ゲゲゲの鬼太郎第54話のあらすじネタバレを紹介します。   今回のお話は、考えさせられる、そして寂しい気持ちにもなってしまう物語。 泥田坊と鬼太郎は、一体何を思ったのでしょうか?   記事は下に続きま […]

ゲゲゲの鬼太郎第54話のあらすじネタバレを紹介します。

 

今回のお話は、考えさせられる、そして寂しい気持ちにもなってしまう物語。

泥田坊と鬼太郎は、一体何を思ったのでしょうか?

 

記事は下に続きます。

ゲゲゲの鬼太郎54話あらすじネタバレ

真夜中、1台のトラックが走る。

 

「出る・・・。出る・・・。」

 

何かに怯えながら、あたりをキョロキョロ見回す運転手。

木に泥がはねた。

 

すると、地面の泥でトラックがスリップ。

泥にはまり動かない。

 

運転手が慌てて外に出ようとすると、大きな茶色の手がトラックを襲う。

 

間一髪トラックから脱出した運転手が、顔を上げると

 

「田を返せー・・・田を返せー・・・。」

 

と、うめき声とともに大きな泥の巨人が現れた。

 

悲鳴を上げる運転手。

泥の巨人は、右目をぎょろりと開いた。

 

とある建設現場。

 

「泥田坊・・・ねぇ」

女性が泥田坊の絵が描かれた紙をねずみ男に見せられる。

 

「農民の父親が荒れた土地を苦労して開拓し、ようやく米が採れるようになった。

ところが、その息子は酒ばかり飲み田んぼは人手に渡ることに・・・。

それで悲しみながら死んだ父親は夜な夜なその地に現れては、田を返せー田を返せーと・・・。

今回もそう、あんたらが土地を荒らすから怒ってんのよ、泥田坊は。」

 

ねずみ男の話に

 

「何のお話なのか・・・さっぱり・・・」

 

と言いつつも震えが抑えられない女性。

 

それを見て怪しく笑うねずみ男。

 

「妖怪のせいで作業が進まない。

ところがお偉いさんたちはスケジュールは守れ!の一点張り。

労働者は辛いねぇー。さぞかし不安でしょう・・・。

そこで!俺の出番だ!

鬼太郎ってのがいてね。

妖怪退治のエキスパートだ。

もちろん、ただ働きってわけにはいかねぇが・・・。料金プランは松竹梅・・・。」

 

名刺を差し出し話すねずみ男に、社長がつかみかかる。

 

「しゃ・・・社長・・・。いっひっひっひっひ。

こりゃどうも社長さん。妖怪退治とお祓いとカウンセリングがセットになった松コースはいかがですかぁ?

なんなら鬼太郎のサイン入りブロマイドもおまけに付けちゃう。

にひひひひ。」

 

社長につかみ上げられ、慌てながらも続けるねずみ男。

 

「二度と姿を見せるんじゃねぇぞ。」

 

そう言って社長は、ねずみ男を外に投げ飛ばした。

 

鬼太郎の家で、砂かけばばあに手当てをしてもらうねずみ男。

 

「30年前、田んぼをゴルフ場に作り替えた。

それが流行らなくなったら今度は、メガソーラー発電所となぁ・・・。」

 

と目玉おやじ。

 

「泥田坊が怒るのも無理ないわ。」

 

猫娘が続けた。

 

「待てよ・・・。30年前に作り替えたときに、泥田坊は人間とトラブらなかったのか・・・?」

 

ねずみ男が考え込んでいると、鬼太郎が突然

 

「ちょっと出かけてきます。」

 

と動き出した。

 

30年前の事件

先ほどの建設現場では、工事の中止を作業員たちが社長に懇願していた。

 

しかし社長は、工事をやめようとはしなかった。

 

外に出た社長の目の前に、突然鬼太郎が現れた。

 

驚く社長。

 

「お前は・・・。」

 

社長を睨みつける鬼太郎。

 

「30年ぶりだな・・・。」

 

鬼太郎に話しかける社長。

 

その頃、鬼太郎の家では。

 

「やっぱり・・・。30年前にもねぇ・・・。」

 

そう言うねずみ男に、目玉おやじは、

 

「うむ・・・。泥田坊は、人間を皆殺しにする勢いで暴れまわったんじゃ。

見かねた鬼太郎は・・・。」

 

鬼太郎は、泥田坊の暴走に、やむなく泥田坊を倒した。

当時の作業員たちが泥田坊の消滅に、大いに喜んだ。

 

自分たちの身勝手な行動を棚に上げ、笑い喜ぶ作業員たちに、鬼太郎は、

 

「・・・いい加減にしないか!

泥田坊は、自分の田んぼを守ろうとしただけだ。

お前たち人間はいつだってそうだ・・・。

この世界は自分のものだと・・・思いあがって・・・お前たちなんて・・・助けるべきじゃ・・・」

 

抑えきれない怒りに、ちゃんちゃんこで作業員たちのいる地面に、大きなゆがみを作った。

 

「鬼太郎・・・よさんか!」

 

「でも・・・父さん・・・!」

 

目玉おやじが止める。

 

「・・・よすんじゃ。」

 

振り返ると、鬼太郎の攻撃にやられた父の傍で、泣きながら鬼太郎を睨みつける子供に気づき、ハッとする鬼太郎。

 

その30年前の子供こそが、今の建設現場の社長だったのだ。

 

「あれから三日後・・・親父は死んだよ。

まぁ、お前に言わせりゃ人間の思いあがりが招いた結果・・・ってやつなんだろうな。」

 

話をする社長。

 

「泥田坊が現れた・・・。」

 

鬼太郎の言葉に驚く社長。

 

「時が傷を癒したのか・・・あるいは再開発への怒りで眠りから目覚めたのか・・・。

このまま工事を続ければ、また・・・。」

 

鬼太郎の言葉を遮り、社長は、

 

「工事は続ける。

・・・で?お前はどうする?また泥田坊を退治してくれるのか?

それとも今度は俺たち人間を退治するのかい?」

 

と笑いながら言った。

 

鬼太郎は、何も言わずに去っていった。

 

泥田坊の出現

その晩、建設現場に一人佇む鬼太郎。

 

うめき声とともに紫のモヤが、一瞬現れた。

 

すると、突然明るくなり、稲穂が実った田んぼへと景色が変わる。

あたり一面の稲穂の中で佇む鬼太郎。

 

「田を返せー・・・。」

 

という声とともに、鬼太郎の後ろに紫のモヤが現れた。

 

「姿を現せ・・・泥田坊。」

 

モヤを睨みつけながら、ささやく鬼太郎。

 

すると、

 

「田を返せー!!!」

 

という声とともに泥田坊が現れ、元居た建設現場に戻った。

 

鬼太郎に襲い掛かる泥田坊。

 

「やめろ!僕は話をしにきたんだ!」

 

鬼太郎が語り掛けるが、耳を傾けることなく、攻撃を続ける泥田坊。

 

指鉄砲を放とうとするが、冷静になった泥田坊を見て、その手を納める鬼太郎。

 

「ここは、お前の土地だ。人間を憎む気持ちはよくわかる・・・。でも・・・。」

 

鬼太郎が必死に語り掛けていると、泥田坊は首を振り、突然地中へ戻ろうとする。

 

慌てて止める鬼太郎。

 

「工事は止めさせる!僕に時間をくれ!泥田坊―――!」

 

鬼太郎の必死の言葉に、一度は振り返った泥田坊だったが、再び地中へと戻っていった。

 

「頼む・・・泥田坊・・・。」

 

泥田坊の消えた地面に、力なく話す鬼太郎。

 

泥田坊襲撃・・・そして

次の日の夕方、あるごはん屋では、建設現場に妖怪が出るというニュースも見ながら食事をしている、社長とその息子がいた。

 

「父ちゃん・・・。父ちゃんのお仕事だよね?お化けが出るの・・・?」

 

心配そうに話す息子に、

 

「お化けなんかいねぇ。」

 

という社長。

 

「嘘!!!」

 

息子にそう返されると、

 

「・・・嘘なもんか!例えいたとしてもだ!父ちゃんは無敵だぁ!お化けなんかぶっ飛ばしてやる!」

 

そう言って立ち上がり話す社長を見て、息子は安心したように笑った。

 

肩車をしながら二人が帰っていく姿を、鬼太郎は静かに見ていた。

 

その晩、社長が仏壇に手を合わせていると、何かの音に気が付きふすまを開けた。

 

するとそこには、鬼太郎が立っていた。

 

互いに睨み合う。

 

「あそこの市は、財政破綻寸前だな。

発電所が最後の希望だ。それにこの受注には随分金も使った。今更中止はできねぇ。」

 

「中止しなければ今度は死人が出るだろう。それは・・・あなたかもしれない。残された子供はどうする?」

 

「人間の事情と妖怪の状況が並び立たねぇ以上、引いた方が負けさ・・・。」

 

「勝ち負けの話じゃない!。」

 

「僕たち妖怪が憎いんだな・・・。」

 

「親父は最後こう言った・・・。」

 

❝わりいな・・・。とっとと逃げ出しちまえばこんなことにはならなんだ・・・。

でも、でもな、地面掘ってクギ打ち込んで働いてると、俺はお前たちの未来をこの手で作ってる・・・そう思うんだ。

へへ・・・。

なら、仕事を放りだすわけにはいかねぇじゃねぇじゃか・・・。❞

 

「坊主がいる今は、親父の言葉の意味がよーくわかる。

俺は・・・未来を作ってるんだ。

この子の暮らす世界が、もっとよくなると信じてな。」

 

「妖怪が出ようが出まいが関係ねぇ。

例えそれで死んじまうとしてもだ!

逃げ出すわけには・・・いかねぇんだよ。」

 

酒を飲みながら話す二人。

話終えると、鬼太郎は帰っていった。

 

鬼太郎を見送りながら、社長は考えていた。

 

❝あの時・・・お前が助けてくれなかったら、みんな死んでた。

俺もこんなことは言えてねぇ。

感謝はしてんだぜ・・・。

ま、仕方ねぇやなぁ。世の中みんなで仲良くって、出来ちゃいねぇんだ。❞

 

次の日の朝。

 

「あの時僕は・・・。

 

❝お前たちなんて・・・助けるべきじゃ!

 

・・・僕はそう思ってた。人間は身勝手だ。妖怪とは分かり合えないし、その必要もないって・・・。でも、今は・・・。」

 

30年前を思い出しながら、仲間に話す鬼太郎。

 

「まぁ・・・俺がマスコミに教えたおかげで今や、あの再開発は炎上案件だ。ほっといても中止にならぁね。俺って仲間想い。」

 

「金目当てのくせに!」

 

と、ねずみ男に突っ込む目玉おやじ。

 

笑うねずみ男。

 

再び現れる泥田坊

社長の自宅では、息子が父親の建設現場のニュースを不安そうに見ていた。

 

マスコミの影響で、中断している建設現場。

 

社長が一人、工事を進めていた。

 

何かの気配に振り向く社長。

 

すると、

 

「田を返せー・・・」

 

という声とともに、泥田坊が現れた。

 

「へっへっへ・・・。久しぶりだな。」

 

苦笑いしながらも、泥田坊に話しかける社長。

 

不思議そうな泥田坊。

 

「俺が逃げ出すのを待ってるなら無駄だぜ。

ここは俺たち人間の場所だ。出ていくのはお前の方だ!」

 

社長の一言に、怒りをあらわにする泥田坊。

 

社長に襲い掛かる。

 

間一髪でよけながら、

 

「どうした!?人間が憎いか?お得意のセリフをほざいてみやがれ!」

 

挑発する社長。

 

さらに激しく怒り、社長に襲い掛かる泥田坊。

 

すると突然、作業用トラックに積んであったライトが一斉に点灯し、泥田坊に光を浴びせた。

 

光を浴びた泥田坊は、地響きとともに溶け始める。

 

「っしゃあ!予想通りだ!お前が現れるのは決まって夜。

そして、その湿っぽい体。お前の弱点は熱だ!」

 

苦しみ溶けていく泥田坊を見上げながら社長は言った。

 

泥田坊が固まり崩れ始めたとき、鬼太郎が現れた。

 

「泥田坊・・・!」

 

鬼太郎の呼び声も虚しく、泥田坊は、粉々になった。

 

慌てて手を広げた鬼太郎だったが、受け止めることなど出来ず、悔しそうに拳を握った。

 

笑う社長に、怒った鬼太郎は振り向く。

 

「俺の勝ちだな。」

 

社長の一言で、頭に血が上った鬼太郎は、指鉄砲を社長に向けた。

 

しかし社長は、微動だにせず、

 

「っふ。打ちたきゃ打ちな。

 だがな、人間の歩みは止まらねぇ。

土掘って杭打って、土掘って杭打って・・・!未来を繋いでゆく!

俺が死んだところで止まりゃしねぇんだ!」

 

指鉄砲を打っとうとしたとき、

 

「やめてーーー!父ちゃーーーん!」

 

社長の息子が泣きながら飛び込んできた。

 

指鉄砲を収める鬼太郎。

 

「死んじゃやだーーー!」

 

社長の脚にしがみつきながら、泣きじゃくる息子。

 

しばらくして落ち着き、雨が降り出した。

 

泥田坊の気配にハッとする鬼太郎。

 

すると、

 

「田を返せー・・・。」

 

といううめき声の中、あたり一面に、泥田坊の目が現れた。

 

「まさか・・・この雨で・・・」

 

息子を抱きかかえ、空を見上げた社長。

 

次々に小さな泥田坊が現れ、慌ててライトをつけようとするがつかない。

 

逃げようとする社長だったが、小さな泥田坊に囲まれ逃げ出せない。

 

❝泥田坊・・・。やめてくれ、お願いだ・・・。❞

 

鬼太郎の思いをよそに、社長たちに襲い掛かる泥田坊。

 

社長の大きな悲鳴が聞こえた。

 

「やめろ・・・。やめるんだーーー!!!」

 

鬼太郎が体内電気で、周りの泥田坊たちをはじき返す。

 

力を失った泥田坊は、再び消えていった。

 

佇む鬼太郎に、傷だらけの社長が近づく。

 

肩をふるわせている鬼太郎の手を、息子がそっと包み込む。

 

「・・・ありがとう。」

 

そう言う息子に、鬼太郎は切ない表情を見せた。

 

夜は明けて、鬼太郎の家では、鬼太郎の仲間たちが発電所建設計画中止の新聞を見ていた。

 

建設現場では、泥田坊の墓を作り、社長と息子が手を合わせていた。

 

社長は息子を肩車しながら、何か吹っ切れたように、笑顔でその場を去っていった。

 

感想・まとめ

なんとも切なく悲しいストーリーでしたね。

 

30年前と同じような幕引きとなってしまいました・・・。

 

人間と妖怪・・・。

分かり合える日は来ないのでしょうか。

 

もしも泥田坊がこの世に存在していたら、きっとどこかに現れていることでしょう・・・。

 

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