宮瀬豪は、スタマイの攻略キャラクターです。   いつも穏やかな微笑を浮かべて誰にでも優しく話しかけますが、ドジっ子な所がギャップを出しています。   今回は宮瀬豪の正体について探っていきます。 記事は下に続きます。 Co […]

宮瀬豪は、スタマイの攻略キャラクターです。

 

いつも穏やかな微笑を浮かべて誰にでも優しく話しかけますが、ドジっ子な所がギャップを出しています。

 

今回は宮瀬豪の正体について探っていきます。

記事は下に続きます。

スタマイ宮瀬豪の正体をネタバレ

宮瀬豪は、九条家の使用人です。

慣れ合うのが好きではない九条家の人々の間に立って、調和を取る役目をしています。

 

使用人としては有能ですが、何もないところで躓いたり、その拍子に料理を落としそうになったりと、ドジをしてしまうのが短所でもあります。

 

天然なところもあり後ろ暗い所など無さそうですが、彼にはとんでもない過去がありました。

 

九条壮馬と兄弟だった?

宮瀬は九条家の使用人となっていますが、九条家当主の九条壮馬の異母兄弟でもあります。

 

彼の祖父は、九条家の使用人として働いていました。

そんな祖父の娘である宮瀬涼子の元に生まれたのが宮瀬豪です。

 

彼は子どもの頃、父親が九条家の当主・九条壮一郎とは知らず、母と共に貧乏生活を送っていました。

 

しかしその生活は、宮瀬の卒業式に涼子が失踪したことで終わります。

義務教育は中学までなので、彼女は宮瀬が卒業するのを待っていたのかもしれませんね。

 

卒業式の日という絶妙なタイミングで、衝動的に逃げたということはないでしょう。

 

そして遠い親戚という名目で、宮瀬は九条家に使用人として拾われます。

宮瀬を引き取るのを壮一郎に説得したのが壮馬です。

 

宮瀬の存在を知っていたことから、九条家は彼ら親子の居場所を最初から知っていたのでしょう。

 

それでも母親がいなくなっても引き取る気が無かったのですから、壮一郎の無関心さが分かりますね。

 

壮馬が説得していなかったら、今頃どうなっていたのか・・・。

 

 

宮瀬はその後、大学には進学せず、そのまま九条家の使用人となり現在も屋敷の管理をしています。 

つまり彼は、前当主の妾の子で、壮馬の実の弟だったわけです。

 

昔の財閥の家なら、妾の子など珍しくなかったでしょうが、フィクションとはいえ現代でも起こっているのはゾッとしますね。

 

宮瀬も、母親が逃走するまでは、生活は苦しくても幸せに暮らしていたはずです。

それがいきなり母親の失踪で生活が変わってしまったのですから、この出来事は彼にとって人生の転換期だったでしょう。

 

壮馬とは、主人と使用人という立場ですが仲は良好です。

兄妹としての会話はなくても、穏やかな関係を築けていました。

主人公を人質に!目的は九条家への復讐?

普通の兄弟ではないけれど、良好な関係を築けていた宮瀬と壮馬。

しかし、彼はメリーゴーランドがある場所で主人公を人質にとり、壮馬に1人で来るようにおびき出します。

 

 

彼の目的は九条家への復讐です。 

宮瀬は、本編から3年前の壮一郎の葬式で、彼は母親と再会します。

 

宮瀬涼子には、婚約者がいました。

そのため、壮一郎の物になるのを一度断っていました。

 

しかし、彼は

 

「自分の物にならなければ父のクビを切る」

 

と脅し、無理やり自分の物にしたのです。

新たな仕事先を探すにしても時間が掛かりますし、多くの財力と権力を誇る九条家の圧力で、路頭に迷ってしまうことも考えられます。

 

そのため、彼女は婚約者との結婚を諦め、九条の元に行くことを決めたのでしょう。

 

彼女を無理やり手に入れた壮一郎は、籍を入れるわけでもなく、所有物のように傍に置きます。

やがて宮瀬が生まれました。

 

 

母と再会した宮瀬は、その事実を母の口から聞きます。

 

九条に憎しみを向けた彼女は、成長するにつれ壮一郎に似てきた宮瀬のことも憎しみの対象になっていました。

彼女は、謝罪と共に宮瀬に

 

「二度とその顔を見たくない」

 

と言います。

 

最初は壮一郎の息子だとしても、愛していたのでしょう。

しかし、父親の面影を見つけるたびに、彼女の中で憎しみの方が勝ってしまったのではないでしょうか。

 

宮瀬はそれを知り、彼も「宮瀬」の憎しみを背負うことを決めます。

これが彼にとって、2回目の人生の転換期だったのでしょう。

 

 

では、なぜ主人公を人質にとったのでしょうか?

 

壮馬は、九条家が今まで行ってきた汚い仕事から手を洗おうとしていました。

第三者から見れば良いことでしょう。

 

しかし、宮瀬にとってそれはとても許せないことでした。

いままで悪役だった人間が、いきなり日の目を見ようとしているのです。

 

彼にとっては、九条によって苦しめられてきた「宮瀬」のことを忘れて、綺麗な場所に行こうとしているのが許せなかったのでしょう。

だから彼は、九条壮馬には死ぬまで悪でいてもらおうと決め、スタンド関係で仲良くなった主人公を人質に取り、壮馬を呼び出したのです。

 

そして、誰も傷つけることなく、主人公にプラスという麻薬の研究データを渡して姿を消してしまいました。

 

母に会うまで、彼は自分が妾の子だと一生知ることはないはずでした。

 

しかし、不幸と偶然が重なり、すべての真実を知ってしまったために、復讐という道を歩んでしまったのでしょう。

アニメとゲーム版での違いを考察!

宮瀬は姿を消してから、シーズン3まで九条家には戻りません。

 

彼は九条家に戻るまで、主人公に1度姿を現しただけで表立った登場はありません。

そのため、アニメでは主人公を人質にとる展開を無くすのではないでしょうか。

 

シーズン3まで宮瀬は九条家とのわだかまりが残ったままです。

すでにアニメ第2期の制作も視野に入れているのかは不明ですが、ゲームのシナリオ通りに放送すると、アニメは不完全燃焼のまま終わってしまいます。

 

九条壮馬の話は物語にとても重要です。

宮瀬の出生の秘密は、九条という家の全容が良くわかる話になっており、壮馬の人柄も垣間見えます。

 

そのため、生まれについての話はあるでしょうが、主人公を人質にとる展開は無くなる可能性があるでしょう。

まとめ

今回の考察をまとめると、

 

  • 宮瀬は壮馬の異母兄弟
  • 母は失踪し、九条家に使用人として引き取られた
  • 壮一郎の葬式で自分の出生を知る
  • 九条家への復讐のために主人公を人質にとる
  • アニメの展開は変わりそう

 

です。

 

 

宮瀬のキャラクターストーリーはほかのストーリーと異なり、怪しいBGMや言動から暗い雰囲気を醸し出しています。

 

スタマイキャラクターの中でも一番重い過去と言えるでしょう。

そんな彼は、本編でも重要な情報を持っていたりするので物語に欠かせません。

 

復讐を誓っても、九条家で見せた姿は彼の本当の姿です。

ドジっ子も素で行っていました。

 

九条家にいた出来事がすべて嘘だったとは言えないでしょう。

時折見せる影のある姿を、アニメではどのように見せるのか楽しみですね。