会学校時代からの仲でしたから、お互いに仕事のパートナーとしても良い関係を築けていたでしょう。
では、なぜ今のような敵対する関係になったのでしょうか?
それは、ケインがエレインを裏切り、擬神兵を世に放ったからです。
エレインに撃たれたハンクは、朦朧とする意識の中でエレインがケインに撃たれる姿を目撃していました。
そして、擬神兵を解き放ったり、戦争をしようとしたりと、エレインの考えとは逆のことをしているのですから、ハンクが止めようとするのは当然でしょう。
学生時代は親友として、戦争時は相棒として、そして現在は敵対同士となり、2人の関係はどんどん崩れていきました。
まとめ
結論として、ケインの正体は
- ヴァンパイアの擬神兵
- 元ハンクの親友
- 父親との確執
- 新パトリアのリーダー
この2つから考えて、
父親への復讐と自由を求める男が一番近いでしょう。
特に彼に特別な力があるわけではないようです。
ここまで事態を大きく出来たのは、すべて彼の実力でしょう。
ケインについては、いまだに謎が多く、彼の内情は分かりません。
彼は他の擬神兵のように心を喪っていないように見えますが、擬神兵となってから徐々に壊れていっているのかもしれませんね。
今後、ケインがどのような行動をするのかにも、注目していきたいと思います!