ドラクエの人気モンスター・スライムの都市伝説を見ていきます。   愛らしくぷるぷるとした姿が大人気なモンスター・スライム。 彼には、いくつもの都市伝説・裏設定が存在しています。   その性別や最弱のス […]

ドラクエの人気モンスター・スライムの都市伝説を見ていきます。

 

愛らしくぷるぷるとした姿が大人気なモンスター・スライム。

彼には、いくつもの都市伝説・裏設定が存在しています。

 

その性別や最弱のスライムの正体について、詳しく考察していきます。

 

記事は下に続きます。

ドラクエのスライムの都市伝説

今回紹介するのは、スライムやその仲間たちの都市伝説です。

 

  • スライムの誕生秘話
  • ホイミンが人間になった経緯
  • 最弱スライムの名前
  • メタルスライム誕生の秘密

 

等、知っているようで知らないスライムたちの世界を、この記事では覗いていきます。

ドラクエの敵モンスターであるにもかかわらず、最も愛されているスライムたち。

 

その裏には、あの愛くるしい姿からは想像できない、意外なストーリーが潜んでいたのです。

 

スライムの知られざる裏設定

スライムは、アレフガルド大陸中央部の小さな湖の中で生まれたというのは、モンスター物語でも言われていますよね。

はじめは、目に見えないほどの大きさだったスライムは、やがて爪の大きさほどになったそう。

 

ちなみに最近のドラクエしか知らない人のために・・・アレフガルドは、ドラクエ1で出てくる土地となっています(*´∀`)

初期はこのスライムにもめちゃくちゃ苦戦します(笑)

 

その後、スライムはオスとメスに分かれ、繁殖し続けたんだそう。

その結果、湖はスライムで埋め尽くされてしまったのです。

 

湖にいたスライムたちもあまりの多さに苦しくなり、陸に上ってみよう!と思ったのだが、陸はスライムにとっては熱すぎて、溶けてしまう事態に・・・

しかし、スライムの適応能力は素晴らしく早く、陸に上がれるものがどんどん登場したのです。

 

そしてスライムは陸で草を食べて、暮らしたのです。

…草食系なんですね。

 

ちなみに、現在でも海で暮らしているのが、しびれくらげなどのスライム種です。

彼らは陸に上がることも出来ますが、そのまま海でも生活することが出来る水陸両用に発展を遂げたのです。

 

スライムの性別について

モンスターってそもそも性別あるの?とタイトルを見て不思議に思っている方も多いかと思いますが、モンスターの中でも特にスライムは性別がはっきりしませんよね?

でも実はしっかり性別が別れているんです!

 

スライムベスというオレンジ色のスライムをご存知でしょうか?

このスライムベス登場歴は非常に長く、ドラクエ1から登場しています。

 

オレンジ色だから?女の子ってこと?

いえいえ、実はスライムベスのベスという名前が女性だと言われているのです。

 

どういうことかというと「ベス」は海外では「エリザベス」の略として使われています。

「エリザベス」は通常女性にしか用いない名前なので、女性だということなのです。

 

実際、ドラゴンクエストモンスターズ+という漫画で登場したスライムベスもメスでしたね。

 

ということは、いつもよく見かけるブルーのスライムは男性?ということになるでしょうか?

常に登場するのは、女の子を守っているからなのかもしれませんね!

 

青スライムは、結構紳士なモンスターなのかもしれません。

 

ホイミンはどうやって人間になったのか

ドラクエ4に登場するホイミンをご存知だろうか?

ホイミンは主人公ライアンを手伝う、心優しいモンスター。

 

ホイミンの願いは「人間になりたい」

 

モンスターが人間にというのは、物理的に無理だろうと思うだろうが、なんとゲーム中にホイミンは人間になって登場するのです。

 

ライアンとホイミンが旅を続けていると、敵が現れ、ホイミンはあっけなくやられてしまいます。

ホイミンは薄れゆく意識の中で、神様と出会います。

 

ホイミンは神様に

 

「お願いです、最後に僕を人間にしてくれませんか?」

 

と願います。

すると神様は

 

「よし、お前はよく頑張ったから人間にしてやろう。今生きている人間の体をやろう」

 

とホイミンに言います。

しかしホイミンは、誰かを犠牲にしてまで、人間になるのは違うと思い、神様の提案を断ります。

 

「人を犠牲にしてまで人になりたいとは思いません。」

 

神様としては、ほんの冗談だったのですが、ホイミンのまじめで、人を思いやる気持ちに感動し、転生させてあげたのです。

やさしいホイミンだからこそ生まれた都市伝説なのではないでしょうか。

 

ちなみに、このホイミンはモンスター界の中でも伝説となっている人物?です。

ドラクエ5以降、仲間になるホイミスライムの名前が【ホイミン】なのは、初代ホイミンにあやかって付けられていると言われています。

 

ドラクエ界最弱のスライムの正体

ドラクエの中で一番弱いキャラクターはなんだろう。

と聞かれて一番に思い浮かぶのは「ぶちスライム」ではないでしょうか?

 

ぶちスライムといえば、通常のスライムよりも二倍ほど体が大きく、黄色い体に黒いぶちがいっぱいという外見をしています。

 

「スライムよりも弱いスライム」

 

として知られているこのぶちスライムが誕生した秘密には、こんな都市伝説があります。

 

スライムが自分より弱いスライムが生まれることを夢みたことから生まれた

 

というのです。

スライムよりも弱いのは、ドラクエ6のみの設定で、それ以外ではスライムよりも強いのですが、スライムが夢見たために6では弱くなったのかもしれません。

 

実際、ぶちスライムが出てくるのは、冒険の最序盤。

つまりムドーが作り出した夢の世界での出来事なんです。

 

ということは、この夢の世界でのみ現れるぶちスライムも、あるいはスライムが望んだ自分より弱いスライムの姿、なのかもしれません。

 

メタルスライムとみかわしの服

みかわしの服といえば、重い鎧などを装備できない魔法使いたちのために作られた魔法の服ですよね。

強靭なのにも関わらず、非常に軽い糸で作られているため、敵の攻撃を回避しやすいというのが特徴ですよね。

 

メタルスライムが誕生したのには、このみかわしの服がふかーく関係しているんです。

 

メタルスライム誕生秘話

むかーしむかし、ある寒い夜、スライムたちは寒さを凌げる場所を探して歩いていました。

 

すると、そこにあったかそうな「みかわしの服」が落ちていたのです。

スライムたちは、みかわしの服の中で寒さをしのいでいましたが、偶然通りがかったトロルたちに、遊び半分でみかわしの服に包まれたまま、ミスリル銀の中に投げられてしまったんだそう・・・

 

スライムたちは、高温のミスリル銀の中でも、みかわしの服と持ち前の適応性のおかげでなんとか命は助かりました。

しかし、みかわしの服は肌に張り付き、ミスリル銀までもが固まってしまったのです。

 

スライムの体はみるみる銀色になってしまい、みかわしの服の魔法の力=すばしっこさを手にいれることができたんだそう。

 

これがメタルスライムの誕生となり、この能力は子孫まで受け継がれたんだとさ。

めでたしめでたし。

 

というお話です。

 

  • みかわしの服の魔法ですばしっこさを
  • ミスリル銀の硬さで、防御力を

 

なるほど・・・これなら、スライムたちがやたらと固く、そしてすばしっこいのにも納得ですね(^_^;)

はぐれメタルはメタルスライムだった!?

はぐれメタルといえば、なんだかどろっと溶けてしまったような容姿が特徴敵ですよね?

でもなぜあんな容姿になってしまったのでしょうか?

 

実は、はぐれメタルは、その昔メタルスライムだったんです!

メタルスライムは群れで行動していたのですが、そこからはぐれてしまったので、はぐれメタルと呼ばれるようになったそうです。

 

はぐれメタルは、群れからはぐれてしまって、自分の姿を確かめることができなくなり、やがて元の形がわからなくなってしまった成れの果てなんだそうです。

なんだかかわいそうですよね。

 

群れに戻ったら原型を取り戻せるんでしょうか?

気になるところです・・・。

 

ちなみに、同じ理屈でバブルスライムも元々は群れからはぐれたスライムでした。

しかし、形がわからなくなり、草原で草ばかり食べているうちに、自分の体の色さえわからなくなってしまい・・・ついには、あの緑色へと落ち着いたのです。

 

仲間って、大事ですね…

 

スライムの都市伝説はドラクエと共に続く

いかがでしたか?ドラクエのスライムの都市伝説は、

 

  • スライムは当初オスメスにも分かれておらず、湖でしか生活できない存在だった
  • オレンジ色のスライムベスのベスはエリザベスの略で女性名である
  • 心優しいホイミンは、神様に助けられ人間になることができた
  • ぶちスライムはスライムが自分より格下が欲しいと願ったことから誕生した
  • みかわしの服とミスリル銀、スライムを合わせるとメタルスライムが誕生する
  • はぐれメタルは、元はメタルスライムで原型を忘れてしまった

 

でした!

 

おや?そこの草むらで、何かが動いていますね。

 

謎のスライムが現れた!!!

 

どうやら、新種のようですよ。

また新しい都市伝説が、生まれてしまいますね。